maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



久々に、マイケルムーアの映画を観ました。
華氏119ですが、今作品名の元でもある華氏911も観ました。
そして、シッコやキャピタリズムも。
レンタルでは、銃規制の問題の作品も観ました。
何故か・・・
日本は、アメリカの後を追うの法則があるから。
銃問題は、さすがに違いますが、今や移民という名の
安い労働力まで真似ようとしている。誰かに言わせると、移民ではないそうですが。

この映画、単にアンチトランプってだけで観ると、
肩透かしを喰らうでしょう。扱っている問題は、
民主主義と資本主義の対立といってもいい。
資本主義が政治システムを狂わし、民意が反映されない。
この人の映画では、柱になっているテーマです。
そしてこの問題は日本でも同じです。

共和党批判だけでなく、民主党批判も展開する。
ヒラリーだけでない、ビルだって、オバマだって、
みんな民衆の代表みたいな顔をして、裏切ってきた。
どちらの党も、同じ企業から献金受けてれば、
政策も似たり寄ったりになる。
サンダースの話も出てくるけど、これでは投票する意味がない。
結局、支持する政党がないという、日本で御馴染みの状態になっている。
投票率が低くなり、ますます事態が悪化する。
この流れの行きつく先は、独裁という事を、あのアメリカを例に見せられると、
何とも複雑な気持ちになる。

強欲実業家が水道民営化した貧困の町(ムーアの映画でよく登場するフリント)では、
綺麗な水源があるにもかかわらず、強引に川の水に切り替え、
結果、亜鉛入りの水を飲むことになった住民が病んでいくという、
およそ先進国では考えられない事態にまでなっていたとは。
さらに廃墟の建物が多いからと、予告なしの市外線訓練に町が使われるというから怖い。

今の日本(自民・公明政権)がやっている事は、まさに未来を暗示している。
だがアメリカでは、若い行動力のある人が、運動を展開し、実際に効果を上げ始めている。
日本では、どうだろう・・・政治の話をするのはダサいとかいいそうだし、
正直、若いというだけでは信用できない面もある。
とはいえ、今のままでは、他に誰がやってもマシという状況にまで来た。
こんなに、日本が破壊されるとは思ってもみなかった。
最近は、テレビのニュース番組も観なくなってきた。
移民法案にしても、報道を真面目にするときは、すでに先に進んでしまってからで、
それまで、ゴーン逮捕だったり、他の話題に掛かり切り。
音楽を聴いている方が、ストレス溜まらない。とはいえ、無視もできない。
と、いつの間にか日本の問題を考える羽目になる映画でした。

この強欲の時代を、だれか終わらせてくれないかな。



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QUEEN  


いやはや、QUEENの映画の観客動員数が多いらしいので、
嫁と一緒に行ってみた。
チケット予約で、前の日にみていて余裕だと思ったら、
当日になったら結構埋まっていてびっくりした。

当時、凄い才能だと言われていて、
中学生のときCMでかっこいい曲が流れていたり、
それ以外にも、あちこちで使われているし、
高校の時にはライブエイドがあったりで、よく知ってはいたものの、
真面目に聴くこともなかったグループだった。
AIDSで亡くなったとき、
当時はゲイだからという言われ方をしていたのは良く覚えている。

レコードを買うようになり、一枚ベスト盤を買ったのみで、
そこから発展しなかったものの、映画を観ると凄さが伝わる内容で、
今日は中古でライブ盤のCDを一枚。

映画に行ってみて、ロックはいいなあと思う。
90年代途中から、方向性が怪しくなり、さらに、
最近の洋楽アーティストは、おしゃれなんだろうけど、
自分で演奏するスタイルでは無くなってきている感じだし、
単調なリズムで、何かこう、みんな同じじゃないかと思う。

それにしても、あの大観衆を一気に引き付ける力。
自分はパフォーマーだと言う姿は、マイケルジャクソンにも共通する。
そして、常人ではついていけそうにもない生活も。
最期のライブエイドのシーンは圧巻ですね。
ビートルズの映画も観ましたが、これから増えていく気がする。
今流行りのアーティストより、過去の有名なアーティストのライブを、
あの音響でどんどんやってくれないかなあ。
クラシックも、カラヤンの映像で上映するシリーズがあると知ったけど、
やはり、ロックが似合うよ。とっくにDVDで販売されているものでもいいし、
そういうのを、迫力の音響で観る機会があれば、いいのになあ。
洋楽でぜひ企画してほしい。



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昨日、コーヒーのイベントがあって、
いろんな店の味を少量づつ味わえる企画に行ってみた。
店の違いもあったけど、有田焼フィルターで淹れた味がまろやかで、
違いって分かるもんだなと思った。

ついでに、小型のコーヒーミルを買ってかえった。
今は、嫁の拘りでミル付きのコーヒーメーカーを使っているけど、
粉の細かさを調整できるもの・・・にチャレンジ。
ポーレックス コーヒーミル ミニというやつだった。
販売員の説明もあったし、小さいから保管も楽だし、
セラミックの臼だから、洗うのも楽。

試してみたけど、これ、調節の違いが味の差ですぐに分かる。
まだ2回しか使ってないけど、挽き方を調節して、
すっきり味、まろやか味が分かる・・・違いの分かる男でほっとした。
ゴリゴリ挽くこのひと手間だけで、こうも変わるか・・・
成程、コーヒーに凝ってしまう人の気持ちもよく分かる。

オーディオもそんなところがある。
今やCDを聴くのでさえ、面倒な時代らしい。今日、中古CD買ったけど、
店で、そういえばCDなんて何年も買ってないね、という会話を聞いた。
自分としては、CDは手抜きのようなイメージでいたけど、
今やひと手間かけて楽しむものになっていたのか。レコードなど尚更だ。

物で生活が豊かになるわけじゃない。
豊かさとは何かとなると小難しい。
でも何となく、不便さを伴った機械を使うと、何かほっとするし楽しいのは確かだ。

簡単便利な物じゃない。むしろ、使う人に何かを要求してくる物。
使う時の手間、お手入れ、感性や知識とかも必要なんだろうけれど、
便利さを追求すると、面白みのない機械になってしまう。
そこには悦びは感じらない。
自分の好みを具現化するためのもの・・・その為には何か手間が要る。
その道具としての物。それを使っている事が楽しいという事か。
だから、何か具体的な目的がないと始まらない。

世の中がもっと進んで、ボタン一つで何でもできる・・・
美味しい物が出来上がる、観たいものが観れる、音も自由自在、手間暇不要、車も自動。
考えることも不要、答えは人工知能が教えてくれる。
無駄も一切ない効率的な世界。目的すら考えなくていい。

そんな世の中で、生きる意味を見出す事は出来るのか?
生きにくさには、色々な理由があると思うけれど、
便利すぎってのも、関係してくると常々思ってしまう。

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ゴーンが悪さをした・・・
本当なのだろうから、捕まるのは良い。

何故今?
フランス企業に日産を取られたくなかったとか、
嫌われてたとか、色々言われているが・・・

そういえば、この一件で、
殆ど報道が無くなったことが沢山あるんじゃない?

水道民営化はどうなるの?
移民法は?
モリカケだって、何か進展は?
財務省の文書改竄の方が、ゴーン問題より酷いのに。

思考停止した大衆なんぞ、でかい囮を放てば、
みんなそれを追いかけるから、チョロいもんだぜ。
そういう声が聞こえてきそう。


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非難してばかりいないで、対案をだせとかいうのがいたりする。

かの、ショーペンハウアーは、
悪をそしるのは善に対する義務だと書いている。

悪を知らなければ善を知る由もないと。


駄目な物はダメ。


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ここ2年くらい、SACDプレイヤーのマランツ SA14 Ver.2がCD読み込みエラーが増え、
かつ、ディスクトレイがたまに開きにくくなるようになっていた。
機械が少し温まればOKなのと、読み込み難ありなのはCDの場合だけ(SACDはOK)でなんとかなった。
さらに、最近はレコード再生が増え、
洋楽ロック系を聴くことが多かった事もあり、対策は後回しにしていた。

でも、CDでしか持っていないものを聴く機会が増え、秋、冬に向かって、
そろそろクラシックも聴きたいなと思ったりで、
買い替えするかなと、情報収集や、軽い視聴をやってみたりした。
11月10日に、本格的な視聴をしに、久々に秋葉に行って、選んできたのが同じマランツのSA-12。
それにしても、オーディオ関連の市場は寒いようで・・・以前スピーカーを買った頃とは全然違う。

今のアンプは、同じくマランツのPM-11S2。
SPが、ELACのFS210A。
正直、現状で自分の中では気持ちよく聴けて、
下手に選んで後悔したらどうしようと悩んでいた。
中低音から高音までよく出ていたから、どこかが悪くなると目立つかなと心配していた。

買ったばかりの時点では、中低音がやたらと厚く、ピアノの楽曲では、あれっと思ったものの、
時間が経つにつれ、高音が出てきて、かといって中低音がなくなった訳でもなく、
左右に広がりが出て、機械的にも静かで、さすがに10年以上の差はある。当たり前か・・・
音も細かい。ピアノの高音も、金管楽器も、綺麗な音が生き生きしている。
色々聴いたけど、こんな鳴り方するCDだったのか、と感心させられる。
あまり飾りのない音で、好き嫌いが分かれる部分のところだと思うが、
自分がクラシックのコンサートに通う前は、まろやかな音がリラックスもできて心地よいと感じていたけど、
実際の音を聴くと、何か物足りなくなってしまい、好みが変わった。
ピアノや金管楽器の音がまろやか過ぎたり、本来なら瑞々しい音が鳴る部分で、なんか違う・・・と感じると、
音楽に集中できなくなってしまうようだ。
この辺りは、どういった音楽で感動したか、という体験が大きいと思う。

ただ、合わないCDをかけると、がっかりするのは、こういった優れものには付き物で、
やたらと左右に広がり感を持たせたクラシックのCDは、妙に薄まった音楽になった。
同じCDでも、リマスターの高音質版で聴くと、凄い良い音だったりする。
ロックでも、ビートルズのリマスター版だと、疑似ステレオだから、聴き心地悪さが目立った。
かえって、SA14 Ver.2の方が音に広がりがない分、普通に聴けた。
まあ、ビートルズについては、モノラル版のレコードが一番良い。
なのでレコード再生はまだまだ不滅だ。

そういえば、こういう物を買う時、自分が何を求めているか、分かっていると間違いは少ない。
色々ネットでみていると、売れているのは何か、であったり、価格ありきであったり、
どこのDACを使っているかだったり、人の意見を求めすぎていたり、
これってmあまり良くないのですが、多いようです。
あれ、
そうですね、これって生きていく事にも言えてますね。
自分で決めれば、後悔も少ないし、満足度も高くなる。


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この国も末期症状・・・

嘘も詭弁もまかり通り、
だれも止められない。

移民など、欧米の失敗みてればやばいと分かる。
しかも、政府と、経団連が進めているのは、
移民というより奴隷のような安い労働力。
上手く行くわけない。

この国は、東大卒の官僚も、二世三世のボンボン政治家も、
サラリーマン社長も、二代目社長も、人格者がいない。
言葉をもてあそび、嘘をつき、屁理屈をこね、居直って、
他人に痛みを押し付けるようなのが多すぎる。

それがこの国を引っ張るエリートの皆様。
唯一選択可能なのは政治家だけど、
これまた国民の皆様が、損得勘定で選ぶ。
とくに地方議員なんぞ、未だにおらが村の先生なんでしょう。
旅行でいく地方は良い処なんだけどね。

怨嗟の声に包まれつつも、行きつくところまでいかないと、
止まりそうにない。
日本は途上国のままだった。
経済規模がでかくなって、有頂天になって、
偉くなったような勘違いをして、
海外からひんしゅくを買って、
元のあるべき場所に戻るのが、見えてきた。

いやこれ、本当にまずい。
ここまでおかしな国になっているのに、危機感感じない人が多すぎるのも、
かなり末期的。

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世の中、あらゆる事が二極化していく。
貧富の差から、教育の差、というのはよく言われる。

教養の差、知識の差、情報の差、
なんかは、元々がそういう傾向はあるものの、
信じたいものだけを信じる傾向が強くなり、
頑固なネトウヨ老人が生まれてくる。もはやカルトの世界。

そしてネットにスマホのダブルパンチで、
何でもダウンロード。信じたい答えはすぐ見つかる。
ファーストフードが広まってきた時代を経て、
今やあらゆるものがファーストになってしまった。
政治までファーストになるから最悪だ。

最近思うのだけれど、
人間、歳を重ねると保守的になるというのは、
ある意味当然で、その人なりの、モノの良し悪しが分かり、
新しく判断しなくてはならないモノより、分かっているモノを選べば
間違いが少ないと学習するからでしょう。

でも、その判断ができないまま歳を重ねてしまう人が多い社会が、
今の日本(だけじゃないが)のような気がする。
モノを選ぶというのは、いろいろ当てはまる。
読むべき本だったり、音楽だったり、いろいろな物事の選択だったり、政策だったりもする。
だから、若さや目新しさを武器にした政治家も信用ならない。

そう思っていれば、なんとか維新とか、なんとかファーストとか、
なんとかミクスとか、そんな人を馬鹿にしたものに騙されないで済む。
頭の中で、自然に警戒警報が鳴る。
とはいえ、新しいものを全否定するのも違う。
要は見分ける力が大事って事かな。


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