大寒

　昨日は日中気温が上がり美しい夕暮れだった。酷い冷え込み予感がしてで水道水の凍結を心配しながら床に就く。日にちが経つには早くて１月も後半で大寒に入った。昨年の親父のブルグを振り返って見る。

雪の無い正月も今頃から大雪になり庭木にはいっぱい雪が積もっていた。毎日降る続ける雪で早朝からの除雪もままならず狭い間口で我慢していた。急な大雪で老木果樹の枝折れが心配になったが農道の除雪がまだでどうにも出来なく諦めていた。園地に入っても余りの積雪で自由が効かずどうする事も出来なかった。

雪解けが進んだ春先に老木の園地にいったら、案の定折れた太い幹が雪の中に埋もれて無残な光景。これまで経験のない程の雪害で後片付けに大変な思いがした。今年は正月には雪が降り各地のスキー場は大賑わいだったがその後は降ったり止んだりで大分積雪量は減って来た。

日中気温が上がり美しい夜空、放射冷却で今朝の気温は下がった。表面の溶けた雪は今朝の冷え込みで凍結して硬雪になって雪上歩くにも抜からない。何時も癖でズボッズボッと抜かる覚悟で雪を踏んで歩くが硬雪で全然足跡も付かない。

雪上でジャンプしても硬くて駄目で細いタイヤの自転車が運転出来る程固まっている。昨日雪中にしっかり３脚が埋まっていた脚立動かしてもビクともしない。防火靴で静かに踏んづけて震動を与えて段々勢いをつけてやっと移動して剪定をする。来週から又寒波の襲来で昨年のような雪害が頭を過ぎる。それでも寒中が過ぎと段々明るい日射しで暖かくなる日が来るのが待ち望ましくなって来る。