宮代町の新しい村では3日、宮代町の果樹農家が丹精した旬の秋の果物を味わってもらおうと「みやしろフルーツフェスタ2011」を開催、瞬く間に売り切れとなり慌てて果樹農家に出荷を依頼、追加販売を行なうなど、賑わいのフェスタとなった。
3日の宮代町は台風12号の影響で、時折、強い雨が降ったり、風が吹いたりと定まらない天気。
このため、「みやしろフルーツフェスタ2011」会場では屋台村を中止するなど規模を縮小して開催された。
しかし、美味しく格安な宮代町の旬の味覚を求めて開店時から多くの人が訪れ、予定していた巨峰や梨、イチジクは瞬く間に完売。
台風の影響がどこまであるのか分からないなかで、フェスタにどれほどの人が来てくれるか見当も付かず、若干、当初の販売予定量を下方修正して販売に臨んだところ、うれしい悲鳴となったもの。
このため急遽、生産農家に追加出荷を要請し、入荷次第販売という体制がとられた。
こうしたハプニングはあったものの、会場を訪れた人は、旬の味を堪能したり、皮むき競争や種飛ばしなどの競技を楽しんだ。
中でも、梨の皮むき競争は白熱した戦いが繰り広げられた。
参加費100円で皮むきにチャレンジ
1分間の制限時間内に、いかに切れずに長く皮がむけるかを競う。3位以内に入賞すれば、梨1箱がプレゼントされるとあって真剣そのもの。
男性陣も意外に上手。
子どもの声援を受けて、お母さんも頑張る
結果は142cmという驚異的な長さ。
そのほか、会場には、新しい村手作りの「巨峰のぜりー」や
梨のぜりーにりんごのぜりー
りんごや梨のコンポートなど
特製スイーツも販売され、楽しい旬の味覚が存分に楽しめる一日となった。
「みやしろフルーツフェスタ2011」は明日4日も行なわれ、町内の生産者(巨峰:14軒、梨:5軒、イチジク:3軒、ブルーベリー:新しい村)が、採れたての甘くて美味しい果物を出品する。