minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

五十の手習い

2012年11月26日 | 家族の日常
23日から風邪がどんどん悪化しているトシキ。そう、あのMAUの日もフラフラでリーダーを努めていたのですが、昨日は熱も出たようで、OPENのライブ終了後からずっと病人状態。今日はようやく病院へ行って風邪薬をもらって来た。ちょっと遅い気もするけど、連休だったし仕方ないか。それよりも「コレステロール値が高い」と言われ、食事制限をするように言われた事のほうがショックだったようだ。卵、たらこ、ウニ、イクラ、だ~~~い好きだから困る。少し減らして行かねば・・・。

私も咳は出ていたけど熱はないし、すぐにうがいと手洗いをしているのでとりあえず元気です。周りでも風邪の人たちがどんどん増えているようなので皆様も十分気をつけてください。

そんな中、旧友で飲み仲間だった今井次郎さんの訃報。いや~参りました。このところ知人が相次いで癌で亡くなっている。同じ年齢くらいの人たちなので本当に寂しい限りです。

次郎さんは時々自動という劇団の役者でもあり、音楽家でもあり、ガラクタでいろいろなアートを作る多才な人だった。

JIROXという名前で作品を沢山作っていて、3年くらい間、六本木ミッドタウン「Time & Style」というお洒落なインテリアショップで演奏したとき、ちょうどJIROXの作品がいくつか展示されていて「JIROXの作品は結構人気で売れてますよ。」とお店の人が教えてくれてびっくりした事もあったっけ。


JIROXの作品の前で演奏するminga


とりわけ私が一番好きだったのは役者としての次郎さん。いつもの酔っぱらった次郎さんとは別人のように凄かったなあ。あのリズミカルな台詞まわしはミュージシャンだからこそ??

とにかくぺーぱーむーんで会うといつも機関銃のように唾を飛ばしながらいろいろな事を熱心に話してくれる楽しい人でした。またあっちで共演しましょうね!ご冥福をお祈りいたします。

閑話休題。

先週のスペイン語の授業で習ったことわざに

「Nunca es tarde para aprender」というのがあった。

[学ぶのに遅いという事はない]という意味。みんな「ああ、<しじゅうの手習い>の事ね」と理解した。でも先生の本には

「60の手習い」と出ていて・・・・汗。私たちの年代はみんな<しじゅう>だと思っていたけど、当時の40歳と言えば相当な年齢だったのだろう。現代の辞典では「60の手習い」なんだな、と改めて年齢を意識させられた授業でもあった。

私がスペイン語始めたのは50歳の時だから・・・・Nunca es tarde.......今は少しでも長く元気で演奏できるように「50の手洗い」に専念しようと思う。





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2 コメント

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手習い (粗忽亭主人)
2012-11-27 01:36:25
御無沙汰しています。
手元の電子辞書で引いてみたら、「四十の手習い」はヒットせず、「六十の手習い」は3つヒットしました(精選版日本国語大辞典、広辞苑第6版、明鏡ことわざ成句使い方辞典)
日本国語大辞典によると、1688年の浮世草子・好色盛衰記に「六十の手ならひ」という表現があるそうです。
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Unknown (Unknown)
2012-11-27 01:46:43
ええ?そうなんだ!
わざわざ調べて下さってありがとうございましたw。

じゃ、いつから「しじゅうの手習い」って定着したんでしょうねえ???
ゴロがいいから変わってしまったのでしょうか?
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