心療内科 新(あらた)クリニックのブログ

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院外処方に変わります

2012年12月14日 | ブログ

以前ブログ内でも取り上げたように、これまで当院は院内処方でしたが、諸事情により来年1月から3月にかけて徐々に院外処方に移行します(4月からは完全に院外処方となります)。院内処方の方が処方料や調剤料が安いため、院外処方になると、必然的に患者さんの経済的負担が大きくなってしまいます。患者さんには負担増となり申し訳なく存じます


医療費の負担増を少しでも軽減するために、これまで院内で処方していた先発品を後発品に変えることで、お薬代を減らすことができます。後発品とは、先発品の特許(基本的に10年間)が切れた後に、他の製薬会社からも製造・販売される医薬品です。ジェネリック医薬品とも呼ばれています。一般的に、先発品に比べて、後発品の方が3~4割も割安です。こんなに安くできる理由は、先発品に比べて後発品の方が開発費用を安く抑えられるからです。効果は基本的に同等です。


院外処方のメリットとしては、これまでは院内においてなかったお薬でも、処方が可能となります。つまり、あらゆるお薬の処方が可能となります。ただし、全く専門外の領域に関するお薬は、責任を負えないためご処方できません。あらかじめご了承ください。


以上、ご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。