横綱白鵬は、横綱鶴竜を寄り切りで下し14勝1敗で、大鵬と並ぶ史上最多32度目の優勝を飾った。
白鵬は4場所連続の優勝で、8年連続8度目の年間最多勝。
10日目まで全勝をキープし、優勝争いの先頭を走った鶴竜は12勝3敗で終えた。
横綱日馬富士は、大関琴奨菊を上手出し投げで下し11勝目、琴奨菊は9敗目となった。
大関稀勢の里は、大関豪栄道を突き落として11勝目。豪栄道は10敗目を喫し、来場所かど番となった。
琴奨菊と豪栄道の2大関の皆勤負け越しは、2000年名古屋場所の雅山、武双山以来、14年ぶりの不名誉記録となった。
三賞は、白鵬ら2横綱1大関を撃破した前頭3枚目高安が2度目の殊勲賞、昭和以降最年長となる40歳2カ月で勝ち越し、10勝を挙げた前頭11枚目旭天鵬が7度目の敢闘賞、前頭8枚目で2桁10勝した栃ノ心も4度目の敢闘賞を受賞した。技能賞は該当者なし。
人気力士の新関脇逸ノ城は、前頭3枚目照ノ富士に右四つから2分をこえる力相撲の末に寄り切られて8勝7敗。前頭8枚目遠藤は、同12枚目誉富士を突き落として2桁10勝目を挙げた。
十両は元小結時天空が、12勝3敗で2004年夏場所以来2度目の優勝。
序二段は、元十両竜電、幕下は肥後嵐、三段目は篠原、序ノ口は佐藤が優勝した。
(http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/f-sp-tp3-20141123-1400056.html)
白鵬号泣V「相撲の神様が認めてくれた」
横綱白鵬は、横綱鶴竜を寄り切りで下し14勝1敗で、大鵬と並ぶ史上最多32度目の優勝を飾った。
表彰式で君が代が流れた瞬間、白鵬は感極まった。唇を震わせると左手で目頭を押さえた。とめどなく流れ落ちる涙を右肘でぬぐった。
優勝者インタビューで、32度目の優勝の感想を聞かれた瞬間、ふぅーと息を吐き出しただけで言葉にならない。
そして、モンゴル語で優勝の喜びを伝えた後、日本語で「15年前に(体重)62キロだった小さい少年がここまで来るということは誰も想像しなかったと思います。この国の魂と、相撲の神様が認めてくれたからこの結果があると思います」と言葉に力を込めた。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141123-00000034-nksports-spo)
横綱白鵬、32回目の優勝おめでとう!
今年1月の初場所での28回目の優勝の時に「白鵬、今年の優勝30回以上はありそうやな。」と書いた。(参照1/26 2913号)
まさか4場所連続の年5場所制覇するとは思わなかった。
それだけ白鵬が強すぎ、周りが弱すぎるということ。
日馬富士、鶴竜は横綱としての責任をしっかり果たして欲しい。
大関陣も大関として優勝を目指してほしいが、来場所は2大関に角番の脱出がかかっているとは何ともはや情けない。
優勝どころか大関の地位維持が場所の目標とはなぁ。う~ん・・。
これで白鵬は大鵬に並んだ。来年は大鵬越えが待っている。
周りがこれじゃあ来年早々に大鵬越えが見られるかも。
白鵬以外の横綱、そして大関陣、がんばれや!1場所でも多く大鵬越えに待ったをかけたれや!
ムリ??
横綱白鵬、優勝おめでとうございます。
3148号