だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アクション・ペインティングのポロック

2011-12-06 21:34:52 | 展覧会
ケイシー・アフレックの演技が注目された、マイケル・ウィンターボトム監督の「キラー・インサイド・ミー」(10)を見た後、劇場未公開の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(07未)を見ました。

『ミスティック・リバー』の原作者デニス・レヘインの『愛しき者はすべて去りゆく』を、ケイシーの兄で俳優のベン・アフレックが初監督した作品です。少女誘拐事件を描いた本作、ケイシー初主演でもあります。

ミシェル・モナハン、モーガン・フリーマン、エイミー・ライアン、エイミー・マディガンと個性派が揃い、見応えある作品なので未見の方はぜひ。この作品に刑事役で出演していた、エド・ハリス。

最近、劇場公開作品がないですね。調べてみると「ゴーン・ベイビー・ゴーン」の後に、「アパルーサの決闘」(08未)がありました。ロバート・B・パーカー原作をハリスが製作、脚本、監督した西部劇。

ヴィゴ・モーテンセン主演。見なくっちゃ!で、エド・ハリスが製作、初監督したのが、「ポロック 2人だけのアトリエ」(00)でした。この作品で、画家ジャクソン・ポロックの生涯を知りました。

アメリカのモダンアート先駆けのポロックの作品は、MOMA(ニューヨーク近代美術館)とかで見たことがありますが、モダンアートは難しい…。しかし絵は感じるもの。特に作家を知ることは大切。

映画「ポロック」は…10代の頃からアルコール依存症で不安定な精神状態のポロック。自らの才能に自信を持てない彼を支えたのが、女流画家リー・クラズナー(マーシャ・ゲイ・ハーデン)でした。

ジャクソン・ポロックは、1912年1月28日ワイオミング州コーディ出身。1945年リーと結婚。1943年頃からキャンバスを下に置き、絵具やペンキを垂らす“ドロッピング”という技法で制作。

50年代に入り、飲酒癖が再発し1956年8月11日交通事故で死亡。44歳でした。そのポロックの展覧会が東京国立近代美術館で、開催されます。「生誕100年 ジャクソン・ポロック展が、そう。

代表作『インディアンレッドの地の壁面』(1950)が公開!イランのテヘラン現代美術館からの出品で、なんとクリスティーズによる最新の評価額は200億円。日本初のポロック回顧展。見ますとも。

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