大相撲初観戦。

大阪駅前第３ビルの地下の金券ショップで春場所のチケットについての張紙を見たのは、そう今から2ヶ月程前でした。
枡席B 21,500円ぐらいやったかな、しかも弁当、酒、おみやげ付き。安い！って思いましたね。枡席は4人で座るところ、4人で２万円程なら「買いじゃ！」と思ったわけです。家に帰り大相撲のホームページで調べると枡席B 41,200円。

金券ショップやと約半分になるんや～安い～～、大相撲ってここまで人気がないんかいな、そうや！親を連れて3人で春場所に行こう

と、柄にもなく思い、２月の末頃に親を誘うと とっても乗り気！で、いよいよ金券ショップに行く。店員が言うには枡席は4人用になっています。3人で行かれても4人分の料金がいりますので八万六千、、

えっ！は,は,はちまんろくせ、、ひ,ひ,ひとり、にまん、、　　「ちょっと考えます」
店を出て、さあそれから考えた。
どうしよう、、8万はよう出さん、でも親はめちゃめちゃ喜んでた。だいたい1人分なら1人分としっかり書いとけ！

などと、店に対してだんだん怒りが込み上げて来る。しかしやはり春場所に行くかどうかが問題になってくる。時はちょうど永田メール騒動で偽物と認めた頃。おっちょこちょいの永田の顔がちらつきながらも親に言う前に店に確認しとくんやった、と悔やみつつ、、
いや、ちょっと待て！と、相撲協会のホームページで調べたことを思い出し、急ぎ家に帰り調べると41,200円。もちろん4人分。ただし弁当等はつかない。

結局相撲協会からチケットを購入することにし、行きたかった12日目枡席は皆売り切れていたので、しかたなく11日目枡席Cということで何とか一件落着。




さて春場所は、朝青龍と白鵬が土つかずのまま11日目を迎え、ついに両者が対戦することになりました。初めて大相撲を観戦する日に好取組が組まれ、とてもラッキー、12日目のチケットが売り切れていて本当によかった！って何度も思いました。

大阪府立体育会館に入り、十両を3番見て、幕内力士登場、横綱土俵入りとなりました。
実は仕切り時間が長く、退屈するだろうと、雑誌でも持って行こうかな、なんて思っていたけど、そんなものは全然必要ありませんでした。むしろ仕切り時間が短く感じられたほどです。

北桜と豊桜が兄弟とか、その北桜が水戸泉みたいに塩を高くまくとか父親も母親もとっても詳しい、意外な一面を見させてもらいました。北桜の塩まきで館内が沸き、でもそれ以上に高見盛は入場だけで拍手が起こります。
ここで感じました。これはショーだ、相撲ショーだ！だから仕切り時間も気にならず、とっても楽しめたんだと、、、真剣さはテレビの方が伝わってきます。


取組は進み魁皇が栃東に勝ち、いよいよ結びの一番。横綱と白鵬です。は、く、ほ～～～と声援を送った甲斐があったのか見事 横綱に土をつけ、さあ、座布団投げです。４枚あった座布団を全部投げ、うち１枚は前の席の人にあたってしまい、その節は大変失礼致しました。この場をお借りしてお詫び致します。
でもしかし、、、楽しかった。。

あっ、それから途中、売店に行く間に武蔵丸親方とすれ違いました。でっか～～～～い。そして顔が黒～～～い。受付では黒姫山も見たし、本当に有意義な満足できる大相撲観戦でした。ほんの少しだけ親孝行もできたし（と、思うんだけど、、、）来年もまた行きたいなあ。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　２号