なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

さて、

2008-03-31 17:06:42 | 日記
3月31日
いつもの通りの仕事をして、
いつもより気ぜわしい。

子どもたちも15人ぐらい登園して
職員は、脇で子どもを見ながら新学期準備。
お弁当を注文して
話し合いをしながらこの2日間全員一緒に食べて
入園式の打ち合わせ。

一年間の心得について話す。
いつもこざっぱりとした服装で子どもや保護者に快感を与えてほしい。
化粧をするかどうかは個人にまかすけれども、
紅ぐらいはひいて欲しい。
疲れた印象をあたたえないでほしい。
子どもに尊厳を持って接するためにも、いつも快適な笑顔を見せてほしい。

子どもの名前を呼び捨てにしないで欲しい。
そのときどき愛称はオッケーだけれども、いつもいつも
呼び捨ては気をつけよう。
親が思いを込めて付けた子どもの名前。
親の想いを理解して、その想いを心に留めながら
子どもの名前を呼んでほしい。

だれもが緊張する新学期、ほのぼのとした雰囲気をだして迎えたい。

終了式

2008-03-28 16:57:01 | 日記
年度終了、
保育はとりあえず修了。
保育園は休ます営業。
明日も月曜日も営業。
営業というのだろうか。

新学期準備に追われたり、年度末の準備に取り組んだり。
頭が重たくなって
いま、ボーとしている状態。

首が凝って
頭がまわらず
肩が痛くて

だかもうここまで。
一年間の保育のふりかえりは昨日に終わり。
職員全員が自分の考えや反省や満足したことやこうしたいことを
語って
いい会議でした。

熱意があることは嬉しいこと。
また来年度もガンバレそう。
ありがとう。

職員の誇り

2008-03-27 15:36:42 | 日記
職員に今年一年をふりかえってもらった。
今夜が最後の勉強会に当たり、その前に色々な設問をして
それに答えてもらうというやり方だ。

1・みどり保育園の保育に誇りをもっていますか?
  全員が誇りを持っていると答えている。その理由を見ると
  みどり保育園に働けてよっかった。先輩がそれぞれに色々な力を持っていて
  それらがうまくかみ合っていると思う。
  「こどもから学びこどもに成長していこう」というはっきりとした姿勢が保育  の神髄にありとても勉強になる。
  職員の年令のバランスが取れていて大きな家族のように、時には先輩から隣の  オバさんのように叱られたり、または褒められたりできるので楽しく働ける。
  自然体で保育している姿がやはり伝統だと思う。
  みどり保育園には生活に根ざした保育がある。特別なことをするわけではない  が、こどもたちに体験してほしいことが随所にある。そのことが実は大切なこ  と。日常の中から学んで行っているのでどの子にも平等に経験できる。
  ちょっとした子供の成長や喜びや哀しみを見逃していない保育だと思う。
  こどもの出すサインを的確に対応できる職員がいる。
  どの子ものびのびして人の目を気にせずに表現している。それを見守る職員が  いる。
  こどもの主体性が発揮できる園だとおもう。
  職員全体のチームワークがあり、いざという時にだすパワーはすごいと感じま  す。
  自然を十分に取り入れ、自然にでかけて常にこどもに必要なことを惜しみなく  やっている先生方の姿に感動します。
  みどり保育園にいるこどもたちは幸せだと思う。
  褒める言葉が沢山聞こえる、命令している言葉聞こえてこない。
  こどもと一緒に楽しんでいるという感じがあります。
  四季折々の風のささやきや太陽の恵みも、木の葉のすれる音さえ聞こえるよう  な保育をしているところがとてもいい。
  毎月の勉強会で、職員全体が保区の方針や方向性を確認しながらできることが  いい保育につながっていると思う。
  毎月、園長が勉強会の中で的確にわかりやすい言葉で助言したり、示唆を与え  てくれるので、保育の方向性が分かりやすい。
  毎年何人もの職員を県外に参加させるなど職員の資質向上にかなりの力をあげ  ていることも、保育の質の向上につながる。
  保育関係の集まりでみどり保育園」というと一目置かれる。周りからの評価が  高いことを感ずるとき。いい保育園だなーと改めて思う。
  職員一人一人が素晴らしい人材だと思う。
  大人が情けを持っている。その情けにこどもが守られている。だからこどもは  のびのびとしている。
  いつも園長が職員一人一人の力を信じて任せてくれている。だから一人一人が  自己発揮しながらいい保育につながる。

  以上のような言葉が書かれていた。
なによりも、これまで長く勤めた職員の培ってきた保育の歴史があり、その積み重ねがみどり保育園である。
園長が作ったのではない、職員が作ったのだ。と、副園長に言われる。まさにそうなので゛私もそう思っている。
これだけのことを一人一人が「誇り」として表現できているところが私の誇りだ。
よくぞ育ってくれた。ありがとう。
 

ガランとした部屋

2008-03-26 12:14:05 | 日記
卒園して行った
胸を張ってどうどうと
誇らしげに
大きくなったら~と夢を語り
一年間の思い出を語り
友と遊んだことを語り合い
先生にお礼の言葉を述べて
卒園して行った。

そして今日
庭も、2階の部屋もがらんとした空間が残った。
特に2階の部屋には残り香はあるものの
だれもいない。

4月1日に進級するまで
静かな空間がある。

出る人がいれば入る人もいる。
晴々と卒園して行った子らは、
小学校へと

がらんとした部屋では、いまがチャンスだと
小さな子らが
出たり入ったり

ピンチはチャンス

2008-03-25 22:20:42 | 日記
古い友人の旦那さんの絵画個展のオープニングだと。卒園式の余韻をを残しながら、そのパーティーに出かける。
人形劇の大御所、かじまやーのくわえじゅんこさんの連れ合い。
独身の頃からの知り合い。
いや、それはいい。パーティーが苦手なのですぐに会場をあとに。
全く私はだらしないのである。知り合いがいないともう、場が持たない。
孤独感だらけ、どうやって見ず知らずの人に近寄るか。
あー、また余分なことを。
限界時間は30分だった。
パーティー会場を後に一人久茂地界隈をフラフラと。
やはり馴染みのパレットマリに到着。
賑わいピークのマリ。また、一人てカウンターに。
この雰囲気は大丈夫なので。
あら題目はなんだってけ。
今夜は卒園式の余韻を一人で。
懐かしい、嬉しい。ありがとう。

思い出を語る(3)

2008-03-25 16:30:26 | 日記
三年前、車椅子で面接に来たのはハヤト。3才。
全介助が必要な子だった。
脳性マヒで生まれた。いずれ、学校に行くときには養護学校だ。
だからせめて、小さい間に普通のこどもの達と接する機会が欲しいのだと。
お母さんの願いは切実だった。

以前にも全介護の子どもには縁があった。
周りの子どもたちと接することでお互いに認め合い、成長する。
場を共有しながらお互いに必要なことを援助する。
援助を介護をすることで、自分が一番だという子どもたちの持ち前の自己主張も
待つことも大切だということをいつか理解する。
頭で理解するのではなく、体験的にわかるので。
みんなが同じでなくてもいい、一人一人違ってもそれでいい。
認め合う心が、知らず知らずの内に身につく。それがいい。

弱い子もいて強い子もいて、そのとちらでもないこもいて。
速い子もいて、遅い子もいて、その中間もいて。
できる子もいて、まだの子もいて、その途中の子もいて。
様々な人間と出会いながら、私たちは大きくなってきた。
振り分けをしない社会が、保育園にはある。

3年間、一緒に食べで、一緒に眠って。
3年間、一緒に遊んで一緒に散歩に出かけて。
3年間、いつもいつも触れ合って
ハヤト君をありがとう。
お母さんご苦労さまでした。養護学校へと決まったけれど
夕方、いつでもハヤト君をつれて庭に来て、子どもの声を聞いてください。
ハヤトが大好きだった、子どもの騒音の中。
子どもの声がすると安心していたあの顔をわすれません。

思い出を語る (2)

2008-03-25 11:28:37 | 日記
いつもひょうひょうとしているコウヤ。
個性的な子である。背も大きく目立つ子だが、わが道を行く。
マイペースで周りがどんなに騒いでいても、自分のリズムを持つ。
周りの子が鬼ごっこで盛り上がっているとき、独りで虫を探して草むらに顔をうずめていた。
なんだかカッコイイなーと思ってしまった。
石嶺からお引っ越しで、西原小学校へと。

赤ちゃんのときから人見知りがはげしかった。
緊張度が人一倍高い。感受性が強い子がサダハル。朝一番に登園するので
おくるみに抱っこされて登園する日もあった。
2月生まれのせいもあろうが、人一倍大人の気をもらって6年間。
運動会でも、おゆうぎ会でも自己発揮をして自信満々だった。
なんでもできる子なのにいざという時緊張する。
自分でもいう。「だって緊張するんだもの」と。
卒園式の練習でもそれが見られて、気を揉んでいる。
でも、ちゃんとやれると信じている。

2才からの入園はハルキ。
キリリとした眼差しでじっと見る。静に見る。ちゃんと聞く。
目立たなかった2才3才~、いまではクラスの相談役というところかなー。
騒がず、急がず、じっくりとなんでもやれる。
見かけよりは、しっかり者だということが、
一日付き合えば理解できる。自己主張は強くないが、なんでもやれる子である。

3才から来たのはしっかり者のケイスケ。
活動的な子で、ケイスケが混ざったことで男の子たちの遊びも活発になった。
よきリーダーである。
頭の回転が速く、なんでもすぐに理解できる子なので前に進むことをつい考える。
でも、このごろ、まだの子を、待つことができるようになった。
周りと自分の関係を読み取れるようになった。
パズルでは大人顔負けの創作をする。

4才から来たのが5人兄弟の一番上のリョウコ。
5才のとき双子の妹たちができて、一気にお姉ちゃんを求めれて
でも、本来ののんびり屋さんなので、大丈夫。
間のとり方が独特で、周りをなごます。静かな子だがマイペース。
甘え上手なので、お姉さんぶり発揮よりも自分の世界を持つ。いいと思う。

さて、ハルカも4才から。
3月生まれだが、しっかり者。小さな身体に敏しょうさが備わっているので
うさぎのように飛び跳ねる。
うーんとさー、うーんとさーと、いつでも話をしたがる。いいなー。
妹想いでもある。

さて、ごごより卒園式が執り行われる。
会場づくりも終わった。暖かな雰囲気になった。





想い出を語る

2008-03-24 17:53:14 | 日記
あのなっちゃんが、ねー。と思う。
アノとは。赤ちゃん組のとき独りでベッドにいるのが好きで。
人が近くに来るのを極力嫌がっていたアノなっちゃんがである。
今では、シャイなでもムードメーカーでクラスの女の子のリーダー的な
明るく人懐っこい笑顔、今では友達が大好き。
あの頃を知っているものの話題にあがる。
「ベッドか出るのを嫌がったよねー」と。

卒園式を前に思い出すのである。

小さな小さな両手に入るほどの赤ちゃんだった。
カーリーへヤーの女の子はまるでお人形のようだった。
6年間、ずっと甘えんボーの一人っ子、ハルカ。
背は小さいけれども思い切り自己発言をする。
負けん気も強くしっかり者である。

とてもゆったりとした雰囲気は赤ちゃんの頃から変わらない。
おとなしく、あまり手のかからなかったリュウカ。
背も伸びてやはり変わらず穏やかな性格。優しくもありしっかり者でもある。
細やかなことが気配りもでき、人をホッとさせる。

ミホは一番背が高いという。
わが世界を行くマイペースな女の子。いつの間にか誰かのお膝を占領する。
それはいまも変わらない。甘え上手は得だなーと思う。
一見クールなのだけど熱い女の子だ。
甘いのが嫌い、おやつは嫌い。ご飯をしっかり食べる。のだと。

マリカもそう、3人姉妹の一番した。3人ともみどり保育園で育った。そしておばちゃんも、従兄弟も全員。だからおばあちゃんとは35年のお付き合い。ツーカーの友である。
そのマリカ、こどもの頃からふくふくとした顔がそのまま。丸い瞳で人を惹きつける。我の強さも人一倍。ひまわり組になって暫くは、自分の意見が通らないと一時間でも泣いていた。切り替え下手な性格だった。ところが、仲間に揉まれて担当と対に向き合い、いまでは調整役にまわっている。

人間は、必ず育つ。一人一人が思い思いに育っていく姿がこの仕事の素晴らしさ。

あらら、もうこんな時間に。
赤ちゃんのときから6年間みどり保育園で一緒に過ごした女の子だけに絞って書いてみた。
明日は卒園式。続きは明日にしようかなー。

花屋にて

2008-03-24 16:08:47 | 日記
花屋にでかけた。
卒業シーズン、入学シーズン。
春爛漫の花々が目に留まる。
香りが混ざってい一種独特のこの香りは花屋のものだ。

スイトピーは好きな花だ。
ピンク、ホワイト、ブルー。短かい茎が可憐に写るのか。

ガーベラ。単調な花弁の並び。
首がすぐに折れてくるので中に細い鉄線が入っている。

水仙も出ている。白い水仙、黄色のらっぱ水仙。香り強い。
もうすぐ、わが家の庭にも顔を出すだろうかとフッと思う。

カラーが大量に入荷していた。
白いだけなのに存在感がある花だ。気品がある。一輪300円もする。
奮発して10輪求めた。

雪柳、動くたんびに小花を欄散らす。粉雪が降るように。
10本求めた。

ドウダンツヅジの大枝。春らしく柔らかな葉っぱが好きだ。
玄関を春にしようと10本買入れてもらった。

さくら、沖縄の桜は終わっても、やはりこの時期さくらに想いがある。
染井吉野が欲しかったのだけど、まだ入荷していなということで、
小さな花芽のさくらを10本・・・贅沢を。これも玄関用にと入手した。

花屋の帰りはとても満足感に浸る。
こどもたちの笑顔が浮かび、お母さんたちの「素敵ですねー」の声もすでに
想像しているからだ。

少し贅沢に玄関を飾る。
これが私の趣味であり、心の贅沢感を味わってもらいたいという願いだから。

玄関の生け花、大作には自信があるの。
さて、これから始めようかと。


待ち時間の独りごと。

2008-03-24 15:47:45 | 日記
明日の卒園式を前に職員総出で色々な準備にとりかかっている。
2階に上がってお花を生けようとおもうが、
その前に式場の準備の最中でそれどころではない。

式全体をイメージして会場づくりを指示するものがいれば
そのイメージを共有して、現実に作っていく人がいる。
幾人もの人が関わると、指示する人が居なければはかどらないし
調和がとれないものになる。

指示、と、命令、の言葉が私は苦手である。
もちろん、
保育園の経営にはトップとしての指針は示す。
毎年の指針は示す。
こどもにとって大切なことも情熱的に話す。
そのことを元にして保育園職員の心が一つになる。

そのことを、自分では指示命令とは思っていない。
想いを共有して、一人一人の心からの意志で保育が成り立って思っている。
出張命令ぐらいかなー。命令するのは・・・。

でも、見えないものを作り上げるとき、青図面をひく人と、それをこなす人の
両者の関係には指示するという言葉は当てはまるのかもしれない。

命令はしなくてもいい。

さて、書きたいことはこれではなかったはずなのに
横道にそれてしまった。
見出しと、中身が違うのはそのせい。

想いを語り合っている仲間同士だと、いつも共有している部分が多いので
一気に仕事がはかどる。

2階での作業風景を見ていたら、みんなが楽しい雰囲気で和やかに会場づくりに参加していた。
まだ、花を活ける時間は来ない。