夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『男と女の不都合な真実』と、カクテルと。

2010年02月23日 | 映画(番外編:映画と食べ物・飲み物)
映画に登場するいろんな飲み物。
お料理が出てくるシーンももちろん楽しいですが、
番外編で挙げた「飲み物いろいろ」「まずそうだけど、こんなお酒。」などなど、
飲み物だけでもワクワクします。

レンタル新作の『男と女の不都合な真実』(2009)は、
『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008)のロバート・ルケティック監督による作品です。

アメリカのローカルTV局の女性プロデューサー、アビーは、
頭が切れる超美人なのに、男運にはとことん見放されています。
というのも、彼女には自分の結婚相手に求める、譲れない10項目があり、
それをすべてクリアする男性なんて、まぁ存在しないから。

このところマンネリ化している彼女の担当番組に、
視聴率アップを狙う上司が呼び寄せたのが、恋愛カウンセラーのマイク。
下品なマイクのことをアビーは毛嫌いしますが、
下ネタ満載となった番組に視聴率はうなぎのぼり。

そんなとき、彼女の向かいの家にイケメン医師のコリンが引っ越してきます。
10項目を余裕でクリアするとおぼしき彼に、アビーはぞっこん。
このチャンスを逃すものかと必死になりますが、
コリンの心をつかむすべがアビーにはわかりません。
そこで、マイクから恋愛指南を受けることにするのですが……。

とっても楽しい作品です。
キャサリン・ハイグルは、アビーがハマリ役。
マイクを演じるジェラルド・バトラーも、
『P.S.アイラヴユー』(2007)の真面目な二枚目より、
こんなちょっと三枚目な役のほうがずーっと好感が持てます。

映画のなりゆきはお察しのとおり。
マイクからあれこれアドバイスを受けるうち、
アビーはマイクのことが頭から離れなくなり、
一方のマイクも幸せそうなアビーを見て切ない気持ちになります。

そして、本作に登場するカクテルが“モヒート”。
アビーとマイクが出かけた店で、アビーが飲んでいたカクテルです。
先週末、おじゃました尼崎・武庫之荘のお店で作っていただきました。
ラムベースのロングカクテルで、ミントが効いていてスッキリ。
その後、ラムそのものが飲みたくなり、ハバナクラブもグイッと。
ごちそうさまでした!

映像としてはごく一部を除いて過激なシーンはありませんが、
台詞にはあまりに下ネタが多いため、R-15指定。
だけど、笑って泣いて安心できる、良質のロマンチックコメディです。

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