ライムライト
映画「ライムライト」はチャーリー・チャップリンの晩年の名作だが、Meには2つのシーンが強烈に印象に残っている。
一つはノミのサーカス。チャップリンがあたかもノミを操っているかのように腕から腕へ、そして焦ったノミがチャップリンの身体の中へ入り、出てくるまでの顛末をパントマイムで演じるシーン。
もう一つは、バスター・キートンとの共演でバイオリンとピアノのハチャメチャ演奏シーン。特にチャップリンの足が途中で短くなってぎこちなく歩くパントマイムのシーン。
チャップリンの若き作品も好きだが、この晩年のパントマイムのシーンは見ごたえたっぷり。チャップリンって改めて天才だなあって思う貴重な映像。ナカナカピエロ的には憧れの存在なのである。
ちなみに若き日のチャップリンとバスター・キートンは同じ「ボクシング」のタイトルで短編映画を撮っている。両方ともに素晴らしい。
興味のある方はぜひ。