内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

根回しは他人の境界線理解

2019-12-31 00:21:19 | ビジネス境界線
根回しは何だかネガティブな気分

権力の本がいうには

「予算」と
「人事」が

正体だという



私は小さな組織の「それ」を
完全に掌握していました

それを別の立場で知り
それを懐かしく思い
そんな昔の自分に嫉妬し
そんな自分を自分だと
思い返そうともしますが

権力という言葉と一致するイメージは

政治家のそれ
根回しのそれ
トップダウンのそれ

どうしても
自分と噛み合って来ませんでした


ただ
相手の考えを聴いておく行為
こう考えると

一気に馴染みのある行為に変わることを
感じました

自分と他人との間に一線をひく
その後調整が始まる

いわばアサーションの
メカニズムであること



私を主張し
私以外を主張され

さあ
どうしましょうか


根回しもその一部だと
感じることが出来ました




自分の外の味方

2019-12-27 00:31:30 | ビジネス境界線
とある価格表を見て

何度も見返してしまった



私の会社の業界の商材と
他の業界の商材が
混在する価格表において
一番安かったのです



何も変わっていない



業界の地位向上
それによる業界人の地位向上

これが私の会社の一番素敵な理念でした


自分の会社を省みず
業界しか考えていない


そんな会社は
自分達がボロボロになりながらも
ひっきりなしに引き合いがかかるのです



その凄さに感動し
全力でその一員として
走ってきました


本当に業界自体が
大きく動き始めている感覚を
肌でも感じていました



そんな中
大きな変化が起こり
その理念は失われてしまいました


会社は
会社のこと
個人のことしか
考えなくなったのです



業界の味方はどんどん離れ
限られたパイを奪い合う
そんなあまたの会社の一つに
なっていきました

パイの奪い合いが難しければ
何かにすがる奴隷や
不正に頼るゾンビとなるでしょう


何を境界とするかはそれぞれですが
人間は自分自身の外側の世界にも
どこかに必ず線引きをする生き物だと
思います


この線引きがないのに
○○のために
なんて掲げている人や組織は
ただの詐欺師
自分の意見は何も持っていない



そんな外側に引いている境界線

自分自身
自分達より
より大きな境界線を自分自身と思う

そんな感覚がある組織でなければ
自分達の外に味方は出来ません

人や組織が成長する時には
外側の味方によって成長するのです

逆に衰退するときは
自分の外側が敵と認識されるときです

だから利益を「奪う」のです
目的は生きながらえるため



個人の精神病が
解決に向かう一つの段階として
自分の思考が自分を含んだ外の社会に
向き始めている事が大きな要素と
感じるように

組織についても
全く同じことが言えるのだと思います


自分を守らなければ大きな自分は守れない

2019-12-27 00:00:48 | ビジネス境界線
家族であろうが
会社であろうが
業界であろうが
政権であろうが
国家であろうが

人間社会の主体は常に自分だけ

命のパワーが全ての原動力

器の大きさなんて
生命の力の付録でしかない



自分の命の強さは

言い換えれば

自分とそれ以外の境界の強さである


土台がしっかりしていれば
その周りに派生する自分を
支えていける


家族を守るなんて
とても人間社会にありふれたことなのに

自分の命の境界線が
土台がなければ絶対に出来ない


会社を守るでも
業界を守るでも
国を守るでも

自分の土台次第であること




会社は守らないのに
業界は守る
でも自分は一番守っている


そんな人の近くにいると
どうしてこんなに
会社に対してひどいのに
必ず助けられてきたのか

その理由がとてもわかる



会社というナンセンスな境界線を越えて
その人自身の命のパワーと
会社の外側の業界という境界線に
共感する味方によって

会社なんてどうでもいい

と常に味方になってくれる人が
現れるのである


業界の境界を保てるのは
自分の生命の境界を
維持できているから


その土台があれば
その人の器は
花開く


土台が壊れた人は
全てが収縮に向かう

すなわち自分さえも分裂する


分裂した人には何も出来ない

何も守れないし
何も広げることはできない



最後の最後の砦は
自分自身の生命の境界線



これさえ強固に保てれば
宇宙の道理を
生命の器をもって
楽しむことができる



自己一致
自己概念


いろいろな
頭で考えるアプローチを学び
どんどん自分の境界を
認識してもいるが


頭だけでは認識不可能な
そこにただ存在している物質のような
自分自身の反応が現れては
それに頭が狼狽する


間違いなく
自分が認識できる範囲以外にも
自分自身が存在している
ということを最近とても感じます


この知らない自分と
頭の自分が一致したら

それはさぞかし
大きなパワーになるんだろうな
と感じるのです


守れるものなんて
その一致具合の照合度によって
大きさが決まるのではと思います

そもそも
守るもの自体が変わるかもしれない

器の大きさは
範囲というより
その照合度合いによるものと
感じまづす