9月1日付で、Johnson & Johnsonの開発した半年に1回の投与で統合失調症の治療が可能な続効性注射剤のInvega HafyeraがアメリカのFDAに認可されました。
治験の第3相試験では、同薬剤を投与された患者の93%が再発なしで1年間を過ごすことができています。
現在、日本では1ヶ月に1回投与のゼプリオンと3ヶ月に1回投与のゼプリオンTRI の使用が可能となっていますが、半年に1回の注射のみで統合失調症の維持療法が可能になれば、さらに統合失調症患者さんの維持治療に対する心理的・身体的負担は軽減され、QOLの向上が期待されます。
現在、日本では1ヶ月に1回投与のゼプリオンと3ヶ月に1回投与のゼプリオンTRI の使用が可能となっていますが、半年に1回の注射のみで統合失調症の維持療法が可能になれば、さらに統合失調症患者さんの維持治療に対する心理的・身体的負担は軽減され、QOLの向上が期待されます。
日本でも同薬剤の開発・発売が期待されます。
(院長 森)