~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

台風15号直撃

2011年09月23日 17時22分36秒 | わさび


9/21、静岡県浜松市付近に上陸し日本列島を縦断した台風15号は、
各地に大きな被害をもたらしました。

わが家の周辺では、奥の集落やわさび田へつづく市道で土砂崩れが発生。
山の中腹から長さ30メートルにかけて崖が崩れる大規模なもので、
大量の土砂と倒木により道路が寸断されました。

土砂崩れの威力は凄まじく、電柱はなぎ倒されて根元はグニャリ、先もポッキリと折れた状態。
奥の集落は一時、孤立状態となりました。





周りの状況を見ていると、わさび田が気になって仕方がありません。
土砂に埋まっているのでは…、
倒木でつぶされているのでは…、と気が気ではありません。

台風の翌日、朝一番にわさび田の見廻りへ向かいました。
と言っても、わさび田へ続く道は土砂に埋まっています。
荷物を背負い、土砂の山を乗り越え、歩いてわさび田に向かいます。





通常は家よりわさび田までは車で10分弱。
見廻りも何事もなければ1~2時間で終えられるところですが、
歩きでは山に着くまでに約1時間。
行く先々で倒木や土砂崩れの処理に終われ、丸々1日を費やす事となりました。



しかし倒木や多少の土砂崩れはあったものの、
わさび田自体が流されるような大きな被害がなかったことは幸いでした。
また、道路の方も翌日の夕方には何とか車が通れるようになり、
電気もじきに復旧する予定です。



翌日は打って変わって台風一過の秋晴れ。
前日の嵐が嘘のように晴れわたっています。



今年は東日本大震災に始まり、
先日の台風12号、今回の16号と大きな災害が続きます。
日本各地の方々が一日も早く、平穏な暮らしが送れます様にと思わずにいられません。

                     母ちゃん
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ハチに刺されました

2011年09月05日 00時44分16秒 | わさび
週末、台風12号の接近に備えてわさび田の見廻りをしていたところ、
突然、わき腹に激痛が!
2~3m離れたところにある切り株から、ブンブン飛び出してくるもの。
スズメバチでした。

幸いにも一人でなく父ちゃんも一緒だったのでパニックに陥ることもなく、
すぐに毒を吸い出し、大事には至りませんでしたが、あまりに突然のことに呆然。
何もしていないのにどうして…、と疑問に思いつつ考えてみると…。
蒸し暑いなか汗びっしょり。
その上雨にも濡れて汗臭かったのかもしれない、と。
ハチの被害が多くなる時期。加えて臭いに敏感なハチ。
山仕事をする身でありながら、油断があったと猛省です。

落ち着いてから図鑑を見たり、周りの人に状況を話してみると、
大きさや土の中に巣を作る習性などから、オオスズメバチだったらしいと判明。
ハチのなかでも最も毒性が強く、生命の危険もあると言われるオオスズメバチ。
ジクジク、ズキズキと一晩中続く激しい痛みと恐怖で、
生きた心地がしませんでした。



先週は、毎日通っているわさび田への市道で、
人の何倍もある岩が落ちる落石もありました。
斜面から道に落ち、そのまま岩は川へ転げ落ちたのですが、
一歩間違えば生命を落とす一大事です。
道路は陥没。写真はその後、いくつかに割られた岩です。

また週末には大型の台風の接近。
あの豪雨が伊豆に来ていたら…。

大げさでなく、わさび作りは自然と対峙する、
生命がけの仕事なのだと痛感しています。

                     母ちゃん
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