九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

「平成」の次は?

2017年12月08日 | 日記
 天皇の退位に伴って、いやおうなしに元号のことが話題となる。
 「明治⇒大正⇒昭和⇒平成」の変遷を見ると、新聞社のスクープ合戦が激しかった。
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 「明治」から「大正」になったとき、元号の特ダネを取ったのは、
 大阪朝日の入社1年に満たない新人の緒方竹虎だった。
 学生時代に可愛がってもらった枢密院顧問官の三浦梧楼から、
 「大正に決まった」と、こっそり教えてもらった話は、特に有名とか。
 このときは、朝日の勝ちとなった。
                    □
 「大正」から「昭和」に変わったときも、激しい報道合戦があった。
 最初に東京日日が「光文」という号外を出した。
 報知などもこれに続いた。
 実際には「昭和」と決まったが、もともと「光文」になるところ、
 東日の号外で変わったというのが真相らしい。
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 「昭和」から「平成」のときは、天皇崩御に伴う事前の複数元号案が用意され、
 閣議決定を経て、小渕官房長官からテレビで放映された。
 「平成」と書かれた額縁を掲げる長官の姿が鮮明な記憶として残っている。
 その「平成」も平成31年4月30日で幕。
                    □
 翌5月1日から新元号となるが、
 今回は準備期間も十分にあり「平成」と同様に官房長官から発表される。
 今、もっぱらの関心事は5月1日が祝日になるか否か。
 もし、祝日となれば10連休のゴールデンウイークとなる。

 
  
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