「農あるまち」を推進する宮代町の新しい村に22日、農業体験ツアーなどの受け入れ施設「村の集会所」がオープンした。
『村の集会所』は、宮代町山崎の「新しい村」内に建設された木造1階建て、延べ床面積196.74平方メートル(約60.2坪)
東武動物公園の木製コースター・レジーナからの歓声が聞こえる位置に建設され、農業体験等土と触れ合ったツァー客などが、気軽にトイレや休憩が出来るよう手洗い場や足洗い場が設置されている。また、雨天時でも農業体験を行い、そのまま休憩が出来るよう土足のまま入れる床面となっている。
22日は、オープンを記念して、「新しい村」で開講している「そば道場」の卒業生やOBらが「そば打ち大会」を開催して農のあるまち「村の集会所」らしいこけらおとしを行なった。
今年度の「そば道場」卒業生5名をはじめOBや13名が二八そば140食超を来場者の前で手打ちし、打ちたて、茹でたてのそばをふるまった。
そば粉は宮代産。安心・安全の打ちたてそばの食い放題とあって、開場前から多くの人が訪れた。
打ちたて・茹でたての美味しいそばをということで、茹であがると・・・・。
群がって、美味しいそばに舌鼓。
そば打ちは、1回あたり30分から40分。
瞬く間に来場者の胃袋に納まるそばに、打ち手も力が入る。
水加減やコネ、伸ばし、切りなど、打ち手の技量と個性で出来たそばの味は大きく違う。
訪れた人は、その違いを感じながら・・・・のはず・・・。
実は、オープンから1時間ほどはあまりの客の多さに打つほうが間に合わず、味比べを出来るような状況ではなかった。
1時間ほどすると、お客のおなかも一段落して、味比べも可能な状態に。
じっくりと打ち手の手さばきを見たり、宮代町産の手打ちそばの味を堪能したり。
この日、打ったそば28kgをおなかに・・・。
なお、「村の集会所」は、町内はもとより町外からの多くのツアー客を受け入れる等「農のあるまち」宮代町を楽しんでもらい、交流人口の拡大、町の魅力アップを図っていくための施設。
落成式の挨拶に立った庄司・町長は「農あるまち、自然との共生の拠点としていきたい」とし
中野・町議会議長は「町民のよりどころ、ますます集う場所としての進展を期待したい」と語った。
同施設の建設費には町民からの寄付金が活用され、AEDも寄付される。
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