4月5日(日)のスプリングコンサートを控え、今回の練習では出席率がぐ~んと向上。練習会場は満杯で、いよいよ真剣みが出てきた感じ。そして、いよいよスプリングコンサートの曲が決定しました。TG様とDal氏は、既に配布されていた曲ですが、トーチャン氏の曲は、団員からのリクエスト61曲から絞られた28曲の中からの団員投票で、練習後の反省会の場で、公正な開票・集計とトーチャン氏による最終検討の結果、追加の2曲が決定しました。それはお馴染みの2曲です。次回には楽譜が準備されます。曲名はトーチャン氏から皆さんに発表されると思います。結局、皆さんよくご存知の斯界でポピュラーな曲が選曲されました。残す練習回数はあと5回、気合を入れて頑張りましょう!!
TG様は、4曲すべて音出し。私の好きなケテルビーの曲も入り、ルンルン。ケテルビーは、あるラジオ番組の穴埋めのために作曲した曲が大ヒットして、メジャーになられたようです。美しい描写的メロディーメーカーですよね。個人的にはケテルビー特集でもやりたいぐらいのファンです。4曲とも、音を探していたり、音が外れたり、タイミングがずれたりと、またまだ課題がありますが、少しづつまとまっていくことでしょう。
トーチャン氏は劇的序曲「幻の岩」を集中練習。反省会でもちょこっと触れましたが「幻の岩」ってなんなん? なかなか解説がみつかりません。某サイトには、アルプスにそそり立つマッターホルンの様な岩山を連想させる作品と説明されておられました。岩山の様子? 山の天気の様子? ポピー氏に聞いてみたいものです。曲は劇的序曲とつくくらいですから、力強さを求められますが、音は動くし早いし、つい雑な演奏になってしまうんですよね。これを克服せねば・・・。
Dal氏は、6曲のうち4曲を練習。まずはテンポがコロコロ変化する「トゥナイト」。Dal氏希望のテンポ通りに皆がついてきてくれるかが大きな心配のタネだったよう。でも、きっちりテンポを確認した後の最終の通しでは、決められたテンポで演奏できたのではと思いますが、いかがでしょうか? 評価甘い? それよりも、次回練習まで覚えているかが、大きな課題ではありますがね(笑)。この曲の出てくる映画「ウエスト・サイド・物語」を観たことがなく、先日、図書館でDVDを借りてきました。ストーリーはネットにもありますのでそちらを確認いただければよいのですが、トゥナイトの美しいメロディーの登場するシーンは、ダンスパーティーで一目で惹かれ合った二人が初めて愛を語らう夜に、この歌だったんですね。胸の熱くなった若い頃を思い出して弾いてみましょう!!!(もう無理か?(笑))
「心の愛」はタクト的には悩むところのない曲のようですが、弾くほうは意外にシンコペに神経を使う曲で、個人的には難物で、音を出すのが怖~い!! オイラだけかな? 曲を知り、曲にうまく乗れればいいのですが・・・
Dal氏の曲は、多くのお客様がよく知っているだけに、ある意味、怖さもあります。丁寧に弾きこんでいきましょう。
さて、今回の練習曲は次の通り。
<田中さん>
○Bells across the meadows Albert W.Ketelbey/Anomymous
牧場を渡る鐘
○Largo George Frideric Handel/石村隆行
○DONAUSAGEN Julius Fucik/Vinzenz Hladky
DANUBE LEGENDS / LEGENDES DU DANUBE
Walzer
○Trisch-tratsch-Polka Johann StraussⅡ/TG
<土谷さん>
○LE ROCHER FANTOME 幻の岩 H.STAZ-POPY/Mario Maciocchi
OUVERTURE DRAMATIQE
<井上さん>
○Tonight Leonard Bernstein/Dal Green
映画「ウエスト・サイド・物語」より
○I just called to say I love you Stevie Wonder/Dal Green
「心の愛」 映画『ウーマン・イン・レッド』より
○GABRIEL'S OBOE Ennio Morricone/Dal Green
from the movie “The Mission”(1986)
○From Russia with Love(1963) Lionel Bart/Dal Green
映画「007ロシアより愛をこめて」
以上