だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

世紀の小説と言われた原作

2024-05-09 16:19:25 | 映画
オーストラリアのウィーン出身の作家、ローベルト・ゼーターラー(1966年~ )の2012年作品、原題『キオスク』を映画化したのが…

ニコラウス・ライトナー監督「17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン」(18)でしたす。見てました。19年に亡くなったドイツの名優…

ブルーノ・ガンツの遺作なので。たばこ店で働く青年と常連客の精神科医フロイト教授と交流を描いていました。2014年に発表され…

世界的ベストセラー小説となった作品の映画化、それが日本初登場のハンス・シュタインビッヒラー監督「ある一生」(23)です。

1900年頃のオーストリア、アルプスの渓谷に住む遠い親戚の農場へやって来た、身寄りのない8歳の少年アンドレアス・エッガー(イヴァン・グスタフィク)。

農場主(アンドレアス・ルスト)から虐げられながら暮らす彼の支えは、老婆アーンルだけ。彼女が亡くなると農場を飛び出し、日雇い労働者に。

やがてロープウェーの建設作業員となった彼(シュテファン・ゴルスキー)は、マリー(ユリア・フランツ・リヒター)という女性と出会い…

山奥の小屋で幸せな結婚生活を送ります。やがて第2次世界大戦が始まり、召集されたエッガーはソ連軍の捕虜となり、何年も過ぎた後…

ようやく渓谷へと戻るのでした。時代は変わり、観光客の溢れた渓谷に立つ彼(シュテファン・ゴルスキー)は、過去の出来事を思い出すのでした。

主人公80年の人生を3人の俳優が演じます。世界40カ国以上で翻訳、160万部以上発行され、ブッカー賞候補の本作。映画もぜひ。
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