♪ 奈良マンドリンギター合奏団 スタッフ・ブログ ♪

  合奏団のスタッフが、奈良マンの素顔、音楽に関係あること無いこと、どーでもいいこと、真面目な話、いろいろ語ります。

2023.3.19.練習記録

2023年03月19日 | 練習記録

「あと、2回あるな」と少し安心された感の漂うトーチャンさんの一言から、ほぼ一ケ月ぶりにスプコン練習を再開。3人の指揮者様をはじめ、セロは充実の5人、全体的にほぼ勢揃いでの練習でした。

▼まずはトーチャンさん。早速、練習スタートかと思いきや、スプコン前日・4/8(土)の恒例の「さくらまつり」演奏の出演者に楽譜の配布。

会場は、御嶽山大和本宮の境内イベントスペース、奈良マンは12時から20分ほどの演奏です。お近くの皆様、どうぞお出かけ下さいませ。桜の花が残っていることをただただ願うばかりです。

そして、スプコン曲の練習に。まずは、ベートーヴェンから。私もですが、ところどころにある曲間の停止忘れに伴う飛び出しが頻発。逆に間を取らないはずなのに取ってしまう棒のハプニングも(笑)。また、繰り返し漏れやダカーポ失念組も(音がちっちゃくなるのでバレる)。あらら・・久しぶりではありますが、本番コワ! 次回練習はバッチリいきましょう。

レスピーギは、第2曲と第3曲に集中。全体的に落ち着いたテンポとなり、いろいろと色付けも行われ、表示豊かになってきた感じ。予備拍の変更箇所もありましたので、ご注意を。

注目のマンドロンチェロの例のスーパー下降音階、やはり難しそう。その昔、必死こいて弾いていた先輩がいたなぁと、思い出に浸る指揮者様。雰囲気が出て最後の音のタイミングが合えば、合格ライン。次回も注目です!! と言うと、プレッシャーがかかりそうです。

▼つづいてTG様の「Colonel Bogey」と「Sports show march」。不思議といつも安定したテンポで弾きやすいことこの上ない。古関裕而の「Sports show march」は、装飾音のような三連符や、オリンピックマーチに通じる表に出ない凝った音階があり、全員の音が出るようになってくると、ズレも顕在化。三連符は個人力に負うところが大きく、今回確認練習したものの、もうひと踏ん張り、各人の追い込み練習が必要そう。次回に期待!!

▼Kiri様の「昭和歌謡メドレー2032」は、時間計測すると、一回通すのもたいへんな25分ほどの大曲。それでも今回は2回通しました。時間的には長いものの、けっこう楽しみながらの演奏なので、時間の経つのも忘れそう。

とは言え、神経使うところも多く、まだ細かい課題満載。イヤ、大きい課題も。16分音符を目にすると速く弾かねばとの先入観で、大きく乱れる。しっかり予備拍でテンポの確認と、周りの音を聴く余裕が必要。8分の12拍子でシンコペのところやタイのかかるところなど、きっちり弾きたいもの。

歌謡曲の職業バンドの人って、やっぱりプロなんだとつくづく感じる次第。当日、楽譜配布されて、リハで初音出し、そして本番。訓練? センス? 取り組み意欲? 何が違う?

ぐちゃぐちゃ言わんと、皆さん、しっかり追い込み練習を!! 次回は総仕上げです。

そうそう、そろそろ恒例のエンディングの「マンドリニストの行進曲」の準備も。

 

今回の練習曲は次の通りで、スプコンの全曲です。

<土谷さん>

○12CONTRETANZE L.van Beethoven

○Antiche Danza ed Arie per Liuto Ⅲ.Suite  Ottorino Respighi

 リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲

<田中さん>

○Colonel Bogey  Kenneth Joseph Alford/TG

○Sports show march  Koseki Yuji/TG

<桐山さん>

○昭和歌謡メドレー2023 編曲:Kiri

○アンコール曲(ナイショ)

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2023.3.5.演奏会、練習記録

2023年03月05日 | 演奏会

あちらこちらの梅だよりも届き、寒さも緩んできた中、3月5日(日)は、昨年早くから演奏のご依頼をいただいておりました「がくえんまえサロン・マンドリンコンサート」でした。

会場はいつものホームグランド的練習場所のある西部公民館の3階の学園前ホール。出演メンバーは、団員の9割ほど。

このホールは、2004年の初めてのスプリングコンサートを開いた会場であり、2012年まで利用していた懐かしい会場です。300余りの客席では、とうとうお客様が入り切れないようになり、やむなく別の大きな会場に引っ越した次第です。

その懐かしい会場での11年ぶりのコンサート、今回のお客様は65歳以上の方限定ということで、昭和歌謡をはじめ、その昔、音楽の授業などで習ったことのある懐かしいお馴染みの曲を準備しました。

午前中は舞台でのリハーサル、と言ってもゲネプロではなく、まるで通常の練習のように、最後の最後まで粘っての総仕上げでした。そして、午後の本番。

がくえんまえサロンを企画され方と西部公民館のご担当の方のご挨拶のあと、演奏が始まり、前半は、トーチャンさん指揮で、マンドリンマーチ、花、蝶々を主題とせる変奏曲、オーソレミオ、サンタルチア、リュートの為の古風な舞曲とアリアからイタリアーナとパッサカリア。休憩を挟んで後半はKiri様指揮で、昭和歌謡6曲(よろしく哀愁、君といつまでも、いつでも夢を、ガンダーラ、夜明けのスキャット、見上げてごらん夜の星を)。

アンコールは、「ふたりで~ドアを開けて~」・・・いやいや違った「また逢う日まで」。指揮者様はこの曲の誕生した年にお生れとか。「どうでもいい話なんですが・・」と前置きしての指揮者トークの一節でした。

尾崎紀世彦の「また逢う日まで」は1971年3月5日の発売なんですね。超偶然!!

今回は各曲について指揮者による解説があり、それぞれの曲に対して、より魅力を感じていただけたのではないでしょうか。

今回、プログラムに歌詞カードも準備されましたが、コロナ禍というご時世、軽く口づさむ程度・ハミング程度とのご案内でしたが、静かな会場でした。次の機会には、割れんばかりの大合唱で盛り上がりたいものです。早くその日が来て欲しいものです。

▼コンサートが終わったあとは、なんと、ホームグランドの6階にあがり、スプリングコンサート曲の合奏練習、このぉ、オニ~ッ!!(笑)

練習曲はトーチャンさん指揮のリュートの為の古風な舞曲とアリアから、Ⅱ.宮廷のアリアとⅢ.シシリアーナ。みっちり一時間ほど練習。

指揮者からの要望。

Ⅱ.宮廷のアリアは、4小節単位のフレージングをきちっと、そして、サッササッサと前に行かないこと。テンポのゆらぎに要注意、指揮をよく見ましょう。

Ⅲ.シシリアーナは、連続する8分音符を刻むパートの責任重大です。けっして速くならないこと、そして正確に。

今回の練習ではマンドロンチェロが不在のため、例のかっこいい急速下降音はなく、ちょっと拍子抜け(笑)。次回はバッチリ披露いただけることを期待しましょう。

本番に、練習に、団員の皆様お疲れ様でした。

 

会場にお越しのお客様、お楽しみいただけましたでしょうか。

来たる4月9日(日)には、DMG MORI やまと郡山城ホールでスプリングコンサートを開催します。スプリングコンサートでは、昭和歌謡メドレーもあります。ウキウキする行進曲に、ベートーヴェンの曲もあります。

マンドリン音楽でお休みのひと時を過ごしませんか? お花見の帰りにでもいかがでしょうか。皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

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