個性派マイケル・ルーカー主演！

主役ではないけど、いつも見ている気がしている俳優たち。主演もありますが脇役、悪役で活躍する大切な存在です。個性派俳優と言われます。

その１人がマイケル・ルーカー。１９５５年４月６日アラバマ州ジャスパーで生まれ、１３歳で離婚した母親とシカゴへ。映画デビューはいきなりの主役。

ジョン・マクノートン監督「ヘンリー」（８６）、実在の殺人鬼ヘンリー・ルーカスの日常をドキュメンタリー・タッチで描いた作品でした。

「ミシシッピー・バーニング」（８８）、「シー・オブ・ラブ」（８９）、「デイズ・オブ・サンダー」（９０）、「ＪＦＫ」（９１）、

「ボーン・コレクター」（９９）、「ジャンパー」（０８）、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」（１４）、「ワイルド・スピード／…

ジェットブレイク」（２０）など、ＴＶシリーズへのゲスト出演も。ＳＦやホラーも多く、名前は知らなくてもきっと見たことがあるはず。

ジェシー・Ｖ・ジョンソン脚本、監督「ガンズ＆バレッツ ＣＯＤＥ：Ｗｈｉｔｅ」（２２）が公開。公式ＨＰはないんですが、主演です！

マフィアのボス、アーノルド（ブルース・ウィリス）から数々の暗殺を請け負い、確実に仕事をこなす凄腕の殺し屋ゲイブ（マイケル・ルーカー）。

しかし、組織に妻を殺され引退を決意します。最後の任務は組織の秘密を握る刑事フリン（オルガ・キュリレンコ）の暗殺。ところが…

フリンに妻の姿が重なり、引き金を引けないゲイブ。果たして？ジョン・マルコヴィッチ共演。面白そう。ウィリスは来年３月まで公開作があります。

潜入する２人の男の運命

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」（２３）、見ました？マーティン・スコセッシ監督が脚本、製作、監督、出演（！）を務めた…

２０６分（２時間２６分）の超大作。レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ、監督お気に入りの２大スターを主演に…

実際に起きた連続殺人事件と犯罪の背後にある陰謀を描いた作品で、最後の終わり方まで見入ってしまいました。すごい作品を作りました。

そのスコセッシ監督とレオ、マット・デイモン が主演した「ディパーテッド」（０６）は、２人の男の運命を描いた犯罪サスペンス。懐かしい。

あの頃のレオはまだ若々しかった。今は貫禄です。それはともかく「ディパーテッド」は、香港映画「インファナル・アフェア」（０２）のリメイク。

日本公開２０周年ということで、４Ｋになって帰って来ます。アンドリュー・ラウ＆アラン・マック監督「インファナル・アフェア ４Ｋ３部作」です。

３部作とは、同監督の「インファナル・アフェア 無間序曲」（０３）、「インファナル・アフェアIII 終極無間」（０３）のこと。

今年第４８回トロント国際映画祭で特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウ、第８０回ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞したトニー・レオン。

１９９１年、警察に潜入したマフィアのラウ（アンディ・ラウ）と、マフィアに潜入した警察官ヤン（トニー・レオン）。２人の生き様と究極の対決。

０４年公開の２作目は２人の秘められた過去が描かれ、０５年に公開された３作目は運命の最終章。リメイクされるほどの大ヒット作をもう一度。

余命２カ月、夫婦の旅

これから見ようと思ってい韓国映画リストに、「国家が破産する日」（１８）という作品があります。なにしろ未見の映画がたくさんあって…。

監督はチェ・グクヒ。この作品、１９９７年韓国を襲った国家破産の危機を描いたもので、主演は銀国側のリーダーに女優キム・ヘス。

ソン・ガンホ主演「観相師」（１３）に出てました。金融アナリストにユ・アイン、町工場の経営者にホ・ジュノが出演。ヴァンサン・カッセルも。

こんな事実があったなんて、見るのが楽しみ。で、チェ・グクヒ監督の最新作が公開。日本では３作目のなる「人生は、美しい」（２２）です。

前作とまったく違う、ある夫婦のロードムービー。専業主婦セヨン（ヨム・ジョンア）は、いつも不機嫌な夫ジンボン（リュ・スンリョン）と…

思春期真っただ中の生意気な娘（キム・ダイン）、受験を控えた息子（ハ・ヒョサン）とうんざりしながら暮らしていました。そんなある日。

セヨンは、医師から自分の余命があと２カ月だと宣告されます。激しく動揺したものの何かが吹っ切れたセヨン。子供たちには内緒にして…

夫だけに告げて、最後の誕生日プレゼントを頼みます。それは学生時代の初恋相手ジョンウとの再会。２人で彼を探す旅に出ることに。

果たして？若き日のセヨンをパク・セワン、ジョンウをオン・ソンウが演じます。うむ、ますます俳優名で大混乱。覚えられません。リュ・スンリョンは…

「神弓」（１１）、「王になった男」（１２）、「バトル・オーシャン／海上決戦」（１４）、「笛を吹く男」（１５）に出てました。はい。

ＢＣＵのヒロイン、登場！

インドネシアから、スーパーヒーロー映画がやって来ました！ポスターを見ただけでは、ハリウッドのアメコミヒロイン映画と思ってしまいました。

ウピ監督「スリ・アシィ」（２２）です。初めましての女性監督ウピは、１９７２年インドネシアの首都ジャカルタ出身、現在５０歳。

インドネシアで人気コミックヒーローを実写映画化したのは、本作が２作目とか。１作目は、２０２０年１０月開催の＜のむコレ＞で上映された…

ジョコ・アンワル監督「グンダラ ライズ・オブ・ヒーロー」（１９）という作品です。未見です。なんでもハリウッドのＭＣＵこと…

マーベル・シネマティック・ユニバースに倣って、インドネシアのエンタテインメント企業ブンミラゲットが、自社コミック作品のヒーローを…

映画化。ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース＝ＢＣＵというそうです。こちらはスラムで少年時代を送った男が雷に打たれ…

パワーが増す特殊能力を得るというお話。そして今度はヒロイン。ジャワ島ムラピ山が噴火し、車で逃げ惑う若い夫婦が事故で亡くなります。

死の間際に生まれたばかりの彼らの子供は孤児院に引き取られ、正義感の強い少女アラナ（ペフィタ・ピアース）へと成長していきます。

裕福な女性に引き取られ、格闘家となったアラナは、ある日、トラブルに巻き込まれます。そこに現れた彼女をずっと見守ってきたという…

謎の組織とは？自らの運命とは？舞台となったジャワ島と言えば、バーナード・Ｌ・コワルスキー監督「ジャワの東」（６８）を思い出します。

ウンパルンパは、ＶＦＸです。

ティモシー・シャラメの父親はフランス人だとか。姉はフランスで女優をしているそう。ＴＶ「救命医ハンク」に出演していたのを覚えています。

「インターステラー」（１４）や「クーパー家の晩餐会」（１５）など少年役が続きますが、なんと言っても、ルカ・グァダニーノ監督…

「君の名前で僕を呼んで」（１７）のエリオ役！大学院生オリヴァーとの恋にファンのハートを鷲掴み。はい。アカデミー賞主演男優賞ノミネートなど…

映画賞も賑わせました。その後は「レディ・バード」（１７）、「ビューティフル・ボーイ」（１８）、「ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語」（１９）、

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」（１９）、「ＤＵＮＥ／デューン 砂の惑星」（２０）、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」（２１）、

「ボーンズ アンド オール」（２２）などに主演。それにしても題名の長い作品が多いなぁ～。そして今度も長い！ポール・キング監督…

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」（２３）です。クリスマス映画にぴったり！ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演…

「チャーリーとチョコレート工場」（０５）のウォンカの若き日を描いている本作。一流の職人が集まるチョコレートの町へやって来た…

ウィリー・ウォンカ（ティモシー・シャラメ）。ウィリーのチョコはすぐに評判に。しかし、町を牛耳るチョコレート組合から目をつけられたり…

ウンパルンパ（ヒュー・グラント）が現れたり、面倒な事態に。無事にチョコレート店を開ける？果たして？ウォンカになる前のウィリーは？

ロンドン、恋愛・結婚事情

パキスタンのラホール出身シェカール・カプールは、イギリスで映画監督となり、歴史劇「エリザベス」（９８）でアカデミー賞７部門にノミネート。

一躍注目されました。ケイト・ブランシェット主演で、その後を描いた続編「エリザベス：ゴールデン・エイジ」（０７）も製作されました。

ヒース・レジャー主演「サハラに舞う羽根」（０２）と、オムニバス映画「ニューヨーク、アイラブユー」（０９）でシャイア・ラブーフ主演の…

グリニッチ・ヴィレッジのパートを担当。本当に久しぶりに監督作品が公開されます。「きっと、それは愛じゃない」（２２）です。

ドキュメンタリー監督として活躍するゾーイ（リリー・ジェームズ）は、幼なじみで医師のカズ（シャザド・ラティフ）と久しぶりに再会します。

彼が見合い結婚をすると聞いて驚くと共に、今の時代になぜ親が選んだ相手と結婚するのか疑問を抱きます。興味を持ったゾーイは…

カズの結婚までの道のりを次のドキュメンタリー映画として制作することにします。そんなゾーイ自身は、なかなか運命の人と出会えず…

ダメ男ばかりを好きになる失敗を繰り返していました。一方のカズは条件の合う相手が見つかり、両親も交えたオンラインでお見合いを決行。

数日後、カズから『婚約した』と報告を受けたゾーイは、カズへの見ないふりをしてきたある思いに気づくのでした。果たして、それは？

ラティフの他、シャバナ・アズミ、サジャル・アリーとインド系、パキスタン系の俳優、女優が共演。あっ、エマ・トンプソンも！楽しみ。

エメット・ティル殺害事件の真実

ウーピー・ゴールドバーグのファンで、デビュー作のスピルバーグ監督「カラーパープル」（８５）から注目しています。アカデミー賞主演女優賞に…

ノミネート、「ゴースト／ニューヨークの幻」（９０）で助演女優賞を受賞しました。「天使にラブ・ソングを…」（９２）と「コリーナ、コリーナ」（９４）は…

彼女の魅力満載でお気に入り。ＴＶでも「新スター・トレック」などＳＴシリーズのガイナン役でお馴染み。映画版にも出演しています。

「Ｇｌｅｅ／グリー」でのカルメン・ティビドー役も貫禄でした。確かに「カラーパープル」のセリー・ジョンソンの時はガリガリでしたが…

いつの間にか大きな体に。でも可愛らしさはそのまま。そんなウーピーは、公民権運動の発端になった出来事を描いた「ロング・ウォーク・ホーム」（９０）、

南アフリカのアパルトヘイトを背景にしたミュージカル映画「サラフィナ！」（９２）など社会性の高い作品に出演。最新作は製作、出演した…

チノイェ・チュク監督「ティル」（２２）です。１９５５年シカゴ。夫が戦死したメイミー・ティル（ダニエル・デッドワイラー）は…

空軍唯一の黒人女性職員で、１４歳の息子エメットと２人で暮らしていました。ある日、エメットは１人でミシシッピ州マネーの親戚宅を訪れます。

食品雑貨店で白人女性キャロリン（ヘイリー・ベネット）に、口笛を吹いたことで白人たちの怒りを買い、拉致されて壮絶なリンチに。

変わり果てた姿と対面したメイミーは、この陰惨な事件を世に知らせるために立ち上がります。果たして？ウーピーはメイミーの母役。見ます。

総督暗殺を企むユリョンは誰？

遅ればせながら、韓国ってどんな国？韓国映画を見るようになってから（やさしい）歴史の本を読んだりして勉強中。朝鮮王朝時代の王や王妃、

日本との関係、中国との関係、朝鮮戦争、南北分断の経緯など、映画はエンターテイメントで、フィクションもありと分かっていても…

歴史の教科書です。イ・ヘヨン脚本、監督「ＰＨＡＮＴＯＭ／ユリョンと呼ばれたスパイ」（２３）は、是非見たい最新作です。

１９３３年、日本統治下の朝鮮半島の都市、京城（ソウル）。抗日組織＜黒色団＞のスパイ“ユリョン”が暗躍する中、警備隊長の高原は…

朝鮮総督府内に潜り込んだユリョンを捕まえようと、人里離れた崖上のホテルに容疑者たちを呼びます。集められたのは、保安情報受信係監督官の…

村山（ソル・ギョング）、暗号記録係のチャギョン（イ・ハニ）、政務総監秘書の佑璃子（パク・ソダム）、暗号解読係長のウノ（ソ・ヒョヌ）。

仲間のため、総督暗殺作戦を決行し、成功させなければならないユリョン。正体を暴いて、自分にかけられた疑いを晴らそうとする男女。

猶予はだった１日。果たして？「殺人者の記憶法」（１７）や「キングメーカー 大統領を作った男」（２１）のソル・ギョング、

「権力に告ぐ」（１９）のイ・ハニ、「パラサイト 半地下の家族」（１９）のパク・ソダム、「トンソン荘事件の記録」（２３）のソ・ヒョヌ。

少しづつ、俳優と作品のタイトルが分かるようになって来ました。まだまだだけど…。マイブログでも韓国映画が増えてきました。

ＬＡの街に巣食う謎とは？

シッチェス・カタロニア国際映画祭は、スペインのバルセロナ近郊のリゾート地シッチェスで、毎年１０月に開催されます。あまり馴染みはないけど…

ＳＦ、ホラー、ファンタジーなどのジャンル映画に特化した映画祭です。８部門に分かれ、中でもファンタスティック・コンペティション部門 には…

最優秀作品賞、審査員特別賞、監督賞、男優賞、女優賞、撮影賞、脚本賞、視覚効果賞など、アカデミー賞などと同様の賞があります。

これまでのグランプリ賞には、リュック・ベッソン監督「最後の戦い」（８３）を皮切りに「ブルーベルベット」（８６）「オルランド」（９３）、

「ガタカ」（９７）、パク・チャヌク監督「オールド・ボーイ」（０４）、「落下の王国」（０７）、「月に囚われた男」（０９）、

「ＬＡＭＢ／ラム」（２１）などがあります。ホセ・ルイス・グァルネル批評家協会賞最優秀作品賞受賞作「サムシング・イン・ザ・ダート」（２２）が公開。

監督はジャスティン・ベンソンとアーロン・ムーアヘッド。２人の共作は日本の映画祭で「アルカディア」（１７）や「シンクロニック」（１９）が公開済。

今回ベンソンが脚本、２人で監督、主演しています。ＬＡ近郊の古アパートに越してきたリーヴァイ（ジャスティン・ベンソン）は…

隣人のジョン（アーロン・ムーアヘッド）と出会い、意気投合。ある日、リーヴァイの部屋で結晶体が光りながら浮遊するのを目撃します。

２人はその現象の真相を探るドキュメンタリー映画を作ることを決意！ＬＡ中で手掛かりを探り、やがて衝撃的な真相が…。果たして？

エクソシスト、新シリーズ３部作スタート

１９７０年にブームになったオカルト映画の名作たち。苦手な人もいると思いますが。ロマン・ポランスキー監督「ローズマリーの赤ちゃん」（６８）、

ジョン・ハフ監督「ヘルハウス」（７３）、リチャード・ドナー監督「オーメン」（７６）、ブライアン・デ・パルマ監督「キャリー」（７６）、

ロバート・ワイズ監督「オードリー・ローズ」（７７）など、続編の製作やＴＶ化されたり、様々な映画の原点となった作品たちです。

そしてウィリアム・ピーター・ブラッティ原作（アカデミー賞脚色賞受賞も）、ウィリアム・フリードキン監督「エクソシスト」（７３）は…

オカルト映画ブームの中でも最高作！ラッセル・クロウ主演「ヴァチカンのエクソシスト」（２３）など、悪魔祓い映画はたくさんあります。

「ハロウィン ＴＨＥ ＥＮＤ」（２２）など、シリーズ３部作のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督「エクソシスト 信じる者」（２３）が公開です。

１２年前、ハイチの地震で妻を亡くしたヴィクター・フィールディング（レスリー・オドム・Ｊｒ）は、娘のアンジェラ（リディア・ジュエット）を…

１人で育てています。ある日、アンジェラと友人のキャサリン（オリヴィア・マーカム）が森の中で行方不明に。３日後に無事保護されます。

その日以来、様子がおかしい２人。ヴィクターは、かつて憑依を目撃した元女優のクリス・マクニール（エレン・バースティン）に…

助けを求めます。想像を絶する悪魔祓いの儀式とは、果たして？あのリーガンの母親クリスが再登場！チューブラー・ベルズが聞こえます。