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春の例大祭(花嫁祭・駒寄祭)で賑わう 白岡八幡神社

2012年03月11日 20時38分49秒 | 宮代ニュース

埼玉県白岡町の古社・白岡八幡神社で11日、春の例大祭(花嫁祭・駒寄祭)が行なわれ、近在の人の参拝で賑わった。

白岡八幡神社の春の例大祭は、昭和30年ごろまで行なわれていた花嫁祭(3月11日)と境内にある「神馬社」の駒寄祭(3月15日)を、現在では3月第2日曜日に開催している白岡地区を代表する春のまつり。

境内には、春の草花市や

だるま市・農産物の市が立つほか

餅つきが行なわれ

参拝者に

ふるまわれたり

子どもたち向けのゲームコーナーや

乗馬コーナー等

農産物や農耕馬等に感謝し、春の農作業を前にして、豊作と子孫繁栄を祈願する祭りとなっている。

昭和30年代頃までは、里帰りした新妻が花嫁姿でお参りする、花嫁祭りが賑わいを見せたり

農耕馬、第二次大戦中では軍馬として召集された農耕馬などの安全・武運長久などをお願いする「駒寄祭」で、付近の草原で草競馬などが行なわれた。

現在はそうしたことは見られなくなり、11日は、神楽殿で

大正琴の演奏が行なわれたり

流鏑馬に代わる(?)

吹矢の妙技が披露されたり、近在の人が、楽しい一日を過ごす姿が見られた。

無論、境内にある各社の前では手を合わせる姿が・・・。

参拝が終われると

白岡八幡神社の子どもお囃し会のお囃子に耳を傾けたり

巫女舞の美しさに拍手を送ったり、それぞれに楽しんでいた。

白岡八幡神社子どもお囃子会は、白岡八幡神社の平成の整備計画が一段落したのを契機に結成され、

神社の行事をはじめ、町の催しなどにも年間十数回も出演する売れっ子。

巫女舞は、子どもお囃子会結成の一年後に誕生。

月に二回ほど社務所で練習をかさね、いまでは祭典には欠かせない存在に。

この日も、多くのカメラマンをとりこにしていた。

ただ、子どもお囃し会、巫女舞とも後継者の育成が課題のようで、白岡八幡神社では「会員を募集していますので、希望される方は是非に」としている。

白岡八幡神社は、嘉祥2年(849年)慈覚大師円仁の草創とされ、八幡太郎義家が奥州征伐の時に戦勝祈願に参拝したと伝えられる古社。

白岡八幡宮縁起によると、平安時代の嘉祥2年(849年)に慈覚大師が白岡八幡宮を訪れた際、大師の前に三羽の白い鳩が舞い遊んだ。その様子を見た大師が「白鳩の住める白い岡」により、白岡と命名したとも。

絵馬や樹齢推定500年のカヤの木、鰐口など町の文化財や天然記念物なども数多い。

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