5月8日は月遅れの花祭り。この日の宮代町は、今年最高の27.7度(久喜アメダス)をマーク、日本工業大学の池では夏の花スイレンが白い花を開き始めた。
8日の宮代町地域は午前7時には15度となり、午前9時には20度超え、正午にはあっさりと夏日、2時前には今年最高の27.7度をマークした。
この暑さに日本工業大学の池では夏の花・スイレンが次々に花を開き、その数15ばかり。
水面を照らす太陽がぎらぎらと輝いていた。
この日の宮代町の寺院ではお釈迦様の誕生を祝う、花祭りが行われ、宮代町須賀の眞藏院でも花御堂がおかれた。
花祭りを行う寺院が少なくなる中で、眞藏院では毎年綺麗な花御堂に甘茶を満たした灌仏桶が置かれ、誕生仏の像がその中央で静かに微笑む。
しかし、今年は、東日本大震災の義援金の募金箱がおかれ、花祭りを祝える日常の大切さを伝えると共に復興支援を呼びかけていた。