我、再び駆ける。

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神戸・元町での無声映画上映でした。

2017年01月08日 | お出かけ
昨日の1/7(土)は、家内とJRに乗ってお出かけです。元町駅に到着し、

元町駅の改札を出ると、姫路の「えきそば」のお店ができていました。躍進する姫路の「えきそば」です。^^



次に元町商店街を西進し、



このお店、姫路にもあったような気が、



目的地に到着しました。目的は元町映画館で映画を観ることです。



この日に元町映画館に来たのは、無声映画の弁士である井上陽一さんの映画が上映され、この日限定で井上さん弁士での無声映画も上映されるからです。






元町映画館は、ご覧のように小さな映画館です。(約60席)



早めに行って正解でした。10時半の上映開始時には満席となり、一部の方は床に座ってご覧になるという盛況ぶりでした。

こんなパンフも頂きました。



井上さんのヒストリーを紹介する映画「井上陽一の世界」が先に上映されましたが、井上さんは1938年生まれで高砂市出身。宝殿中学を卒業後、とにかく映画が好きで映画館に就職。その後、映写技師の資格を取得されましたが、弁士に弟子入りされ現在に至っています。
このブログでは、昨年の1月に「家内とまたも姫路に・・・いろいろあった上映会でした。」 で井上さんの無声映画を紹介しましたね。

「井上井陽一の世界」の上映が終わると、井上さんご自身の登場です。(暗い中なので、これが精一杯)



今回の無声映画上映は楽団もなく、鳴り物は井上さんが自らカセットデッキを操作されていました。本来であれば、こんな上映となります。昨年1月に私が撮影した、姫路での井上さん弁士による上映の模様をどうぞ。



上映が終わり、井上さんに「姫路の時に行かしていただきました。あの日は病院に行かれるなど大変でしたね」と話しかけると、「もう年なので何時まで続けることができるか・・・」と寂しく話されていました。1938年生まれですので、今年で79歳となります。それでも、まだまだ私達を楽しませて欲しいものです。

映画も終わり、家内とブラブラ元町商店街を歩くと、老舗のあられ屋である花見屋です。



ここの「あられ・おかき」は美味しいのですが、いかんせんお値段が・・・大きなおかきは200円/枚以上ということで、懐かしく見ただけでした。^^



それでは昼食に・・・ですが、我家の元町での昼食は毎度のことながらのここです。



一応、メニューの確認ですが、心は海鮮丼に決まっています。^^



その海鮮丼です。500円からスタートした海鮮丼ですが、今や580円。それでもリーズナブルですが、三宮方面にもライバル店が増えましたので競争が激しくなりました。



無声映画を見る度、「昔はこれが娯楽だったんだなあ」と感心するばかりです。また映画館に来られていた方は高齢の方が多かったですが、意外にも若い方も・・・弁士の方が生で語られる映画って、私も含めて新鮮だからでしょう。
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9 コメント

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Unknown (グッチ)
2017-01-08 16:39:39
元町映画館・・・その存在すら知りませんでした・・・(^^;)
無声映画の映像は・・・映写機?それとも、デジタルかな?・・・です・・・(^^)

相変わらず「海鮮丼マニア」ですね・・・(^^;)
コチラのお店は、ボリュームで勝負・・・ですかね?
「海鮮丼の駅前」っていう店も聞いたコトがあるのですが、どうなんでしょ?
フィルム映写機です。 (me262a-1a)
2017-01-08 16:52:06
グッチさん、その昔の元町商店街には「元映」なんて名画座があったのですが、この元町映画館は、多分、唯一の映画館だと思います。

無声映画ですが、もちろんフィルム映写機です。現存するのが少なくなり(何せ70年ぐらい前のフィルム)、上映できる無声映画は少なくなっているようです。

海鮮丼は毎度のことで・・・(笑)。駅前とは「海鮮丼の駅前元町店」ですね。家内が行ったそうですが、とても小さなお店で、お値段はさらにリーズナブルのようです。
Unknown (kやん。)
2017-01-08 19:24:12
明けましておめでとうございます(*^_^*)

海鮮丼で思い出しましたが、・・私も源平に行かないとw
徳島駅に行きたいので・・・ (me262a-1a)
2017-01-08 19:46:56
kやん。さん、明けましておめでとうございます。ブログの更新がないか、時々ですが拝見しています。^^

源平とは「道の駅 源平の里むれ」ですね。あそこは一膳飯屋のように好きなモノを取っていき・・・やはり刺身と天ぷらが美味しいです。徳島駅に行きたいので、今年に行くことになるでしょう。
Unknown (T2)
2017-01-09 07:07:58
「元町映画館」、リニューアルされて綺麗になっているのですね?!

私はもっぱら「ビッグ営劇」でした~

モチロン、無声映画は見たことありませんが・・・笑
Unknown (ピィ)
2017-01-09 07:08:34
弁士の無声映画は未経験です。
知識としては横溝正史、金田一耕助の小説で、昭和初期の話などで出てくるので持っていましたけれど。
この方が「最後の弁士」なのでしょうか。
阪急文化とならぶ名画座でしたね。 (me262a-1a)
2017-01-09 14:05:26
T2さん、以前の元町映画館は知りませんが(元映は知っています)、小じんまりとした映画館です。それでもオーナーの方(かな?)の熱意を感じるものでした。

「ビッグ営劇」(営は映だったと思います)は、阪急文化とならぶ名画座でしたね。4,5年前に上映された映画を、リーズナブルに再映していました。

当時はレンタルビデオ店や動画発信サイトがなかったので、一定の需要がありましたね。


ピィさん、今やドラマや映画の一コマでしか紹介されない無声映画ですが、やはり直接観ると、その迫力は素晴らしいものがあります。

現役弁士の方は今回の井上陽一さん以外にもおられますが、関西で活躍されている弁士は井上陽一さんだけのようです。

最初に上映された「井上陽一さんの世界」では、単に弁士としての活動だけではなく、昔の無声映画フィルムの編集や楽団との調整もされていました。ここまで活動するとなると、なかなか難しいものがあるのでしょう。
Unknown (goronyann)
2017-01-15 12:20:33
こんにちは
元町映画館というのは、昔から元町商店街にあった2階建ての映画館のことでしょうか? 10代の頃、2階の3本立ての安かった方でよく観たので 懐かしいです。 朝一番で入って見終わって外へ出ると暗くなっていて驚いたことがありました。 ビートルズ特集で、「ヘルプ、レッドイットビー、イエローサブマリン、いちご白書、」を一日で観るのですから暗くなりますよね。 本当に懐かしいです。想い出させていただき有難うございました。 goronyann
以前に元町映画館に行った時・・・ (me262a-1a)
2017-01-15 15:44:10
goronyanさん、その元町商店街の2階建て映画館は「元映」かな?です。

確かに3本立ての映画を上映していましたね。私が観たのは「トラ!トラ!トラ!」と「ミッドウェイ」の2本立てでしたが、延々と6時間近く戦争映画を観るのは、さすがのミリタリー好きの私でも辛いものでした。(笑)

以前に元町映画館に行った時、係員さんに「ここは以前の元映ですか?」とお聞きしたところ、「元映は少し東側にありました。名画座でしたね」と話されていました。元町映画館は震災以降に開館したそうです。私も元映は超懐かしいです。

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