宮代町寿大学が日本工業大学吹奏楽団の演奏を鑑賞

宮代町寿大学は17日、「音楽鑑賞」講座を開講し、日本工業大学学友会館で日本工業大学吹奏楽団の演奏を鑑賞した。



寿大学は、高齢者の方々に心豊かに過ごしていただくための生涯学習の場で、文化・健康・今日的な話題、課題などについて年8回程度の講座を開催している。17日は、平成21年度第5回の講座として「音楽鑑賞」を行ったもの。



演奏を披露してくれたのは、日本工業大学の学生・教職員などで結成する日本工業大学吹奏楽団。1983年に結成された同吹奏楽団は宮代町で行われる各種イベントにも積極的に参加して演奏活動を行っており、町民の中にも同楽団のフアンは多い。



寿大学の講座は一般の人も自由に聴講することが可能なため、17日も、音楽を楽しみたいという人や日本工業大学吹奏楽団のファンなども大勢訪れ鑑賞した。



宮代町では、高齢者などが集まる講座とあって、健康管理に十分の注意をはらい、



入口での手指の消毒はもとより、マスクを配布して着用をお願いした。



演奏は、尾崎豊作品集や演歌メドレーという高齢者にも親しみのある曲などを織り交ぜながら、途中、楽器の紹介を行ったり、「小さな世界」を皆で歌ったり、通常の演奏会とはちょっと違った進行。



約1時間半の演奏会、最後の曲が終わっても拍手が鳴り止まず、アンコール曲の演奏後も名残惜しそうに席をたつ人が多かった。



なお、日本工業大学吹奏楽団は、12月20日（日）午後2時（午後1時30分開場）から、春日部市民文化会館大ホールで、第26回目の定期演奏会を開催する。



同演奏会の副題は「不思議の国のアリス」。さまざまに、趣向を凝らした演奏会となる見通しで、日本工業大学吹奏楽団では「ご家族、ご友人お誘い合わせの上、皆様にご来場いただけますことを心よりお待ち申し上げます」としている。