箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

ウツギ谷から才ケ原コースへ

2013-05-13 | 箕面・春のハイキングガイド

<散策フォトガイド>

           ウツギ谷~南山~谷山谷~才ヶ原コース

 

 

 

風薫る新緑の5月を肌で実感しようと森へ出かけた。

今日は快晴かと思うと少しうす曇の状態!

しかも時折り古い枯れ木が倒木するぐらいの強風が吹いている。

若葉も大きく左右に揺れながら晩春の風を楽しんでいる様子?

 

(  写真をクリックすると拡大へ)

 

 

  外院バス停前 (10.30分出発)--外院の山里--ウツギ谷林道--

  <G-4>--七町石<G-3>--勝尾寺南山--谷山の尾根道--

  谷山谷<G-8>--才ヶ原池<B-11>--才ヶ原林道--

  風の杜<B-2>--聖天展望台--西江寺--箕面駅前 (3時着)

 

 

 

・ 箕面駅前は人々で賑わっている

 

・ 外院の山里からウツギ谷へ 

      

      

 

・ ウツギ谷林道を上がる

      

 

・ 谷川の流れ

      

 

・ 豊能自然歩道<G-4>を上る

      

 

・ ツタに絡まれ枯れた松の木

         

 

・ 鎮守ならぬ「珍樹の森」だ

      

 

・ ここより旧巡礼道・・・白島方面へ

      

      

 

・ 勝尾寺南山(401.1m)へ上る

          

  

・ うす曇の箕面・船場地区

       

 

・ いつも山階段作りをしてくれているボランティアの方々に感謝!

  (緑一色の森にヤマツツジの色が映える)

      

 

・ 谷山の尾根道を下り谷山谷へ

      

 

・ 合流点<G-8>と谷山渓流

      

 

・ 杉林を抜ける   マウンテンバイクの若者

   

 

・ 才ヶ原の森へ  新緑で森が埋まる

      

      

 

・ 才ヶ原のフジの花

      

        

   

・ 今日の才ヶ原池

      

 

・ 箕面の街並み   森の桐の花

      

 

・ 聖天の森へ  

    

 

・聖天の森の展望台から   

      

  

・ 西江寺の裏山に下る

      

      

 

・ 箕面駅前到着 構内に営巣するツバメ 今年もようこそ!

 

 

今日 印象に残った森の木や花・・・

スジタイ(シイノキ)、イロハモミジ、カナメモチ、ユスラウメ、

コバノガマズミ、クロモジ、コナラ、ブナ、エコノキ、ヤマツツジ、山藤、

ウツギ、フジ、ヤマツツジ・・・ など。

 

それぞれがもう初夏の森を生き生きと彩っている・・・

 

 

 

 


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箕面の森のメタセコイヤ!

2013-05-10 | 箕面の森のあれこれ話し!

<管理人のあれこれ話し>

 

 写真はクリックすると拡大します)

 

箕面の森のメタセコイヤ!

      

 

メタセコイヤは1945年に中国の四川省で自生種、生品が

発見され、ここに生きた存続が確認されたので

「生きた化石」 として有名になった樹です。

 

この発見から数年後に湖北省で新たに自生しているものが

見つかり、この樹から採取した種子を元とする苗木が1950年 

戦後まもない日本に届き、北海道から鹿児島の植物園に

分配されて大切に育てられてきました。

 

この化石物は古くから発見されていて、これを研究されていた

大阪市立大学の三木茂博士によってメタセコイヤと名づけられた

そうです。

 

日本での植樹は条件の違いによりはっきりと表れていて、

北海道のものはやはり一番遅く、大阪市立大学植物園に

植えられたものに比べるとほとんど半分程度の生育だったとか。

 

 

本州では3年で2.5mを超え、早ければ4年で5mに達すると

いう。

アメリカの研究者チェイニー博士は 200~300年で高さ50m

にも達するとしています。

明るい緑の新葉で、秋にはややオレンジがかった黄葉になる

美しい樹なので世界各地で植栽が流行している樹です。

 

 

箕面の森のメタセコイヤ

 

(1) 教学の森に

      

 

新稲口から教学の森への道を上って行く途中に

「下ひろば駐車場」があり、そこに一本だけあります。

 

余談ですがこの樹の思い出話し・・・

 

* 何年か前の大雨の日のこと・・・

山歩きはできそうにない天候なので車でここへやってきた。

土砂降りなのでカーラジオの音も聞こえないぐらいだった。

 

やがて好きなブルーグラス音楽が 「みのおFM」 から流れてきたので

思いっきりボリュームを上げ、まるで雨と格闘するようにガンガンならし、

床を足で踏み鳴らし一人で興奮気味に楽しんだ。

酒もないのにこの年になってドンチャン騒ぎで、何かストレス発散でも

したかったのだろう・・・? 

 

やがてお祭りが終わり落ち着くと雨が上がりかけてきた・・・

でもまだ降っているので車内でポットから香り高い珈琲を注ぎながら、

文庫本を一冊読んだ。

そして雨が上がり薄日が差してきた・・・

 

私は車外にでて思い切り大きな口を広げて深呼吸をした・・・

その時、突然風が吹いたかと思うと、頭上からまさかと思うような

水滴群がドサッと落ちてきた・・・

見上げると枝をいっぱいに広げたこの巨木・メタセコイヤの下にいたの

だった。

 

まさに水も滴るいい男~になってしまった。 

 

今日見るときれいに枝払いをされ、さっぱりと散髪されたようで、

下には沢山の切った枝葉が積まれていました。

人の手によってしっかりと管理されているようです。

      

 

 

 

 

(2) 勝尾寺園地に

      

       

     

 

勝尾寺の東に広がる園地には11本のメタセコイヤが

林立しています。

 

ここでの思い出話しは・・・

 

* もう何年も前の夏の日・・・

箕面・外院から旧参道を山越えして勝尾寺に到着、その東側の

勝尾寺林道から降三世道を上り、東海自然歩道へ向かう予定で、

この園地で一休みにしました。

 

ウイングハウス前の芝生広場では、同年輩位のご夫婦が

お孫さんか? 二人の幼児と共に遊んでいました。

お爺さんは女の子と追いかけっこをし、お婆さんは男の子とお手玉を

していてクスッと笑ってしまいました。

ほかに人影はなく、私は大きな木のしたでそんな光景を眺めていました。

 

いつしか女の子が私の近くに来たので こんにちわ! と言うと、

はにかみながらも元気に挨拶してくれました。

お爺さんとも挨拶を交わしていると・・・

 

  これなんの木・・・?

 

と女の子が聞いてきたので・・・

  これはメタセコイヤという木だよ! 

 

ふ~ん といいながら口で名前をかむようなしぐさをしつつ後ろのほうへ

走っていきました。

そして衝撃を受けた一言を聞いたのです・・・

 

  「あっ おじいちゃん! お月さま~ 

   おかあさん あそこにいるんでしょ・・・」

 

振り向くとお爺さんは黙って女の子を抱きしめ、

昼の月を眺めていました。

 

メタセコイヤの優しい緑の葉がゆっくりと風に揺れていました。

 

今日は家族連れが一組ボール遊びに興じていました。

五月の風が、優しく淡い緑の葉を揺らしていました。

 

          

      

 

 

 

<メタセコイヤ> 資料!

 

(スギ科のメタセコイヤ属)

高さ35m、直径2.5m以上となる落葉針葉高木樹

成長が早く、見事な狭円錐形に育つ 

葉は明るい緑で形は針形で鳥の羽のように並ぶ、長さ2.5cm内外、

扁平で柔らかく 春早く展開して淡緑色、後に濃緑色となる。 

十字対生し、側枝上では二列状となり秋に黄、淡紅または赤色となり

側枝とともに落ちるが、その紅葉は見事だ。

樹皮は橙褐色ないし赤褐色、縦長のひも状薄片となってはがれる。

花は雄花は黄褐色で垂れ下がり、雌花は緑。 

結実期 10月 実の色褐色丸い球果で径約2.5cm 緑色後に褐色 

生育地 湿潤地及び河畔

 

 

 

 


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立夏の勝尾寺と園地の散策!

2013-05-06 | 箕面・春のハイキングガイド

 立夏の勝尾寺と園地の散策!

 

 

今日は快晴のいいお天気です。

少し坂道を上るだけで、額に汗がにじむようになりました。

府道沿いには藤の花がきれいに咲いています。

沢山の野鳥が飛び交い、気持ちのいい季節です。

今日は勝尾寺園地周辺の散策に出かけました。

 

  * 勝尾寺園地(11時~) 持国天の石蔵--勝尾寺林道--

    郷土の森、連合大阪の森--勝尾寺境内-- (~2時 園地)

 

* 写真をクリックすると拡大します)

 

 

府道沿いの藤の花

      

 

勝尾寺園地へ  ウイングハウスから芝生広場へ

      

 

タイムカプセルのある公園

   

 

まだ桜の花が咲いている

   

 

ここより500-600m程山道を上ると持国天の石蔵へ

      

 

かつての展望台はなく、今は面影だけ  万博・太陽の塔の後姿が遠望できる

      

 

少し戻り勝尾寺方面への道を進む

      

  

園地に戻り、ここより自然8号路への基点

      

 

勝尾寺林道へ入る

      

 

ここより豊能自然歩道・隆三世道から東海自然歩道へ続く道

   

 

引き返して途中から郷土の森へ

      

 

連合大阪の森へ

      

   

園地に戻る 森の中には子供たちが木の名前を覚えられる絵図も

      

 

園地から西の勝尾寺へ向かう  八重桜とモミジの若葉が美しい

      

 

勝尾寺正面前から南の階段を上ると、自然5号路または旧参道、古参道

ウツキ谷林道などから外院、白島方面へと続く

   

 

今日の勝尾寺 (西国二十三番札所)

      

 

石楠花(シャクナゲ)の花が咲く

      

 

弁財天橋 マイナスイオンの霧が身も心も浄化してくれる

      

 

弁天池

      

 

癒しの境内・知恵の環

      

 

ツツジがきれいに咲く 一願不動尊 前

      

 

新芽のモミジがきれいだ  秋の紅葉も見事だ

      

 

勝ちダルマ すべては自分に勝つために (勝ち運の寺)

      

 

奥の院へ  ここより自然4号路へ続く

      

      

 

本堂

      

 

二階堂へ  (法然上人第5番霊場)

鎌倉期、法然上人はここで四年間止住され浄土宗本基の戒めを授かったとか  

この裏山から東海自然歩道へ

       

  

二階堂前からの東、南、西方向

       

 

境内の初夏の薫り

      

      

 

 

勝尾寺に参拝しながら園地周辺の散策を楽しみました。

境内では花々が咲き、周辺の森は新緑の若葉でいっぱいです。

まさに風薫る季節となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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立夏の箕面・瀧道から大瀧へ

2013-05-02 | 箕面・春のハイキングガイド

立夏の箕面瀧道から大瀧へ

 

 

もう立夏! 季節の移り目です。

今日は箕面駅前から滝道と、その沿道をゆっくり歩きながら

箕面大滝への散策を楽しみます。

生き生きとした初夏の風景にエネルギーをもらいます。

 

* 写真をクリックすると拡大します)

 

 

今日の箕面駅前 

      

  

箕面滝道案内板とネバーランド箕面周辺

           

 

滝道のおみやげ屋  箕面焼の店 

      

 

 

箕面温泉へ エレベーターで昇ってみる

(係りの人は昨日の1/3の人出と暇そうでした)

    

  

箕面観光ホテルからの一望

      

桂公爵別邸とか  鯉のぼりが上がっている

      

 

裏道を歩いて下る  途中の白王神社に立ち寄る

   

 

神社前の谷間に下りる 不思議な空間だ

         

 

下り道で新緑のモミジを満喫 山藤が咲き始めた

       

 

再び滝道に戻る 箕面ネイチャールーム前(箕面山パトロール隊連絡所)

      

 

箕面出身の笹川良一・母を背負う銅像

   

 

西江寺へ上る

      

 

境内には句碑、画碑、その他石碑が多くある

        

        

 

山頭火の句碑

    

      

歓喜天出現対談石             本堂へ

         

  

西江寺本堂裏山からの一望

      

 

裏山から滝道へ戻る 音羽山荘前

      

 

梅屋敷と        今年も始まった川床・梅屋敷

      

 

道沿いの店など

      

      

  

延命地蔵                   野村泊月の句碑

        

箕面・昆虫館前 

    

箕面渓流  

      

 

川床・磯よし

         

 

今日の瀧安寺

      

      

 

弁財天へ

      

      

 

楓橋の周辺 山本珈琲館、        加古川山荘

       

 

滝道を上る 沿道の新緑が美しい    川辺で水遊びも

       

 

野口英世像前

      

 

修行の古場 休憩所前と茶店・つる屋

      

 

箕面渓谷 風景

       

 

唐人戻岩の巨岩前

   

 

合田百一氏殉職之碑      二軒の茶店

        

 

箕面大滝前に到着 沢山の親子連れが川で遊んでいます

   

 

滝前の 頼山陽・碑文               俳人・後藤夜半の句碑

      

 

今日の箕面大滝  新緑のモミジが見事です

        

 

 

年間120万人が訪れるという箕面大滝、

その片道2.7kmほどの滝道ですが、いろんな見所があり、

今日は滝道沿いだけでしたが、派生するいろんな山道を巡ると

一日たっぷりと森林浴が楽しめます。

 

 

 

 

 

 

 


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