内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

猫が必要なくなった

2019-08-29 22:16:21 | ビジネス境界線
私にとっての猫は少々複雑です


とても好きな猫だから
も勿論あれば

自分の最終的な安全地帯だから
でもあり

もっと言えば
本当の親でもあります



複雑な感情を猫にはとても感じるのですが
最近ピタッと猫依存が
おさまってきているのを感じます



ずいぶんと自分自信が作られつつあるんだなと
感じると同時に
勿論寂しさもあるのですが



ちゃんと一匹の猫を
ちゃんと一匹の猫と認識する


この世界の方がやっぱり
お互いいいなと思います


はたはたとノドグロの油について

2019-08-29 21:50:40 | ビジネス境界線
私は魚初心者なので詳しいことは
わかりませんが


魚の油にもかなり質の違いがあって
油が多い少ないではなく
質の違いが独特の美味しさに
大きく影響することを
自分の口で感じてきました



幼い頃は油がすきで
あらゆる油を欲して味わってきましたが
大人になるとすぐに気持ち悪くなるので
そうもいかない



でもはたはたの油とノドグロの油は
同じ仲間だと認識しています

ノドグロが高級魚とされる理由は
油の多さというより
この油の質が圧倒的にはたはた寄りの
「粘着質の味がある油」だからだと
私は思っています


こう書いて自分が思う間違いない事実は
「はたはた」がいかに優秀な魚であることか


オスがずっと好きでしたが
大人になって
卵ののったメスのはたはたを初めて食べて


何なんだこれは!
と驚愕したのを覚えています


油に味があるんですよね


ねっちょりしているのに
それが食べたあとに不思議にくどくない


こういうのを人間の口は
「上品」と感じるところがあります

例えばサンマの油は別次元ですが
やっぱり上品さを感じます


サーモンの油とはちょっと違う
味としては分かりやすくて
やっぱり美味しいけど
すぐにもたれてしまう


どうやら上質だと感じる脂の要件は

・脂に美味しい味がある
・もたれない(脂の溶解点が低い)

こんな感じのイメージです


本当に美味しいハモセラーノは
正直脂身のとこだけを
ずっとピちょピちょなめていたい

豚の油は少しもたれるけど
美味しい油は違う上質さを感じる

こちらはやっぱり
味のある脂という指標が
尋常じゃないからでしょう



鴨の脂も
ラムの脂も


みんな上質
うますぎる



でも牛



あなたの脂だけは

絶対に認めません





売りものになる情報について

2019-08-28 22:35:50 | ビジネス境界線
魚のさばきかたが知りたくて
インターネットを調べたら

基本の技術を出し惜しみしながら
教える代わりに
個人情報を対価として
求めるサイトに出会いました

正直嘘だろ?
と感じすぐに去りましたが

そのあととても
丁寧に教えてくれるサイトに出会い
当たり前のように
基本技術を学ばせて貰えました





インターネットの得意とする分野は

・個人に向けた情報であること

・それを知った個人が
個人として使える情報であること

この要件の範囲で絶大な猛威を奮います




インターネット情報の発信者と
インターネット情報の受信者は

いわば
「史上最大の発信母数と
史上最大の受信母数を抱える公民館

への参加者でしかあり得ません



お互いの感情の解消をお金を挟まずに
成り立たせてしまうくらい
薄い相互コミュニケーションの場として
最適化され続けていると感じます




○○のそばって何で不味いのに
うまいって言われるの?
そば粉が多いだけでそう思うんだよ
同士がいてうれしい


とか


魚のさばきかた知りたいだけど
誰か詳しい人教えて?
うんいいよ だって私教えたいから


とか


今日の夢気持ち悪い、不安だから教えて?
うんいいよ それ実は結構いい夢です
(私も昔同じ不安思ってから教えたいー)


とか


まー




何というか
こんな世界で
情報をきちんとした商売として
売る市場が作ることって
できるのでしょうか?


っていう話です




情報の売り手が少なければ少ないほど
その情報の価値は高まるのは
当たり前ですが

情報の買い手が少なければ少ないほど
その取引に相場はなくなり
売り手の言い値で買わざるを
得なくなる道理もあると思います


母数が少なくなればなるほど
威力を発揮するのが情報の世界




価値が生まれる情報は
発信も組織
受信も組織


それは組織になればなるほど
お互いの母数が減っていくから

そしてその情報は個人にとって
全く使い物にならないから



知らないものを知る
この性質上お客は狭ければ狭いほど
売り物があるし

その情報を二次利用するには
やっぱり狭ければ狭いほど
価値が生まれる

そんな事情があると思います











自我崩壊

2019-08-27 22:49:50 | ビジネス境界線
スクラップアンドビルド


こんな乱暴な仕方しか
何でできなかったのか



そりゃシンプルじゃないから
素直じゃないから

素養がね
性質がね




でも結局動く方向は一緒


自分という生命を正しく認識しようという
試み



イクラだって膜があるから
美味しいでしょう



その美味しさは
存在しているという
論より証拠




歯ごたえ食感があって初めて
対等になれるのです



そのバランスを

全体はいつも知っていて


押したり引いたりを


その調整をいつでも
見守ってくれています




中身が育つには殻が必要



こんな簡単な原理は

日常にありふれているのです



生きたいのに壊れてもいいのは

そこに殻があるから



今はその殻を頼って
バランスを整えましょう




お金と感情は対等になれるのか

2019-08-26 23:18:04 | ビジネス境界線
果たして





お金を払っているから
ありがとうと言わなくてすむ


そういう問題です





人間の能はびっくりするぐらい賢い


常に損得も考えるし
何を対等と感じるか

日々きゅるきゅると
忙しく勝手に動いています





でも一方で

人間の脳ミソはとてもバカです


こういうルールでも


理論的に全くおかしくなくても


その取引に対して
とてつもなく抵抗が生まれたりします





コンビニでお金を払って
ラーメンを買います



左脳は

対価を支払った
お客の方が偉い

という既成概念により


ただただ袋に入れられたラーメンと
ついでに入れられた割り箸を

「当たり前」と思い
何も言わず持ち帰ります




では右脳しかなかったら
どうなるのでしょうか



今日はこのラーメン家で食べたいな
これにしようとレジに持っていき

○○円だと言われ
自分の持っているお金という物体を出す


よくわからないが
ラーメンを食べたい自分のために
店員がもって帰れるように
ビニール袋に入れてくれる

おおー



しかもすかさず食べることの時まで考えて
割り箸まで一緒に入れてくれる


おおー!


そして


やさしくおつりを手渡し
「ありがとうございましたー」
ですよ





なんかおかしくないか?

と思うのです



「ありがとうございました」は


こっちのセリフだろうが
このダボがよー!



なんて酔っているときには
特に思うのです



お金という硬貨や紙幣を渡すと
何でこんな逆転現象が起きてしまうのか





アホだと思われるかもしれませんが

実際



コンビニ店員



恩恵を受けているのは私でしょう?



人間 対 人間



これはとても右脳にとっては
大事なことになります


200円という硬貨は
決してその
一対一の人間関係の中で

2人の右脳が受け止めることはありません




あくまで
コンビニ店員が
ラーメンを食べたい私に
親切に袋に入れて
箸をいれて
ラーメンをくれたのです