アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

植物学者モーリッシュ

2021年08月22日 | 本と雑誌 その2

「植物学者モーリッシュの大正ニッポン観察記」(ハンス・モーリッシュ著)を読む

アイヌ、ミキモト真珠、オオサンショウウオのことなどが記されていますが、明治、大正に訪れている外国人たちの日記には、日本のこまごまとしたことを詳しく書かれていることに驚きます。それだけ観察し、勉強もしているのでしょうけど・・

日本人に対しては、異常に親切で謙虚だとありますが、男尊女卑でもあるとあります。日本の音楽には否定的です。否定的ではありますが、客観的に見物しています。

「外国の人々に、日本国民がいかに桜やその他の植物を大切にし、愛好しているかをわかってもらうには、日本人が自然に対していかにまごごろのこもった接し方をしているかを、とくとお目にかける必要がある。日本人にとっては植物もまた魂を持った存在であり、人間と同じように愛すべき大切なものなのである」(331頁)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年08月20日 | 本と雑誌 その2

「狼の群れはなぜ真剣に遊ぶのか」(エリ・H.・ラディンガー著)を読む

オオカミとカラスは良好な関係を築いているそうです。それは長い年月をかけて遺伝子的にも結びついている感じです。

カラスは、人間が手にした死骸には手を出さないけど、オオカミの仕留めた死骸には手を出すことは実験で判明したそうです。オオカミが狩りに行くとき、カラスは興奮し、危険が察知した時にはオオカミに知らせるそうです。

題名の答えは、オオカミは遊びを通じて社会性(公正や協力)を学び、ドーパミンを分泌して幸福感を高める、こういった理由です。

著者のような研究者によって、オオカミの生態がわかるわけですが、それらから我々は学ぶ点が大いにありそうです。自然界においては、そういった生き物たちが生息できるということは、バランスと秩序があるからなのであろう。

人間は、そういったものを壊すばっかりで、生態系には貢献していませんし・・

著者も「地球にとって人間は意味を持たない。それでも私たちは地球の一部なので、地球を最も重要なものとして行動すべきだ」(186頁)と記しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴミ拾いと整理

2021年08月20日 | 日記 3

ブロックと木材は持って帰ることができないので、整理して端に寄せておきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さいヤマメ

2021年08月20日 | 渓流

こうした場所は、真っ先に釣られてしまいます。

全体として小さな川なので、20センチオーバーの魚は殆どいませんが、禁魚区に指定されたら勝手にヤマメは増えていくような川です。

3匹ほどの小さなヤマメを確認。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外と内の風景

2021年08月18日 | 渓流

↑ 水面に映るヤマメの風景は、見ていて楽しいものです。

静まりかえった水中の様子です。

立場が変わると、見える風景も全く違ったものになります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする