loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

本 カズサビーチ

2017-06-11 | 

「カズサビーチ」   山本一力 著

 

まず

本を読む前に

カズサビーチって?

どこのビーチ?

と考えてしまいました。

上総の国だったのですね。

上総海岸という事ですか!

 

アメリカ捕鯨。

大西洋での乱獲がたたり

1816年を境に

鯨の数は急激に減っていた。

 

クーパー船長は

ジャパンシーへ回り込めば

重なり合って泳ぐ鯨の群れで

海が黒く染まっているという話を入手する。

1843年11月9日

マンハッタン号は出港する。

 

一方ジャパン。

船頭の弦助を乗せた船は

1845年2月

徳島湊を出航した

その時は空は底なしの青さを見せていた。

ところが

突然の分厚い雲がかぶさり始め

嵐となったのです。

 

弦助の乗った幸宝丸は

嵐に翻弄され

無人島に辿り着く。

 

漂流生活を強いられた

船乗り達は

そこを通った

マンハッタン号に救われる

 

その後

鎖国中のジャパンに

どうやって

船乗り達を戻すか

という話になります。

 

アメリカ

ジャパン

双方

紳士的なやり取りで

無事弦助達は

日本の国に戻ることができます。

 

思い出すのは

以前読んだ

ジョン万次郎のお話しです。

 

この話の中にも

万次郎の話が出てきたりして

オーバーラップします。

 

この本も

気持の良い流れで進み

興味深さも膨らんで

どんどん読み進むことの出来る一冊でした。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お肉ガッツリランチ | トップ | 新じゃがの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事