こんにちは
しろ組(5歳児)担任の浦田鈴香です
先日よりブログでも様子をお知らせしていた造形表現展を開催しました
造形表現展とは、お子様の1年の成長を感じていける作品展示と親子で一緒に遊び体験する親子のふれあいを目的とした取り組みで昨年度より取り組んでいます
今年のテーマは「ヘンゼルとグレーテル」
その物語の世界の中で
・造形体験を通して作る楽しさや完成した喜びを感じる。
・親子で造形を楽しむ。
・造形を通して成長を感じ、他の子の作品を通して成長の見通しを持ちわが子の成長を楽しみにする。
という3つのねらいを元に取り組みを行ってきました。
子ども達もとても楽しみにしており、当日を心待ちにしていました
作品展示コーナーでは・・・
ふじ組(0歳児)がクッキー、あか組(1歳児)がキャンディー、もも組(2歳児)がきのこのおかし、き組(3歳児)が動物クッキー、みどり組(4歳児)がケーキ、しろ組がおかしの家
と各クラスヘンゼルとグレーテルの世界観を作るため廃材を用いて1人ずつが作り上げ展示しました
また、幼児クラス(3、4、5歳児は)クラスのお友達みんなで協力して作った共同制作を展示しました
入ってみるとどこもかしこもおかしでいっぱいのお部屋
家の前ではヘンゼルとグレーテルが、家の中では魔女も待ってくれています
でも実はまだこのお部屋は未完成なんです
下記に紹介する子ども達の手が加わったすてきなおかしも飾り付けをし完成になります
部屋の外ではヘンゼルとグレーテルをのせて家に帰るアヒルが皆のことをを乗せてくれました
造形体験では、いろいろな素材・道具を使用した造形体験と作って遊べる造形体験の2種類です
まず、いろいろな素材・道具を使用した造形体験では、
寒天の感触あそびでは冷たい寒天を触ったりつぶしてみたりする中で感触を味わい、袋に入れた時はきれいなグラデーションになっているお友達もいました
また、親子一緒に楽しんだり、寒天は口にいれても安全という面からお家でもやってみようという声も聞かれました
クッキー、ドーナツ、キャンディーの制作ではオリジナルの飾りを段ボールや包装紙、新聞紙といった廃材を用いてのりづけやタンポ等様々な技法を用いてオリジナルのおかしができあがりました
親子で「こうかな?」と考えながら一緒に協力して制作を楽しんで頂きました
そして作って遊べる造形体験では、
お家からハンドタオルを持っていただき制作したケーキは一人では難しいところもお家の人に手伝ってもらいながらやりとりを楽しみ、またオリジナルケーキが出来たことにもとても喜んでいました
お持ちいただいたハンドタオルによっても個性がでておいしそうなケーキができました
ぬりえのコーナーでは年齢に応じたおかしのぬりえや、画用紙に描かれているおかしにトッピングを描いてもらいました
二種類のぬりえそれぞれ思い思いにトッピングしたり、こんなおかし食べたいと思うようなぬりえを楽しんでもらいました
こちらの造形体験のうち、寒天あそび、オリジナルおかし作り、ぬりえは「ヘンゼルとグレーテル」の部屋のおかしの家や壁面に飾って「ヘンゼルとグレーテル」の部屋が完成になるので、週が明けた20日(月)にも是非お子さんと一緒にみどり組のお部屋に足を運んでみて下さいね
そして今回はワークセンター小路さんにも来て頂きました
ワークセンター小路とは・・・障がいを持つ仲間たちが社会の一員として自立・自律を目指していくうえで、労働と生活の場を保障し、集団を通しての生活活動に取り組むことを目的としています。
同時に、施設の主人公として一人ひとりの思いや願いが大切にされる施設運営を基本としていきます。
また、地域に根ざす施設づくりに取り組むことで、障がいを持つ人たちが地域での生活が自然な形で参加できるようにするというノーマライゼーションの立場に立つことに重点をおいています。
そんなワークセンター小路さんに作った商品を販売してもらいました
とても可愛らしい品々が並んでいて大人気
中には買った物を早速身に付けているお友達もいましたよ
そして今回はスタンプラリーにもチャレンジしてもらいました
各造形コーナーなどにスタンプがおいてあり、1つ押すごとにとても嬉しそうな子ども達
全て集まると「見て~!」と嬉しそうに知らせてくれました
今回の造形表現展では、展示によりお子様の成長を感じたり、親子造形により造形あそびの楽しさや完成した喜びを分かち合った場になったのではないでしょうか?
これからも通常保育の場としても遊びや体験を通じ、創造性を豊かにするというねらいの元、完成した時の達成感や喜びを共感することで
“してみたい”という意欲や向上心に繋げていきたいと思います。
また行事は終了しましたが、20日(月)は、完成したヘンゼルとグレーテルのお部屋(みどり組保育室)を解放、そして次の日は解体と
造形活動はまだまだ続くので子ども達に一つひとつを楽しんでもらい、造形ってこんなに楽しいという気持ちを大切にしたいと思います
最後になりましたが、今回の造形表現展において廃材提供のご協力、誠にありがとうございました
皆様のご協力があっての造形表現展となりました。
本当にありがとうございました
本日の様子についてはよいこネットでも紹介していますので併せてご覧ください。
詳しくはコチラ