minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

愛と平和を叫ぶ。by フジコ

2016年07月04日 | ライブとミュージシャンたち
人にはそれぞれ大切なものがある。愛する人だったり、家族だったり、友人だったり・・・そういう人たちを守りたいと心から思う。だから今回の選挙にはなにがなんでも行かねば。戦争やテロのない平和な世の中になってほしい、と願うばかり。

三宅洋平さんの演説に本当に感動しました。なんたって、あの、犬式のリーダーだったんですからね。昔、奥山さんの「砂」というバンドでBuddyでタイバンしたことがあって、素晴らしいバンドで驚いたのを今でも覚えています。ご覧になった方も多いかもしれませんが、もしまだのかたは、好き嫌いは別として、ちょっとでよいのでご覧になってください。貼り付けておきます。



そんな中、昨日はフジコさんの「反戦」をテーマにしたライブにトシキと参加してきました。RIOは今東京中低域というバリトンサックスばかりのバンドでモントリオールジャズフェス、ロンドン、ベルギーとツアー中なのです。私とトシキとのDUOは何年ブリでしょう?

フジコさんは元演歌歌手。青森(鯵ヶ沢)から上京してきて、ぺーぱーむーんで出会った30年以上前からの友人でもあります。はじめてぺーぱーむーんでトシキとDUOをやったときに目の前でボロボロと涙を流して「よかった〜!」と言ってくれたのがフジコさんでした。そのときから私はミュージシャンでやっていこう、って思ったくらい勇気づけていただきました。

フジコさんも結婚し、子供ができ、その息子にもうすぐ赤ちゃんが生まれる・・・。月日が経つのが恐ろしく早い。そんなフジコさんが昨年、辺野古に行って何かにとりつかれたように、「反戦、沖縄の人たちが戦争で奪われ行った命のことを忘れちゃいけない」と改めて思って歌を歌っていこう、と決心したそうです。

1ステージはフジコさんの歌、2セット目は私とトシキのDUO、最後に一緒に。DUOでは、30年前によく演奏した懐かしい曲を中心に演奏しました。反戦がテーマなので、もちろんチャーリーヘイデンの「La Pasionaria」と「不屈の民」もねw。

昔の仲間たちが集って、本当にあたたかなライブでした。呼んでくださってありがとう、フジコさん。心に響く歌をこれからも歌い続けてください。


そして、6日の夜はサムタイムです。類家心平tp、田中信正pを迎えてTReSとは一味違った演奏をお楽しみに〜!