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旧家の座敷で自然採光・生演奏による演劇 平原演劇祭2011第1部

2011年08月07日 22時34分36秒 | 宮代ニュース
宮代町の夏恒例の平原演劇祭2011が7日、宮代町郷土資料館の旧加藤家住宅の座敷で行なわれたが、原発事故に伴う節電の中で、照明は自然採光、効果音は生演奏という、脱電力で行なわれ、訪れた約50名の観客を驚かせた。



演劇にとって、照明や効果音は、舞台演出上欠かせない効果の一つだが、平原演劇祭を主宰する劇作家で宮代町在住の高野竜氏はこれら効果を電気を使わずに行なうことにチャレンジした。



中庭にテント用の支柱が置かれ、それに大きなレフ版がつけられた。これが、照明装置。旧家の広い座敷の中まで光が届く。



スポットライトにはない柔らかな光線。太陽が雲に隠れると、舞台も暗くなる。それがまた、ある種の効果を発揮する。



休憩時間にはレフ版を動かして光の方向を調整する。



かやぶき民家とレフ版の光がマッチして異空間を作る。



もう一つの節電は・・・。効果音。



生演奏の音と蝉の声がハーモニーを奏でる感じ。



平原演劇祭の常で、大きな舞台装置はない。旧家の襖や庭が舞台装置となる。



そうした平原演劇祭のファンは多く、この日も東京や群馬をはじめ全国から観客が訪れ、遊び心も随所の舞台を堪能した。



なお、平原演劇祭第2部は9月18日(日)夕刻 新しい村湖畔ステージで、第3部は10月9日(日)正午 進修館食堂で行なわれる予定。



演目や詳細な内容は追って発表される。



宮代NOWでは、7日行なわれた第1部の模様のフォトアルバムをアップ(こちら)しましたので、関心のある方はこちらをクリックしてください


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