~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

夏の旅

2016年09月01日 05時46分13秒 | 


夏の終わり、休暇をいただき、家族でひといき入れてきました。

信州は豊丘村の「農家民宿ひがし」さんは築100年を越える素敵な民家。
古民家丸々一軒、一日一組限定の宿です。
昔ながらの田の字の造りなのですが、10畳間がなんと6部屋。
太い梁や柱は囲炉裏の煙にいぶされて黒光りして、
ほんのり暗い室内は古民家ならではの落ち着き。
囲炉裏や縁側があり、もちろん台所やお風呂も完備。
わが家で過ごしているかのような快適さです。



若いご主人は米や野菜をつくり、川で魚を獲り、
山で鹿や猪も獲り、自ら料理も作るすごい方。
用意していただいたアマゴの塩焼き、信州サーモンの前菜、
イノシシと野菜のスープ、鹿肉の煮込み、鹿肉ロースト、
白なすの焼き浸しなどなど、どれも絶品でした! 



家にいる限り仕事に追われる性分。
が、精力的に動き、心尽くしのもてなしをしてくださる若いご主人の姿に、
私たちもまだまだだなぁ~と新たな活力をいただきました。
旅の面白さは人との出会い。
それぞれの土地で、地に足つけて暮らしている方の生き様を思い出し、
刺激を感じながら、また山仕事に励むこととします。

                    母ちゃん
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夏季休暇

2015年08月18日 22時22分52秒 | 


8/17より、夏季休暇をいただいております。

怒濤のお盆前の仕事、田舎のお盆、そして縁側カフェを終えて、旅へ。
やっとこさ、こぎ着けた夏の旅の初日、まさかの雨模様の和歌山。
テントを張る頃には、正に豪雨。
びしょ濡れになりながらのテントはりに泣けてきて、泣けてきて…。
辛くて、でなく、雨に濡れながらも甲斐甲斐しく動く
子どもの力強さに涙が出てきました(涙) 



農作物を相手の家業。
普段、ゆっくり子どもに付き合ってあげることができず、
やっとの休みもいつも以上にハードになってしまって…。
私たち夫婦は子どもたちに支えられていることを実感させられた光景でした。
夜には雨も上がり、本日は青空が広がり、休みを満喫。
明朝、船にて徳島へ渡り、さくっと山に登り、下田に帰ります。

                    母ちゃん
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早春の掛川・自転車旅

2014年01月27日 23時12分50秒 | 


週末、夫婦2人で
「スロースタイルサイクリング早春の掛川・自転車旅」に
参加させていただきました。
同じ静岡県内と言えども、海岸近くまで山が迫る伊豆半島とは
景色が全然違う。勾配も緩やかで、心地よい「ゆるゆる」。

趣のある旧東海道や宿場、あちらこちらに点在する神社仏閣、旧い街の小道が美しい。
川沿いののどかな風景、天浜線沿いの広々とした”田園滑走路”が気持ちいい!
お茶畑の中に延びるダラダラの登り坂、苦しいけど楽しい!!
走っては地場産の手作りランチやスィーツを摘まみ、心もお腹も満たされる旅。
よく食べ、よく呑み、よく笑い、ほどよく走り…、
本当に楽しいツーリングでした。



町に近づき、町を知り、町を好きになる自転車の旅。
本当に町を知っているからこそできる取り組み。
この自転車旅の根底にある郷土愛は羨ましくなるほど深くて熱い。
そしてこの「ゆるゆる」はクセになりそうです。

スタッフの皆様の細やかな心遣い。
共に楽しんだ道連れの皆様、ありがとうございました!

                     母ちゃん
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オクシズ 井川へ

2013年05月07日 00時50分48秒 | 


大井川上流の「井川」に行ってきました。
オクシズと言われる井川は静岡の市街地から約60km。車では1時間半ほどの
道のりで、日本で唯一のアプト式鉄道の終着駅があるところです。
市街地より井川につながる道は3本。
うち2本は土砂崩れのため、現在、通行止。
残る最後の1本も細い山道で120mm以上の雨が降ると
通行禁止になるという厳しい環境。

そしてたどり着いた井川は山々に囲まれながらも空は広く、
南アルプスを望む絶景が広がっていました。
宿泊したログハウスは標高1500mの位置にあり、山桜が満開。モミやミズナラの植生する山は、伊豆の山とかなり違う雰囲気。
「クマに注意」との看板のそばの木にはクマの爪あとと思われる鋭い傷が…。
山の子のわが家の子ども達も母ちゃんも、ちょっと怯えちゃいました。



そしてずっと行きたいと願っていた「メンパ屋」さんに伺う事ができました。
山仕事で使うお弁当箱として井川で長く親しまれてきたメンパ。
鎌倉時代より作られていたと言うメンパはヒノキの曲物を漆を塗った
サクラの皮でとめ、漆を塗る…昔ながらの48の行程を経て作られる名品。
寡黙に作業をされる息子さんと、来る人来る人に丁寧に話をされるおばあさん。
「メンパ」はもちろん、それを生み出す家族の姿に感じ入りました。

近々、注文したメンパが届く予定です。
伊豆の山奥のわさび田で、静岡の山奥・井川で作られたメンパを使う。
何とも光栄なことで、日々、力が湧いてきそうです。

                     母ちゃん
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隠岐へ

2012年09月18日 22時39分07秒 | 


この夏、島根県隠岐諸島の中ノ島(海士町)に行って来ました。
数年前にテレビで紹介されてたのを見て、いつか行ってみたいと思っていました。

日本海の小さな島。
人口約2500人、過疎化が進み産業も衰退。
合併もしないで財政も危機的状況。
日本の地方が抱えている共通の問題です。

今、その島に働き盛りの若者のIターンが急増しているというのです。
その数、この5年間で236人と人口の1割にもなるとのこと。
若者達を惹きつける魅力は何なんだろうと興味津々でした。



わが家から夜行列車と鬼太郎電車、フェリーを乗り継いで片道約20時間の旅。
ほぼ一日かけての移動です。
島に着く前からちょっと空気が違うのを感じ、ワクワクしながら上陸しました。

小さな島ですが透明度抜群の海に囲まれ、
港の近くまで青々とした田んぼが広がります。
「日本で最も美しい村」にも登録され、
また「日本名水百選」にも登場するくらい豊富な湧き水もあります。





島の暮らしはシンプル。
海で魚を獲り、田畑を耕し、ニワトリを飼う。
私たちの泊まった民宿「但馬屋」では、魚や野菜はもちろんのこと、
味噌、納豆、鶏肉まで、食卓に上がるもの全てが自給には驚きました。



そして移住してきた都会育ちの若者達が島に溶け込み、暮らしています。
島生まれ、島育ちのブランド牛「隠岐牛」
豊かな海域で育てる岩牡蠣「春香」
海水を天日干しして作る塩「海士御塩司所 海士乃塩」など、
島の魅力を活かす新しい産業を生み出し、島の活性化に一役かっています。





「ないものはない」
島のあちらこちらで見かけたポスターです。
コンビ二もファミレスもファーストフード店も娯楽施設もない。
でもあらゆる自然の恵みが満ちていて-「ないものはない」。
その言葉に込められた強さ、誇り、潔さ…。
人を惹きつける魅力の一端に触れられた気がしました。

島内で出会う人は老人から子どもまで皆活き活きして元気をいただきました。
カリスマ町長を始めとして、役場職員、観光協会、教育関係者、
島民が皆一丸となって町を盛り上げている姿。
経済的なものでなく本当の豊かさを感じました。

日本はどこに行っても景色は美しく、美味しいものもたくさんあります。
でも一番の観光資源は「人」だという事を改めて感じた旅でした。

                     父ちゃん
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伊豆急全線ウォーク 完歩!

2012年05月26日 07時15分15秒 | 


ついに、伊豆急ウォーク完歩しました!
伊東~下田、15区間、約80km、見事に歩ききりました。
難所では一区間歩くのに3時間近くかかったり、
大雨による土砂崩れでルートが変更されていたり、山道に迷ったり…。
「もう あるきたくないよう…」とチビさんが泣き出すことも…。
それでも一区間歩ききるごとに増えていく電車のバッチを手にすると、
ご機嫌の笑顔が広がる単純さ。
そうして手に入れた15ヶのバッチを、子ども達誇らしげに見つめています。



いつもは電車や車で通り過ぎるだけの道。
ゆっくり歩く事によって見えてくる事がたくさんありました。
絶景ポイントや裏道、美味しいお店もいくつか見つけ、
自分の住む地域の再発見となりました。
また町によって違う雰囲気も感じ、
気さくに声をかけてくれる人々のあたたかさに気持ちが明るくなりました。



家族で肩を並べて歩いた80km。
「長かったけど、そんな風に感じないね」、「疲れたけれど、楽しかった」、
「電車もいっぱい見たね~」と感想を口にする子ども達。
約50年、伊豆在住の父ちゃんにとっても、新鮮なウォーキングになったようです。

ちなみに伊東~下田ルートの完歩「967番、968番、969番」とのこと。
伊豆急のイベント、見事に楽しませてもらいました!


                     母ちゃん
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伊豆急全線ウォークに挑戦!

2012年04月29日 08時00分26秒 | 


先日、子ども達と伊豆急全線ウォークに行ってきました。
伊豆急行線開業50周年記念イベントとして行われているこのウォーキング。
伊豆急下田駅→伊東駅、もしくは伊東駅→伊豆急下田駅を歩くと、
一駅ごとに電車バッジやファスナートップがもらえるというもの。
そしてなんと全駅・15区間完歩すると電車のバッジのパズルが完成するのです!

電車&パズル好きのわが家の子ども達にとってはたまらない魅力。
「絶対、完歩したい~!」という子ども達の声に押されて、
歩き始めることにしました。



手始めに急なアップダウンのある難関、且つ長距離の伊豆稲取→今井浜海岸(9.8km)に挑戦。
前半はひたすら登りが続きます。
案の定、ウォーキング開始10分頃から次男(3歳)の「ねぇ、まぁだ?」の嘆き…。
それでも登るごとに視界が広がり、
みかん畑や海を望む景色に足取りも軽く、ずんずんと前進。
後半の下りに入ると走ったり、歌ったり元気満々。
コースガイドの目安時間通りの2時間40分で、
見事、歩ききることができました!





今井浜海岸駅到着と同時に雨も降り出したので、その日の行程は終了に。
手に入れたゴールドの電車バッジを手に嬉しそうな子ども達。
難区間を歩ききった子ども達のがんばりは天晴れでした。



でも残り14区間、約70km。
イベント終了まで残り1ヶ月…。
果たして全区間完歩できるか…。
前途多難ですが、子ども達と楽しみながら完歩を目指します!

                     母ちゃん
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式根島

2011年08月28日 22時42分28秒 | 


式根島に行ってきました。
ことある度に陸から眺めてきた伊豆七島。
「島に行ける! それも船旅!!」
子ども達は夏の初めからずっとずっと楽しみにしていました。

下田港より式根島までは約3時間。
下田港→利島→新島→式根島→神津島と島々を巡り、下田港へ帰港します。
(曜日によっては逆周り)


利島です。


新島です。

乗客と共に島々へ物資を運ぶ役割も持つ定期便。
郵便や食料品、魚を出荷する際に使う発泡スチロールなど、
島に着くたび様々な荷物が下ろされる様子に子ども達は興味津々です。



式根島は外周が12キロとこじんまりとした島。
どの海岸にも歩いていける手軽さ。
そして海水浴場はどこも波が穏やかで、驚くほどに遠浅です。
泊海水浴場はとにかく景色が素晴らしい。



石白川海水浴場はシュノーケルも楽しめる上に、
ドボンッと飛び込めるポイントもあり、
更に砂浜を掘ると温泉が湧き出てくる所もあり、あきることがありません。
いつもは波打ち際で遊ぶ程度のわが家の子ども達も
どんどんと沖の方へ行って潜ってはベラツノダシカゴカキダイをはじめ、
その他名前も知らない多くの熱帯魚の姿に大興奮でした。







また更に、島内には4つの海中温泉もあり、のんびり疲れを癒すこともできます。
大人も子どもも思う存分、海での休暇を満喫することができました。



そしていよいよ島を離れる時。
お世話になった民宿の「新屋」のご主人が岸壁から別れのテープを渡してくれました。
車の運転はちょっと荒っぽいけれど、シャイで優しい、格好いい男。
長男はその姿が印象的だったらしく、絵日記にはその時の様子が。
「船で帰るとき、新屋のおじさんがテープをくれました。
 全部で5色でした。
 僕が青で、妹がピンクで、弟と父ちゃんが黄緑で母ちゃんがオレンジで、
 式根島で会った林さんに水色をもってもらいました。
 また式根島に行きたいです。」





コンビニも派手なレジャー施設もない。
けれど島の空気は穏やかで心地よく、島の方々もさりげなく親切。
「観光!」と声高に叫ぶよりもずっと大切なものがある事を感じさせられました。
海の楽しさを知り、ぐんとたくましくなった子ども達。
「また行こうね」と満足そうに微笑む子ども達の笑顔が何よりの旅の収穫となりました。

                     母ちゃん
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塗り壁隊合宿

2010年09月02日 22時58分13秒 | 


塗り壁隊の合宿に参加してきました。
「塗り壁隊」とは自然素材を使った新しい土壁づくりを続けているネットワークで、
昨年の春に父ちゃんが作業に参加させていただき”隊員”に。
毎年、夏に長野の八千穂で行われているという”合宿”に、
家族で参加させていただきました。



合宿のメインイベントはトマトソースづくり。
地元の農園の方が栽培したトマト30キロを、
庭に据えた大鍋でひたすら煮込む。
鍋から溢れんばかりのトマトはそのままでも甘くて美味しい!
大鍋に火をくべ、ひたすら煮込むこと約6時間。



大鍋の半分ほどになったトマトは、
甘みと旨みが濃縮されてその美味しいこと!!
参加者約30名が持ち寄った瓶に詰められ、
同時にその場で焼いたピザのソースとしてみんなの胃袋に。
ピザやパスタ、スペアリブの炭火焼きなど、
次々に生み出される美味しい料理に感動。
そして八千穂の林の中に佇む、芸術的なお宅に感動。
とても刺激的な旅となりました。



今夏は異常な暑さが続き、
わさびもその暑さに対処するために駆け回る日々が続きました。
週休2日とは夢の世界。
盆と正月以外は働き続ける農家。
子ども達とのつかの間の休暇を、素敵な方々と過ごす事ができ、
忘れられない夏の思い出になりました。

                      母ちゃん
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おのぼりツアー 2

2010年04月19日 22時37分03秒 | 


ぼくは このあいだの土よう日に、とうきょうへいきました。
はじめに、バスにのって とうきょうタワーにいきました。
エレベーターで 上のてんぼうだいへ いきました。
とおくにスカイツリーとか、レインボーブリッジとか、フジテレビが見えました。

つぎに、もう一つ上のてんぼうだいにいきました。
エレベーターでおりるとき、むかしこのタワーをぬったおじさんがいました。
ちゃんとそとに、かいだんがついていました。
「かぜがふいたらこわかったよ」といっていました。



それからちかてつにのって、スカイツリーを見にいきました。
とうきょうタワーのたかさは333メートルで、
スカイツリーのたかさは338メートルでした。
人がたくさんいて びっくりしました。



とうきょうえきにいくまえに、あらかわゆうえんちにいきました。
かんらん車からスカイツリーが見えて、その上にひこうせんがとんでいました。
ちんちんでん車にのって、おおつかにいきました。
「全ぶたのしかった」と、かえりのでん車でおもいました。

            以上 息子の「あのねノート」より


東京タワーは40年ぶりでした。
真下に行くとあの色といい、曲線といいやっぱり美しいです。
展望台から見る東京はあの頃とは大違い!
高層ビルがニョキニョキと、、、
40年前の高層ビルと言えば霞ヶ関ビル(36階)があるくらい、、、
今ではどこにあるのやら、サンシャイン60でさえ探すのがひと苦労です。


東京はスカイツリーに限らず行く先々で大規模工事中。
日本は今不況なの? 経済危機、政治危機など忘れてしまうくらい
勢いがあるように感じました。

わが家のおのぼりツアーはやっぱり下町。
スカイツリーの押上から北千住、三ノ輪。
ジョイフル三ノ輪(ノスタルジックな商店街)では帰りの電車でつまむ酒の肴を調達。
鳥富士の惣菜がお目当てです。そこら辺の居酒屋よりよっぽど旨いです。



次はあらかわ遊園。ここはデズニーランドと違って桜もきれいだし、ほのぼのとして落ち着く。
家族皆で遊んで2000円はうれしい。
近くの駄菓子屋のおじさん、おばさんもいい顔してる。
チンチン電車(都電荒川線)は子ども達にとっては遊園地の一部です。



東京駅に戻ると構内にある「ほんのり屋」で夕食のおにぎりを。
帰りの電車では子ども達は駄菓子屋のおもちゃで遊び、
父ちゃんは夕陽に染まる街並みを見ながら晩酌を、、、
日帰りの慌しいおのぼりツアーですが、気分転換も出来てすごく楽しいです。

                         父ちゃん
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