クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

根を詰めたら“はにゅう”でホッとひと息する? ―ウラ部屋(179)―

2012年03月25日 | ウラ部屋
いま、根を詰めている。
寝ても醒めてもそのことが頭から離れないものがある。
眠りも浅く、夢の中でも作業している。

ぼくは1度入り込んでしまうと、周りのものが見えなく性分だ。
いま目の前に2つの壁がある。
その壁を乗り越えない限り、春は来ない。

根を詰めるのは苦しいが、決して嫌いではない。
この感覚は好感が持てる。
こういう時期は「忙しい」と言うのは禁句。

20代と30代の狭間に、
4つのワラジを履いたことがある。
そのワラジを最後まで履ききった。

そのせいか、往時よりも焦りはない。
相応のマックスを知ると、段取りや力の抜き方がわかってくる。
何が必要か不必要かも見えてくる。

だから、完璧主義で仕事を緻密にする人が、決して「できる人」とは思わない。
仕事内容によるが、緻密すぎて期日に間に合わなければ、
逆にそれは俯瞰できぬ「ずぼら」である。

4つのワラジを履いていたとき、
核の部分をこなしさえすれば、残りのものは力を抜いてもどうにかなった。
例えば数学のテスト勉強で、
図形を描くレイアウトに凝りすぎて練習問題を解かなかったら、
100年勉強しても点数は上がらないと思う。
プロ野球選手になりたい人が、
どんなにバットを上手に作ることができても、
プロにはなれないだろう。

前者は練習問題を多くこなすこと、
後者は実際に野球をすることが核である。
数学の問題さえ解ければ、図形などどうにでもなるし、
バットを自分で作れなくても、プロ野球選手にはなれる。

物事は、はき違えなければ前に進むことができる。
例えはき違えたとしても、
前向きな気持ちさえあれば、
きっと別の形で夢や望みは叶う。

ところで、3月25日(日)は、羽生で2つのイベントが開催される。
「ムジナもんワイワイ祭りin松原」と、
「春休みこどもまつり」だ。
以前、このブログでも紹介した。
もし根を詰めている人がいたら、
羽生でホッとひと息ついてみてはいかがだろうか。

前者は羽生駅にほど近く、
後者は市内の三田ヶ谷で開催される。
ゆる~いキャラと、のどか~な自然が、
あなたを待っている。

羽生市ホームページ
http://www.city.hanyu.lg.jp/index.html

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