久喜市に夏の到来を告げる恒例の提燈まつり「天王様」が12日、始まった。
昼間は人形山車、夜は提燈山車と、同じ山車を昼夜別々に飾り町内をめり歩く、久喜市の提燈まつり「天王様」。
12日、正午過ぎ、久喜市の旧久喜町の鎮守様である八雲神社前に町内の山車6基が飾り立てられて勢ぞろい
神主の御祓いで祭りのスタート。
この日の久喜アメダスは34.7度と、猛暑日目前の暑さ。
お祝いの挨拶に立った、田中暄二・久喜市長の額から汗が滴る。
暑さばかりではない。祭りの熱気もヒートアップ。
山車をやりまわす度に車輪と道路が共に悲鳴を上げる。
熱さに車輪がめり込む。
この熱い心意気と祈りを被災地に送り、力強い復興を祈念しようと、心も篤い。
昼の部は、各町内を引き回して終わり、現在夜の部に備えて、飾りなおし中。
夜の部は陽が落ちた、午後7時30分から。500個余りの提燈を飾り付けた山車が幻想的な世界へと誘う。
なお、まつりは18日も行なわれる。