天候不順

2015-04-19 05:18:54 | 日記


 先週までは気温は高く穏やかな天気で農作物の生育も一気に進んでいた。ここ1週間は雨や冷たい風でサクランボの花芽の進む具合は足踏み状態。9日朝の降霜でサクランボの花芽の凍害は酷いもので品種によっては半作にも行かないような話題。
 先日8日の会議でサクランボの生育が余りにも進み1番とメシベが凍害に合い安い状態の話だった。ここ数年版晩霜被害は無く豊作気味なサクランボの作柄だったので余り気には掛けないでいた。それが9日庭の窪地の水溜りは余りの低温で氷が張っていた。平年の年はまだ蕾は固くメシベは硬い芽で囲われているが今年は気温の上昇でほころんで来た状態の晩霜だった。
 農家は高齢者が多く高所作業は危険なのでサクランボの栽培も低木栽培に移行している。県辺りの補助金制度も低木栽培の棚仕立てが流行し始めていた。冷たい空気は重いので地面に近い低い場所は凍害に合い安いので今回の被害は甚大。防霜被害防止の機械はいろんなメーカで販売をしているが高額で機械購入は出費が嵩む。
 家でも20年程前に酷い凍害で行政からの補助事業で機械購入をして4~5年設置して使用した。しかし設置するのは面倒で温度を上げるのに灯油を使っているので燃料代が掛かりその後は小屋に格納して眠ってある。

 自然に任せて農業共済に加入して対応しているが今年の作柄はどうなるのか不安ながらの摘雷作業をする。凍害の弱い品種は避けて至って強い佐藤錦は低い場所の枝の花芽は避けて摘雷をしている。
 隣接農家から「すも 合ってもつぼみ 摘んでいたのが?」なんて不思議がって言葉を掛けてくる農家もいるが笑いながら止めずにスタッフ、シルバーさん達と賑やかに作業をしている。何時もは日曜日は農作業は休日だが今回は芽の進み具合が早く休み返上で最後の追い込みで摘雷を急ぐ。冷たい強風で冬用の防寒着をまとい不自由な体での作業で脚立の上り下りは気をつけてと何回注意勧告をする。