当院の臨床心理士2名が、6月7日~8日に神戸で開催された日本EMDR学会主催の継続研修会に参加してきました。継続研修会は毎年1年に1回、日本EMDR学会学術大会の開催に併せて行われています。毎年、海外から特別講師が招かれています。今回はスペインから女性の講師が招かれ、「境界性パーソナリティー障害とEMDR」の演題でワークショップが行われました。
今後も研鑽を積み、当院における心理療法をさらに充実させていきたいと思っております。
当院の臨床心理士2名が、6月7日~8日に神戸で開催された日本EMDR学会主催の継続研修会に参加してきました。継続研修会は毎年1年に1回、日本EMDR学会学術大会の開催に併せて行われています。毎年、海外から特別講師が招かれています。今回はスペインから女性の講師が招かれ、「境界性パーソナリティー障害とEMDR」の演題でワークショップが行われました。
今後も研鑽を積み、当院における心理療法をさらに充実させていきたいと思っております。
すでに新聞などで読まれた方もいるかと思いますが、日本精神神経学会が5月28日に、一部の精神疾患の呼称変更の指針を公表しました。この背景には、米国精神医学会が発行する精神疾患の新たな診断基準「DSM―5」が昨年作成されたのに伴い、英語の病名の翻訳でさまざまな用語が混在しないよう配慮されたということがあります。また、当事者が差別意識や不快感を抱かないようにとの配慮もされています。
変更された主な精神疾患名は、
パニック障害→パニック症
注意欠陥多動性障害→注意欠如・多動症
アスペルガー症候群、自閉症→自閉スペクトラム症
言語障害→言語症
性同一性障害→性別違和
神経性無食欲症→神経性やせ症
アルコール依存症→アルコール使用障害
です。
突然の発表でしたが、徐々に世間に浸透していき、心療内科・精神科受診の垣根がさらに低くなって、患者さんがより気軽に心療内科の外来を受診できるようになれればいいな、と思っています。