秋空

2014-09-13 05:00:33 | 日記


 朝の気温は15~6度、急に下がりこれまでの薄着では寒い程になった。今年の秋は急に来たようで故障して使わなかった扇風器はまだ茶の間に置かれたままになっている。気温が下がって来た為、故障を直してやろうと家内に約束していたが関心が無くなって忘れていた。寒がりな俺は朝、晩暖房器が欲しくなって来たが厚めのシャツを着って我慢をする。
 常時簡易水道から水を入れている池の金魚の餌をやっても気温が低くなった為か食いつきが悪い。ミカン等の柑橘類の葉っぱにはアゲハチョウの幼虫が付いて越冬蛹の準備に入る。昨年の今頃ホームセンターから五鉢も出して柑橘類の幼木で飼育して10個以上のサナギを玄関の中で育て春先には成虫になり賑やかに美しい蝶になって飛んで行った。
 俺は満足だったが家内は大嫌いな幼虫をの思い出してか?野鳥にでも食べられれば良いのにとうっう~気持ち悪いと身震いしてまだ小さい幼虫を眺めている
 日中は気温も25度前後で今まで経験の無い程の雹害果の見慣れてしまって仕事は捗る。雹害果のりんごも日毎に着色が進み稲も黄金色を増して収穫の秋。古木の昂林1人だけでの葉摘みでやっと半日がかりで1本終わる。
 年数の経った古木の地際周辺から太い幹辺りは表皮が腐れて一面厚い青苔で覆われている。日焼けで腐れがかった幹の窪には雑草まで生えている。極寒の冬季間、酷暑の中でも萎れて枯れているようでもちょっとの雨で青くなって生育する。夏の強い日差しから苔のお陰で日焼けの防止にもなっている。
 スタッフ達も中性種の葉摘みが一段落して晩性種のふじりんごの葉摘みまで中休みをして貰う。そろそろ杭掛け自然乾燥米の稲刈り作業の準備に取りかかる。杭掛け自然乾燥米のバインダーでの稲刈りは珍しい程で2~3軒の農家だけになってしまった。大変な作業だが顧客の要望もあり中性種の葉摘みが終った合間に毎年やっている。