改植

2015-01-10 05:29:53 | 日記


 予報とは違い午前中は時折り雪は降るが日差しが出て明るくなる。屋敷続き畑の王林の剪定をする。市道と押し切り川に挟まれた砂利の多い痩せ畑。幼少の頃は堤防は無くちょっとの雨でも洪水で畑の土は流され笹竹や桑園だった。
養蚕は廃れ果樹、酪農の進行で酪農の飼料畑にして多くの厩肥をいれて土壌改良をやって来た。押し切り川向こうは里山で畑の地下は1mくらいで硬い岩盤で浅い耕土。。雨が降れば押し切り川の水が浸みて地下水位が上昇して土中は水が流れる。土は流されて綺麗は洗い砂で建築材のコンクリートにも使かえる程。
雨が少ない時には土が少ない為直ぐに旱魃の影響で飼料作物のデントコーンは萎れて茶色に変色してしまう。この畑の飼料作物の生育を見ると旱魃の程度が判断出来た。地下水は高くちょっとの旱魃でも水脈は切れる事が無いので手掘り井戸で潅水をしていた。耕土が深いと潅水しても表面に暫く水が溜まって自然に地下に浸透するのだが砂利や砂地なので潅水しても一瞬に地下に流れて行く。
時代の変遷と一緒に酪農を止め果樹に切り替えた。当時流行のワイ性台の苗木を仲間達と共同で養成して王林を新植した。樹齢40年も過ぎ古木で品種更新や改植をしなければなる。とりあえず1列置きに間伐してラ・フランスを新植した。
昨年の秋には堤防の拡張、嵩上げ工事で堤防沿いの雑木の大木の伐採で日陰はなくなる。洪水の心配も無く成り果樹栽培の条件は良くなったが果物の収穫出きるには先の長い話。