内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

売りものになる情報について

2019-08-28 22:35:50 | ビジネス境界線
魚のさばきかたが知りたくて
インターネットを調べたら

基本の技術を出し惜しみしながら
教える代わりに
個人情報を対価として
求めるサイトに出会いました

正直嘘だろ?
と感じすぐに去りましたが

そのあととても
丁寧に教えてくれるサイトに出会い
当たり前のように
基本技術を学ばせて貰えました





インターネットの得意とする分野は

・個人に向けた情報であること

・それを知った個人が
個人として使える情報であること

この要件の範囲で絶大な猛威を奮います




インターネット情報の発信者と
インターネット情報の受信者は

いわば
「史上最大の発信母数と
史上最大の受信母数を抱える公民館

への参加者でしかあり得ません



お互いの感情の解消をお金を挟まずに
成り立たせてしまうくらい
薄い相互コミュニケーションの場として
最適化され続けていると感じます




○○のそばって何で不味いのに
うまいって言われるの?
そば粉が多いだけでそう思うんだよ
同士がいてうれしい


とか


魚のさばきかた知りたいだけど
誰か詳しい人教えて?
うんいいよ だって私教えたいから


とか


今日の夢気持ち悪い、不安だから教えて?
うんいいよ それ実は結構いい夢です
(私も昔同じ不安思ってから教えたいー)


とか


まー




何というか
こんな世界で
情報をきちんとした商売として
売る市場が作ることって
できるのでしょうか?


っていう話です




情報の売り手が少なければ少ないほど
その情報の価値は高まるのは
当たり前ですが

情報の買い手が少なければ少ないほど
その取引に相場はなくなり
売り手の言い値で買わざるを
得なくなる道理もあると思います


母数が少なくなればなるほど
威力を発揮するのが情報の世界




価値が生まれる情報は
発信も組織
受信も組織


それは組織になればなるほど
お互いの母数が減っていくから

そしてその情報は個人にとって
全く使い物にならないから



知らないものを知る
この性質上お客は狭ければ狭いほど
売り物があるし

その情報を二次利用するには
やっぱり狭ければ狭いほど
価値が生まれる

そんな事情があると思います