maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 



野党を食う政党という感じが鮮明です。
テレビでは全くやりませんが・・・

山本太郎の演説は、過去の選挙で2回ほど聞いた。
人を魅了する力がある。
N国党は、ネットで面白おかしく、以前から活動していた。
最近政治の世界に出てきたのは知っていたけれど、
人を喰ったような無茶ぶりと裏腹に、
国民が思わず頷く主張を繰り出す。実に上手い戦略が隠れている。
ちょっとトランプに近いかも。けれど、別に何とか至上主義とかではない。

立憲が初めて迎える選挙で、枝野の演説を聞いたけれど、
あれもなかなか良かった。
でも、それ以降、彼らは野党の中で周りを見ながら、
或いは政党の中で空気を読みながら、
国民の怒りを吸い上げて、国会に送り込もうという気概を失った。
だから、野党の演説に耳を傾ける人の少ない事。
自民だって、れいわに比べたら静かなもの。

太郎の場合、過去の演説を聞いてきた人たちや、
ネットでじわじわ広がってきた評判などが大きく広がり、
完全に野党を無意味化してきた。
だって、野党が言っている事は、今までと同じ。だから期待が持てない。
その受け皿は、自公には流れず、新たな政党を探す事になった。
それは、野党というより、与党と野党の間に、別の野党がいるみたいな印象。

結果が悪ければ後が無いという意見もあるけれど、それは違う。
また選挙に出れば、また応援する人は出てくる。
そう思わせるものがある。既存の政治家には無い。

偉そうな人が、ポピュリズムの警鐘を偉そうに語る。
だけど、本来政治などはそんなもんだろう。
市民のいう事を聞かず、経団連やら
エライ人たちが、私利私欲を捨てて、国の為に仕事をせず、
仲間で楽しく政治ごっこしながら、利権で金儲けなどしているからこうなる。
ポピュリズムを警戒する前に、いまの政治を警戒しろという事だ。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




どこの誰に入れようか・・・
そんなときの、少し役に立つ考え方。

https://togetter.com/li/1375555


自分の選挙区で、当落線上にいる人の中から、
入れたい人、マシな方、を選ぶ。

自分が入れてみたい人がいれば、
落選決定でも入れるのも良しですが、
当落線上に当選してほしくない人がいたら、
敢えて投票先を変えるのも一つの手です。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


裏窓  


ヒッチコックの裏窓のDVDを先月買った。
で、一度みて、やはり凄い傑作だと思った。

中学生の頃、日曜洋画劇場で録画したものを、
何度も観た記憶があるけれど、
それ以降、ゴッドファーザーにその座を奪われ、
御無沙汰だった。

で、単にこのDVD(ブルーレイ版)を買った訳ではなく、
おまけの音声解説が気になった側面があった。
ようやく、それを今日果たせたのだけど、
自分の想像以上に、監督の拘りが多く、
知らない事だらけの気がした。
衣装の色や、壁の絵、飾り物、隣人との対比、カメラのパーン、
サイレント映画の手法、気になるセリフ、何気ないセリフ・・・まだまだある。
それらを知らなくても面白いけれど、知るとまた観たくなる。

こういう、解説が面白いと思える映画は、そう多くない。
細部まで拘って作られた映画は、なんとなく分かるけど、
その中でも、ピカ一だと思う。

自分が好きな映画や音楽って、そういうものを感じさせるものが多い。
最近では、Pink FloydやProcol HarumのレコードやCDに夢中だけど、
時代が変わろうが、残っていくもの、普遍性のあるもの、
そういう作品だけを観るなり聴くのがいい。

ショーペンハウアーが「読書について」で述べているように、
人生の時間は限られているのだから、悪書など読むな、
いいものだけ、読みなさいと言うのと同じ。
流行っているからとか、話題になったとかで選ぶのは良くないと。
これはある意味、真理だと思うけれど、残念ながら、
1800年代の話がそのまま通じるというか、
その頃より悪くなっているんじゃないかと思ってしまう。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )