ナカナカピエロ おきらくごくらく

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立原正秋

2011-05-31 02:14:39 | 日記
立原正秋

立原正秋が書いた書籍は全て読んだ。

立原正秋は、日本の美を愛した。小説の中では、かくあるべしといった日本の男女がよく登場する。控えめだが芯の強く着物の良く似合う女。そして、かたくなで妥協しない強靭な精神をもつ男。

立原正秋との出会いは大学生の時。たまたまテレビでやっていた「恋人たち」というドラマ。根津甚八、大竹しのぶ、桑名正博、田中裕子、いしだあゆみ、と名だたる名優が出演するドラマ。この原作が「恋人たち」「はましぎ」。

この小説を皮切りに、片っ端から立原正秋の小説を読んだ。立原正秋から学んだ日本文化は多い。庭、茶、そして能。立原正秋の影響で、岩波文庫「風姿花伝」も読んだっけ。

何よりも、小説に出てくる強い男性に憧れた。多分、立原正秋自身、在日という意識が根底にあったのかもしれない。強くなりたいという思いが人一倍あったのだと思う。そして何よりも真の日本人になろうと心内でもがいておったのやもしれず。そんなそぶりな文章は一つも残されていないのだが。。。

今や、立原正秋の本など書店には一冊も置いていない。大きな書店でも数冊ぐらいある程度であろう。時代は変わったと感じる。

後記

心療内科に通院。主治医の先生から「元気ありませんね」と言われ、そういえば何か疲れている自分に気づいた。今日のような天気(くもり)の日は、みんな元気ないんですよ、と言われ、マイペースでいきましょうと言われた。

会社からの帰り際、アスファルトを見つめながら歩いていると、だんだん暗くなっていき、またも自分が首つり死体になっている幻覚が。。。

思ひ故の物狂いをば、いかにも、物思ふ気色を本位にあてて、狂ふ所を花にあてて、心を入れて狂へば、感も、面白き見所も、定めてあるべし。

これが私の人生かと。。。できうれば、心を失い狂へばよいものを。とぞ思う。
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ドレッシング

2011-05-30 02:48:15 | 日記
ドレッシング

マヨネーズが一番好き。

しかし高脂血症である私は、マヨネーズ禁止令が出ているため、もう随分の間、口にしていない。

随分と前のことだが、母が入院していた病院に姉といった時、”まい泉”でお昼ご飯を食べようということになり、とんかつ定食を頼んだ。私は、いつもどおり、たっぷりソースをかけたところ、姉が”あんた!何やっているの!”と言われ、私は”何が?”と言い返したら、”ソースかけ過ぎ!”と言われ、それ以来、姉のチェックが厳しくなった。

その後、いつぞやの日に、行きつけのとんかつ屋で家族そろって食べに行った時、キャベツのドレッシングが2つ、ゴマタレと青じそが置いてあった。私がゴマダレを選んだところ、姉がつかさずチェック。

結局、あんた、カロリーがあるものが好きなんだわ。と。。。

私は何も反論できなかった。まあこういうところから改善していかないとダメなのね、っと思うのだが、実情はなかなか。。。。まあ、がんばります。
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台風の目

2011-05-29 00:43:15 | 日記
台風の目

昨今、日本にも竜巻が発生する異常事態となっている。今回の東北関東大震災では、天と地が入れ替わってしまった。自然災害はとどまることを知らない。この時期、普通は梅雨前線が居坐るだけだが、今は台風も一緒にやってくるのだから堪らない。

子供の頃、私の家族は高台の1軒屋に住んでいた。木造建築のその家は、昔ながらの瓦屋根で、アルミの雨戸を開けたり閉めたりするときに、キイキイと音がし、開け閉めが難儀な家であった。

台風が来ると、停電になったり、水道が止まることがよくあった。夜になると真っ暗の中、居間にろうそくを灯し、何もできないので、家族でトランプなどで遊び、台風が過ぎるのを凌いだ。今からみれば、懐かしい思い出だ。

私は小学生の時、一度だけ台風の目を見たことがある。後にも先にも、その時だけだ。黄色い傘にランドセルを背負って雨風を凌いでいると、突然、雨がやみ日が差してきた。

うえを見ると黒い雨雲にドウナッツのような穴があいて青空が見えた。直径10メートルぐらいだったか、穴の周りには黒い雲が弱々しく旋回していた。そして一分も立たないうちに、また激しい雨風に襲われた。

大人になった今でも、不思議な光景だったと思う。
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節電

2011-05-28 01:29:53 | 日記
節電

今年の夏は暑いだろう。誰もがそう思っているはずだ。

会社からも説明があったが、輪番制に異を唱える人もいた。結局、その日の電力を他の日に回すだけで総体量はかわらないか、逆に増えるんじゃないか、というのがその人の主張だった。

昔はクーラーなんてなかった。私は大学に入って初めて自室にクーラーを入れてもらった。大学受験を控え、勝負処の高校3年生の夏は、暑くてしようがなく、勉強どころではなかった。夏休みは昼間は寝て夜中勉強するなどで対処していた。扇風機とかき氷で暑さを凌いだ。

よくよく考えてみれば、昔の日本人は夏の過ごし方をよく心得ていたのではなかったか、と思う。朝は朝顔を愛でて水やり。日中はすだれで日を避け風通し良く。風は吹けば風鈴がなり。浴衣姿で夕涼。食べ物は、かき氷、すいか、そうめんなど。

今一度、昔の日本人になってみてはどうだろうか。そんな気もするが、まあ実際に、体験してみないと分からない、という所が本音かな。
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数論

2011-05-27 02:53:50 | 日記
数論

”数論は数学の女王である”とは、数学の天才ガウスの名句である。

最近近くの職場の人で、やはり数学好きでリーマン幾何を勉強している人と雑談したときに、数学をやっている人は一度は数論に惹かれるんですよね、と言っていた。

私は数学好きだけど、そんなに頭は良くないから、いつも数式や記号に”ああでもない、こうでもない”となかなかすんなりとは理解できない。

そんな私でも何とか高跳びでクリアできそうなお気に入りの数学の本がある。

岩波書店 現代数学への入門 数論入門
       山本芳彦著

ようやく読み終えた。これで3回目の読み直しだ。今回は代数幾何や群環体など色々と勉強した上で読んだから、かなり理解できた。しかし自己採点は55点ぐらいかなと厳しめに評価。あと5~6回程、読みこまなければ、と思っている。とりあえず、一つハードルを上げて、

岩波書店 現代数学の基礎 数論入門ⅠⅡ
       加藤和也・黒川信重・斎藤毅著

を読もうかと思っている。

エー、数論なんて知らないよ、と思っている人は

ピアソン・エデュケーション はじめての数論
       J.H. シルバーマン著

がおすすめ。
最終的には、面白ければいいじゃんってノリで。

後記
またコレステロールの検査のため通院。中性脂肪が減ったのと善玉コレステテーロールが増えたのは良かったが、悪玉コレステロールが相変わらず高いまま。先生の言葉も、うわの空。馬の耳に念仏です。(って、だめじゃんみたいな。。。)

※今回は数学ネタで、すいません。。。数学嫌いの方は、”へー”(トリビアの泉状態)という感じで聞いてください。
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彗星ELENIN

2011-05-26 01:43:06 | 日記
彗星ELENIN

上長が変わり、個別の面談を終えた後、雑談となり、彗星ELENINって知っている?と聞かれたが、私は全く知らなかった。何と無知なことか。

Websiteで調べてみると恐いことが書かれていた。
彗星ELENINが太陽系に接近しており、今回の東北関東大地震もこの彗星の引力により引き起こされたとのこと。太陽と地球と彗星ELENINとが一直線に並ぶと災いが起こるらしい。あともう一度、至近距離で一直線に並ぶことがあり、その時は地球滅亡とも言われているらしい。

いやあー。こわーい。

とおふざけできるのも今のうちかも。。。。
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すべらない?話

2011-05-25 00:47:56 | 日記
すべらない?話

持ちギャクで、思いっきりすべったギャグを2つ。

同時並行で3つ4つの仕事をこなしながら、パソコンのキーボードを叩いている状態を”ミッキー吉野状態”と呼んでいたのだが、若いやつから、”誰っすか?”と言われ、”ああ、これがオヤジギャグなのね”と思い、一抹の寂しさを感じた。

一応説明しておくとゴダイゴというバンドでキーボード担当だったのがミッキー吉野。3つ4つのキーボードを並べて使い分けながら弾いてたのが語源。

もうひとつ。
めちゃくちゃ忙しい時に、上長から”ピエロっ!数えておけ”と言われ、”いくつになった!?”と聞かれ、”三歳でちゅ”と答えたら、マジギレされて、”てめえ!殺してやる”と言われたこと。

後記
親友が嘆いていた。坂上次郎さんが亡くなった時ショックを受け、後輩に話したら、”誰っすか?”と言われ、逆上したそうだ。
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神奈川近代文学館

2011-05-24 01:31:30 | 日記
神奈川近代文学館

神奈川近代文学館主催の遠藤周作展を見に言った。

前に”私とイエス”の題目をブログで、遠藤周作「イエスの生涯」を紹介したが、他にも「沈黙」「海と毒薬」「白い人、黄色い人」など傑作もある。しかし、ここでの説明はやめよう。

ここでは、神奈川近代文学館を紹介したい。

もう随分と小説を読んでいないが、最近は色々な作家がいてよくわからない、というのも理由の一つ。やっぱり明治、大正、昭和の作家に惹かれる。彼らは、独特の美意識で、小説を書いている。一言一句が職人芸で、作品は美術品に並ぶ。その精巧な言葉の選び方、一つ一つにきめ細かい細工がされており、一文を読むだけでも、うなずいてしまう程、択一しているのだ。

神奈川近代文学館は、そういう作家を展示企画している稀有な施設なのだ。ぜひ、足を運んでもらいたい。
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ドストエフスキー

2011-05-23 01:45:59 | 日記
ドストエフスキー

ドストエフスキー は一時期、いや今でもブームになっている。火付け役は亀山郁夫の新訳かな。

随分前だが、高校生の時、読んだ「罪と罰」はとても面白かったが、内容がおぼろげでよく覚えていない。姉からは、最初はつまらないけど、途中からすごく面白くなるから、と言われた。読んでみると確かに途中から引き込まれ、一気に読みきってしまった。もう一度じっくり読みたいなと思う。

今回、ここで紹介しようと思っているのは「賭博者」だ。これも面白かった。最後に老婆が賭博場で、杖を叩きながら「0に賭けるんだよ!」と言い、それが当たり続けて、大金を手にする寸前に負け、全てを失うところに、ものすごい迫力を感じた。

亀山郁夫の本によれば、ドストエフスキー本人が賭け事が大好きで、本を執筆した原稿料を前借りするほどだったという。またドストエフスキーはシベリア抑留を体験している。その2つの事実を知ると、なんとなくぼんやりとこの大作家のもつ人生観などが見えてくるような気がする。

人間というものの本質をよく知り得て、容赦なく鷲つかみにした男。やはり、もう一度、「罪と罰」をじっくりに読み直してみたい。

後記
今日は外出せず。朝から数学漬け。さすがにちょっと疲れた。
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勧誘

2011-05-22 03:06:41 | 日記
勧誘

高校生の頃、池袋まで用事があって、平日に行ったら、ある男性が歩み寄り、「自衛隊にはいりませんか?」と勧誘された。当時の私は髪の毛はアフロ状態、服装も黒づくめの格好だった。一体、どういう判断基準で人選しているのか、まるで分からなかった。

若い頃の私はどうもこの手の勧誘によくつかまった。

高校時代に「成田空港建設反対」運動の署名をして、変な機関誌が送られてきたこともあった。 

渋谷の英会話もしつこかった。

特に大学時代は、世紀末的な様相が漂う社会で、ノストラダムスの予言で世界が滅ぶのではないかといった漠然たる不安が社会に蔓延して、宗教の勧誘が多かった。通りすがりの外人から聖書をもらったり、友達の”つて”で、ある宗教に勧誘されたり、街中で出会った若者に連れられ変なビデオをみさせられたりした。(地球は滅亡に向かっています。と、言った訳の分からないビデオだった。)

また新宿で興味本位に絵の展示会に不用意に入って、おねーちゃんに100万円もする絵を買わされそうになった。周りでは、きれいなおねーちゃんにだまされて、購入している若者が結構いた。私は、きれいなおねーちゃんにだまされる訳はなく、首を縦に振らないでいったら、途中でベテランの勧誘女性が出てきた。最終的には「お金と芸術とどちらがあなたにとって大切ですか?」と自尊心を傷つけるような選択肢を突き付けられ、「お金です。」といって、ようやく解放された。

会社に入っても勧誘はあった。休日、会社の寮で寝ていると、電話がかかってきて「あなたもコカコーラの宣伝のようなさわやかな人生を送りませんか?」と言われ、「私、もう50歳なんですけど。」と言ったら、電話を切られた。

あとマンション購入の勧誘もあった。いづれ購入するかもしれないので、丁重にお断りしていたら、何度も何度も電話がかかってきて、終にはその担当者の上司のような人が電話にでてきて、「あんたも良い加減に決めなさいよ」と言われ、カチンときて「おれがいい加減だって言うのか!」と一喝し、「二度とかけてくるな!」と言って電話を切った。

その他にも、あげれば切がない。

さすがにこの年になると勧誘はほとんどなくなった。強いて言えば銀行ぐらいだろうか。株や債権だと儲かりますよと何度も言われたが、私は「No!」と言って譲らなかった。

私には、どうも人につけ入られる隙のようなものがあり、ふらふらしている私を、一時期、母は心配していたそうだ。

今は?はて、どうだろうか。。。。
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