アリアンスペース社が、
地球観測衛星“センティネル2A”を搭載した、
ヴェガロケットの打ち上げに成功しました。
今回の成功でヴェガロケットは、
デビュー以来、5機連続での打ち上げ成功になったんですねー
ロケットは、2015年6月23日に南米ギアナ宇宙センターから離昇。
順調に飛行し、打ち上げから54分43秒後に衛星を分離、所定の軌道に投入されたそうです。
地球観測衛星“センティネル2A”
“センティネル2A”は、“コペルニクス”に基づいて開発された衛星で、
光学センサーを用いて地球を観測します。
欧州では、コペルニクス計画によって全地球の観測網を構築し、
継続的で自立した、信頼性の高いデータを取得して、
欧州の安全・安心を充実させようとしています。
一方で、地球環境保全や気候変動に関わる現象の理解など、
広範囲におけるミッションやサービスをカバーすることも、
目的にしているんですねー
製造はエアバス・ディフェンス&スペース社が担当。
寸法は3.3×2.3×1.7メートルで、打ち上げ時の質量は1130キロ。
高度786キロの太陽同期軌道で運用されます。
ただ、機器などの設計寿命が7.25年なのに対して、燃料は12年分を搭載。
これは、設計寿命を過ぎた後も機器が生きていれば、
運用を延長するためだそうです。
ヴェガロケット
“センティネル1A”は2014年4月にソユーズロケットで打ち上げられました。
そして今回の“センティネル2A”を打ち上げたのが、
ヨーロッパ宇宙機関とイタリアのアヴィオ社が開発した、
固体ロケット“ヴェガ”です。
アリアンスペース社では、
大型ロケットのアリアン5、中型ロケットのソユーズ、
そして小型ロケットのヴェガとロケットを揃え、
多種多様な衛星の打ち上げに対応できるようにしています。
ただ、ヴェガは小型ロケットという分類なんですが、
高度700キロの太陽同期軌道に、
1500キロほどの打ち上げ能力持っています。
なので世界のロケットと比べると、
どちらかというと中型に分類される能力なんですねー
ヴェガロケットは2012年2月に1号機が打ち上げられて以来、
今回が5機目の打ち上げになり、すべて成功を収めています。
また11月頃には、重力波観測衛星“LISA”の技術実証機になる、
“LISAパスファインダー”の打ち上げも予定されています。
市場が認める信頼性
ヴェガロケットは、2012年にアリアンの打ち上げ機ファミリーに加わり、
ここ数か月の地球観測衛星市場において、多くの受注を獲得しています。
2015年に入ってからは、
アラブ首長国連邦の衛星“ファルコン・アイ”、
ペルーの“ペルーサット1”、
グーグル/スカイボックス・イメージング社の3つの衛星“スカイボックス”、
の打ち上げ契約を獲得。
アリアンスペース社は、ヴェガロケットの信頼性を市場が認めると確信し、
2014年10月に、10機のヴェガロケットを一括購入しています。
また、2014年末には、
ヴェガ・コンソリデーテッド(ヴェガC)という、
打ち上げ能力を強化したロケットの開発も決定しているそうですよ。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 再使用型スペースプレーン験機“IXV” 飛行試験に成功!
地球観測衛星“センティネル2A”を搭載した、
ヴェガロケットの打ち上げに成功しました。
今回の成功でヴェガロケットは、
デビュー以来、5機連続での打ち上げ成功になったんですねー
ロケットは、2015年6月23日に南米ギアナ宇宙センターから離昇。
順調に飛行し、打ち上げから54分43秒後に衛星を分離、所定の軌道に投入されたそうです。
地球観測衛星“センティネル2A”
“センティネル2A”は、“コペルニクス”に基づいて開発された衛星で、
光学センサーを用いて地球を観測します。
欧州では、コペルニクス計画によって全地球の観測網を構築し、
継続的で自立した、信頼性の高いデータを取得して、
欧州の安全・安心を充実させようとしています。
一方で、地球環境保全や気候変動に関わる現象の理解など、
広範囲におけるミッションやサービスをカバーすることも、
目的にしているんですねー
製造はエアバス・ディフェンス&スペース社が担当。
センティネル2A |
寸法は3.3×2.3×1.7メートルで、打ち上げ時の質量は1130キロ。
高度786キロの太陽同期軌道で運用されます。
ただ、機器などの設計寿命が7.25年なのに対して、燃料は12年分を搭載。
これは、設計寿命を過ぎた後も機器が生きていれば、
運用を延長するためだそうです。
ヴェガロケット
“センティネル1A”は2014年4月にソユーズロケットで打ち上げられました。
そして今回の“センティネル2A”を打ち上げたのが、
ヨーロッパ宇宙機関とイタリアのアヴィオ社が開発した、
固体ロケット“ヴェガ”です。
アリアンスペース社では、
大型ロケットのアリアン5、中型ロケットのソユーズ、
そして小型ロケットのヴェガとロケットを揃え、
多種多様な衛星の打ち上げに対応できるようにしています。
ただ、ヴェガは小型ロケットという分類なんですが、
高度700キロの太陽同期軌道に、
1500キロほどの打ち上げ能力持っています。
なので世界のロケットと比べると、
どちらかというと中型に分類される能力なんですねー
ヴェガロケットは2012年2月に1号機が打ち上げられて以来、
今回が5機目の打ち上げになり、すべて成功を収めています。
また11月頃には、重力波観測衛星“LISA”の技術実証機になる、
“LISAパスファインダー”の打ち上げも予定されています。
市場が認める信頼性
ヴェガロケットは、2012年にアリアンの打ち上げ機ファミリーに加わり、
ここ数か月の地球観測衛星市場において、多くの受注を獲得しています。
2015年に入ってからは、
アラブ首長国連邦の衛星“ファルコン・アイ”、
ペルーの“ペルーサット1”、
グーグル/スカイボックス・イメージング社の3つの衛星“スカイボックス”、
の打ち上げ契約を獲得。
アリアンスペース社は、ヴェガロケットの信頼性を市場が認めると確信し、
2014年10月に、10機のヴェガロケットを一括購入しています。
また、2014年末には、
ヴェガ・コンソリデーテッド(ヴェガC)という、
打ち上げ能力を強化したロケットの開発も決定しているそうですよ。
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