新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

もうオリンピックの中継を見ることにした

2018-02-21 07:55:06 | コラム
最早開き直るしかないと悟った:

この「文在寅大統領が出だしから政治絡みにしてしまった平昌オリンピックなど見るか」と息巻いてはみたが、良く考えれば下らないテレビドラマや揚げ足とりの野党攻勢の国会中継を見ているよりも、未だ未だスポーツの方がいくらかましだと解って開き直って見てやることにした。

そうかと言って、一日中見ているわけでもなかった。昨20日は午前中は国際医療研究センター病院で循環器内科で辛抱強く順番が回ってくるのを1時間も待っていたし、19日は検査で採血と採尿の他に心電図もとっていたので、矢張り半日仕事だったのだ。

さて、昨日である。マスコミの「金メダル」とやらへの期待が非常に高かった渡部暁斗君のLHだったかはジャンプでトップとなったのは良かった。だが、既に負かされていたドイツのフレンツエルが24秒後のスタートで10 km走があると聞かされて、閃きではなくまともに判断して渡部君の勝ちはないと諦めて観戦は避けることにした。果たせるかな、甚だ残念ながら今朝になって彼が5位に終わったと知った。

彼は「やるべき事はやったのだから仕方がない」と言ったのが純粋に客観的なのか、負け惜しみかの判断は出来なかった。私にはドイツの3人と言うか、白人との身体能力と体格の差が残酷なほどに出たように思えてならない。何れにせよ、渡部君の善戦健闘を称えたい。

次に見たのが、何度見ても一等をとった人の何処が優れているのかが解らないスケートのショートトラックという競技。どうやら男女とも韓国勢が世界的にも強いらしいとは解ったが、いきなり内側から割り込んだり走路妨害みたいなことを繰り返しているように見えて、余り楽しく観戦できなかった。

カーリング(curlingと書くらしい)は男女とも予選リーグを突破できそうで、多くの局が中継と録画の両方を流すので、混乱させられる時がある。この競技の進め方が解っては来たが、球技で育った私の興味を惹き付けるほどのものではないと感じた。マスコミは競技をそっちのけにして北海道の方言がどうしたの、「おやつタイム」に何を食べるかなどと脱線ばかりである。男女ともに上位4番以内に入れたら良いなと思う。

昨日はこんなところだったが、偽らざる思いは相変わらず「早く終わって欲しい」である。それは羽生君だとか、小平さんが優勝すれば「良かったなー」と感動もするし、彼らを祝福したい気持ちにもなる。だが、余所の国の選手ばかりが勝つのを見ても楽しくはないし、マスコミが「メダルだ、メダルだ」と過剰に騒ぎ立てるのも歓迎できない。

今や私は別な問題を抱えて苦しんでいる。実は、2週間程前から右の肩が非常に痛くなって、朝などはシェーバーを顔の高さまで持ち上げられないのだ。SクリニックのS先生の診断は「言ってみれば80肩だ」で、温める以外にさして効果がある治療法がないらしいのだ。それで「貼るカイロ」を肩だけではなく方々の痛いところに貼りまくって凌いでいる。先生は「短期間には治らないよ」と言われたが、調剤薬局でも「半年か1年はかかるかも」と言われて憂鬱になっているのだ。

これではどうも開き直って済むようなことではないらしいのだ。悲しいかな老化現象の一つとあっては。



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