maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



真面目に読めば読むほど、
戦争中の、欲しがりません勝つまでは、なんてのを連想してしまった。
他に何があるのか調べてみた・・・例えば、
産めよ殖せよ国のため、
ぜいたくは敵だ!
何が何でもカボチャを作れ
進め一億 火の玉だ
なんてのがあって、当時は真面目に言っていた人もいたと思うが、
今の世の中では恥ずかしい・・・

ソーシャルディスタンスなんてのも、
そんな感じになるのかな。
横に並んで食事するとか、
暑いときは、他人との間隔が2mあればマスクを外してOKとか、
なんだか、そんなのインフルエンザで気にもしない事なのにね。
コロナ様は特別なんだろうな。素直にマスク外さないと熱中症になるって。
今年の熱中症死者が物凄い事になったら、誰が責任取るのか?
自己責任とかになるんだろ?

新しい生活・・・を真面目に考えるのは、学者バカという人たちなんだろうか・・・
丁度、再読していた、大衆の反逆という本に、そういった事が書いてあった。
再読って大事だね。二度、三度、読み返せる本は素晴らしい。映画もそうだ。

大まかに・・・色々な専門職があるが、その中でも科学者が最高の位置を占めている。
この科学者は、物事が専門的になりすぎて、思慮ある人間になるために知っているべき事のうち、
特定の科学だけしか知らない。しかも、自分の専門分野だけだ。
彼らは知者ではないが、その分野は詳しいので無知ではない・・・という。

つまり、これも大衆という人間の特徴を良く表しているのであって、
科学者なだけに、色々意見を言うし、影響力もあるだけ恐ろしいのだという事だ。
まさに、コロナ騒ぎで、失業者を沢山生み出すような事をやる・・・
でも、実は日本ではインフルと比較して大したことないのに・・・
本当に、どうするの?
これから社会に出てくる人に、滅茶苦茶不景気な世の中を用意して、新氷河期世代を作るつもりかね。
となると、数十年は続くよ。大丈夫かね。
ほんで、それを信じた人たちは、政府に金払えと大合唱。
普段は、政府に無駄遣いするなと言うのに・・・しかも、安倍政治は独裁だとか言う人が、
コロナでは、いう事聞かない人に罰則を設けろとか言う。独裁が嫌いなんじゃないのかねえ。
知の劣化は、日本中に蔓延している。
ウイルスより怖い。

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有名な、オルテガの「大衆の反逆」を再び読み始めた。

この本は、1930年に発刊(昭和5年)され、
アメリカでは20世紀で最も重要な本と紹介された。
因みに、19世紀はマルクスの資本論、18世紀ではルソーの社会契約論がそれぞれ紹介されている。

その時代、それまで人がいなかった部分に、大衆が進出してきたという。
群衆という言葉も使われている。
大衆とはなにか・・・自分を評価せず、自己をよくしようとも努力せず、
他人と同じでいる事を嫌がらず、むしろ喜ぶ、浮草のような人たちだという。

もう、言いたい放題です。

でも、下層の人達だけにいるわけではなく、上流にもいるという。
逆もありで、大衆でない人は、下層にもいる。

そして、優れた伝統を持つような知的な集団でさえ、大衆が支配的だと嘆く。
知識人も似非知識人が、政治の世界でも、資格のないものが支配するという。

まるで、今の世界をそのまま描写したような冒頭部分です。
政治も、貴族的な人たちが行うべきという見解ですが、
ここでいう貴族は、華やかな貴族とは違い、徳のある人たちを指します。

なんだ、自分は政治家でもないから、いいんだ、などと思わない事です。
良くも悪くも、選挙で政治家を選ぶのは、有権者ですから。

ただでさえ、のほほんと流されて生きてしまうのだけど、
そこは、ぐっとこらえて、自らの知を鍛えていく必要があります。
でも、これは大変だ・・・古代ギリシャやローマの時代から、
徳とは何か、知識とは何か、など論じているのだから。
でも、それに触れる事は、無駄ではないですよ。
そうしないと、日本の2世、3世の世襲政治家みたいに、みっともない醜態をさらしても、
それにすら気づかない恥ずかしい人間になってしまうし、
コロナ騒ぎで右往左往する事もなくなるし、
芸能人の浮気問題もばかばかしく思えるし、
自然と世の中を見る目が変わり、大衆と違うものを観て感じているはずです。

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恐ろしいほどの、マスク率。
殆ど人の歩いていない道でも、
マスクを着けて、見るからに暑そうなのに、
じっと我慢の人達。いつまで我慢するのですかね?
そのうち、口元だけ真っ白に跡が残るよ。

2月や3月の、感染者が増えてきたとき(欧米に比べれば屁でもない)、
花粉症の自分は付けていたけど、
周りは今よりもずっとマスク率は低かった・・・
それでも、この結果。
大した事ない、これが結論でしょ。

満員電車に毎日乗っていた。
でも、そこでクラスターなんて、結局起こらなかった。
非常事態宣言の間も、隔日だけど出社だったので、
毎日座って楽ちんの出勤は新鮮だったけど、
これじゃあ、経済潰れるなと思うと憂鬱だった。

宣言が明けて、人が増えてきたら、感染者も増えて、
メディアは大騒ぎ。ゆりこも大騒ぎ。
でも、それって当たり前の事なんじゃないのかな。
とくに驚くに値しない。

それでも、いまのマスク集団は異様な光景だ。
昔、中国が毎朝集団で自転車こいでるのをみて、
うわーって思ったのと似ている。
日本はいつから共産圏の国になったんだろうね。

イギリスでロックダウンを言い張って、当初スウェーデン方式をとっていたのに、
方針転換させた事で有名になった教授がいた。
その教授は、ロックダウンの最中に愛人を家に招いて、楽しい事をしていたのだ。
そんなものだよね。

メディアに踊らされるな、思考停止するな、
これにつきるんですよ。世の中を生き抜くコツは。


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