♪ 奈良マンドリンギター合奏団 スタッフ・ブログ ♪

  合奏団のスタッフが、奈良マンの素顔、音楽に関係あること無いこと、どーでもいいこと、真面目な話、いろいろ語ります。

2023.6.18.練習記録

2023年06月18日 | 練習記録

晴れは雨よりマシなれど、30℃を越えるような暑さは勘弁して欲しいものですが、そんな中、老いも若きも元気に練習に参加、偉~い!! 指揮者も3人勢揃いでした。

▼最初は、一か月ぶりのトーチャンさん。「神秘の街 ヴェネチア」、久しぶりゆえ、思い出しながらの指揮とか・・・楽譜を睨みながら、ここどうなってんの!? ややこしいテンポのところ、コケました(一同失笑)。メロディーになると自然にゆっくりなってしまったり、フェルマータあけの入り方や、accel.やaffrett.の程度等、慣れるまではけっこう手こずりそうな気配。1stの歴史的難所は温情でテンポダウンしていただけそう。となると、エアーか省略弾きでやり過ごそうかと思っていたアナタ、どうします?・・・・(笑)。テンポ次第ですが、まだ、6月とはいえ猛特訓しないと克服できそうにありませんね。皆さま頑張りましょう。

▼続いてはTG様の「マリターナ」。テンポがどの程度になるかまだ不安要素はありますが、だんだん見えてきそう。指定された奏法で弾けるかどうかは、テンポ次第のところも・・・

しかし、とっても怖~いのは最後のPrestoで、しかも、指揮は一つ振りになっちゃいました。今後何回か弾き込めば二つ目の音出しも揃うことになるでしょうが、早く克服して、安心したいところです。

▼Kiri様は「夢のヒヨコ」で、チェロ、ギター中心に、シンコペのパート特訓。意外に難しそう・・・でも、だんだん仕上がっていく感じでしたね。

次は久しぶりの「ニ短調序曲」。2004年の第23回定演で岡村光玉さんの客演指揮での演奏履歴があります。当時は全体的にかなり速かったようで、大変だったと聞いていましたが、今回はありがたいことになんとか・・・。自分の愛犬に「ファルボ」と名付けたという岡村さん、在りし日を思い出します。

最後は誰もが演奏経験のある「交響的前奏曲」。なつかしい曲です。奈良マンでも、1997年の第16回定演TG様指揮で演奏していましたね。いい曲ですが、やたらとトレモロ時間長く、まじめに弾くととても疲れるんですよね。できればエネルギーのまだある練習初めのほうがいいかも・・・

そろそろKiri様ステージの曲が準備されそうですが、指揮者様曰く、とても難しいとのこと。乞うご期待!!

 

今回の練習曲は次の通り(今回新登場)

<土谷さん>

○VENEZIA MISTERIOSA  Silvio Travaglia/Y. Matsumoto

 神秘の街 ヴェネチア

<田中さん>

○Maritana;ouverture  Wallace,William Vincent/Nara Mandolin Guitar Orchestra

<桐山さん>

○夢のヒヨコ  矢野顕子/Kiri

Ouverture in Re min.  Falbo S.

PRELUDIO SINFONICO  Ugo Bottacchiari

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2023.6.4.練習記録

2023年06月04日 | 練習記録

台風一過、真夏ほどではありませんが、暑くなりましたね。もう、マスクはずした~い。今回の練習は、Kiri様とTG様のお二人。

◆Kiri様は、あらたに3曲をご準備。まずは、第6回と第19回定演で演奏した「懐かしき追憶」。中野先生が機会あるごとに練習、演奏されていた名曲。解説によると、「作者との関連はわからないがカロリーナ・プリオーラ嬢に捧げられたワルツで、ーつーつに作者の思い出が語られているようである」と。どんなエピソードがあったのか気になるところですが、できれば、久しぶりに舞台で甘く美しく綺麗に奏でたいものです。

続いては、ヴェルキ31歳の作品ときの「組曲第一番」。古典組曲(バロック舞曲による組曲)の形式とか。THE CLASSICAL MANDOLINによると、ヴェルキは、18世紀のマンドリンのレパートリーを研究、1760年代から1770年代にかけてパリで出版されたさまざまなマンドリン奏法について調べ、当時、古典マンドリンがほとんどトレモロなしで演奏されていたことを確認。アンブロシウスの組曲に触発されこの曲を作曲、そしてトレモロを完全に排除。案の定ブーイングに遭い、のちの組曲第二番では少し譲歩したとか。初めて弾き、初めて楽譜を見ましたが、装飾されたドイツ語のデザイン文字のなんと読みにくいこと。今日の一番の悩みでした(笑)。

次は箸休めで、ファルボの「Intermezzo」。ところがどっこい。なかなか箸も休めず、絞られました(笑)。2005年のスプコンで演奏していましたね。

◆TG様は、子守歌を2曲ご準備。まずは、カブリエル・フォーレの「ドリー組曲」から「子守歌」。「ドリー組曲」はピアノ二重奏のための作品集のようです。途中フラットが4つも出てきて、とても寝かせられなかったかも・・・。

続いては、遠くから、配布中の楽譜をのぞき込んでいると、以前見たようなイラストがありました。杖をついて歩く帽子をかぶったご老人の姿。いやいやTG様の肖像画じゃありませんよ(すみません)。中野先生の描かれたゴダールのイラストでしょうか。楽譜は2017年のスプコンで演奏した見覚えのある楽譜「ジョスランの子守唄」でした。これは箸休めになりましたね。

子守唄でゆったりしたのも束の間。お待ちかね「マリターナ」。原譜には10分で演奏するようにガイドがあり、さすがに一般オケは10分少しで演奏していますが、それは至難の技。優しいTG様の温情で、過去の演奏会並みの速さでの練習でした。皆の音が出てくるとそれなりに作品に仕上がっていく感じですが、できればオケに近づきたいもの。今後のレベルアップが楽しみです。皆さん頑張ってね・・・・

 

◆今回の練習曲は次の通り(今回新登場)

<桐山さん>

懐かしき追憶 G.Filippa/J.Nakano

●Suite Nr.1 Konrad Wölki

Intermezzo Salvatore Falbo

<田中さん>

Berceuse Gabriel Faure

 From the“Dolly ” suite

Berceuse de Jocelyn B.Godard/J.Nakano

○Maritana;ouverture  Wallace,William Vincent/Nara Mandolin Guitar Orchestra

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