~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

冬のカフェ

2012年02月19日 06時34分00秒 | 


毎月、カフェのオープンの前にアップしておきたいと思いつつ、
できずにいるカフェのメニュー…。
今朝は早起きしてがんばってみました。

まず、冬ならではの”おしるこ”。
北海道産の小豆をコトコト煮て作った、甘さ控えめのおしるこです。



そして2月の特別メニュー”わさびチョコ”。
生チョコの中にすりおろしたわさびを包み込み、
チョココーティングしています。
今年はチョコの「テンパリング!?」とやらを研究して、
艶やかに仕上げる努力をしてみました。



こちらは鹿肉と野菜のキッシュです。
鹿肉と自家製野菜をあわせた一品。
お腹のすいた方にお薦めです。



最後は定番の”わさびアイス”。
「冬でも食べたい!」という方、結構いらっしゃるんです。

目指すのは「おしゃれなカフェ♪」でなく、「ホッとできるところ」。
野暮ったくてもいい、ポカポカ心が温まる、陽だまりのような場所。
この縁側をわが家のように感じていただけたら嬉しい限りです。
おばあちゃんになるまで続けられたら最高だなぁと思っています。

                     母ちゃん
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冬籠り

2012年02月02日 23時51分51秒 | 田舎暮らし


寒い日が続きます。
「南国」のイメージのある伊豆半島ですが、
わが家は山奥に加えて風の通る谷にあるため、なかなかに冷えます。
冷たい西風は幼い子どもは体を飛ばされるほど強く、
凍えるような寒さが襲います。
家の中も「冷蔵庫 みたい!」と言われるほど…。
が、そんな寒さのおかげでぎゅっと旨みの詰まった野菜ができます。
美味しい切干大根もできます。
体も自然に丈夫になっていっているような…。



先日はうっすらと雪が積もり、一面の銀世界が広がりました。
子ども達は珍しい雪に大はしゃぎで、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり。
手がかじかみ、真っ赤になってもおかまいなし。
日が暮れるまで遊び続けていました。
「かまくらをつくれるほど ふってほしい」が子ども達の願い。
「子どもは風の子」そのものです。



一方、わさび田ではわさびの花が咲き始めました。
白く、小さく、可憐な姿は凛としていて、
きりりっと引き締まった山の景色によく映えます。
今月中旬には、その花の収穫も始まります。
それまで、いましばらくは冬籠り。
コタツにミカン、鍋料理、たき火、繕いもの…。
静かな冬を味わいたいと思っています。

                     母ちゃん
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