ここ数日、ブログ仲間の間で「来年スズカサーキット行こう!」という話になり、盛り上がっているのですが
先ほどスズカサーキットのコースを見てみると、一周でモテギの3倍近い登りがあることに愕然としております。
まあ、多少モテギよりも登るだろうなぁ・・・と思っていましたが、
あんなにアップダウンばかりのコースだったとは!(群馬CRCよりも酷いぞ)
一度はあのスズカサーキットを一度は走ってみたいと思っていたのですが、
あんなアップダウンばかりのコース、4時間も走れません。
ぬぬぬ、これはちょっと困ったぞ。
さて。前回からの続きです。
峠に向かう登り坂のスタート地点で短い休憩を取った後、
いよいよ本格的な登りが始まりました。
登りが始まれば、フロントは即インナーに落としました。
落とさないと登れないのはもちろんですが、今日は39Tで登れるかどうかを試しにきたのです。
しっかりとその感覚を感じ取らなければなりません。
登り始めてすぐ「あれ?意外と登れるなぁ・・・」と思ったのですが
やっぱり34Tに比べると重いです。
ガーミンの斜度は5~8%くらいだと、スプロケを1枚余らせて登れたのですが
10%になってくると当然28Tに落とします。一枚余らせるなんて余裕はなくなりました。
さらにまだ序盤であるにも関わらず、両大腿の筋肉が悲鳴をあげます。
それでもペダルを回し続けなければなりません。
軽快にヒルクライムをするかじさん。
あっという間に視界から消えてなくなります。
そしてよせばいいのに昨日、激坂を登ってきたYabooさんは、疲労からか遅れ始めました。
しばらくすると勾配は12%となっていました。
こうなると、もう止まってしまうギリギリの速度まで落ちました。
「これ以上勾配がキツくなるとまずい!」
元々激坂と言われるところはコンパクトクランクの34Tでも登れませんが
12%の勾配は、登っておかなければいけない数字です。
何故なら今後、山岳ライドが一切ダメになってしまいます。(12~15%の勾配は普通にありますからね)
とにかくギリギリのヒルクライムが開始されました。
今回のコースはアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度が上がるコースとなっていました。
このアップダウンを繰り返すのが本当にキツかった。
レースではないから自分のペースで走れるけど、群馬CRCを走っているような感じでした。
ただ、アウターからインナーの段差がコンパクトクランクに比べて緩やかなので
フロントのシフト変速は、思った以上にスムースにできることがわかりました。
そして私の脚力では、インナーローの39-28で、斜度12~14%が登坂できる限界値であることもわかりました。
今回、ガーミンで15%以上の数字は出ていませんが、
多分それ以上になると、私の脚力では登れないと思われます。
さて、今回のヒルクライムは「ノーマルクランク39Tでどこまで登れるか?」を試すために企画していただいたものです。
これさえわかってしまえば、もう山を登る必要はありません。
早々に下山しておうちに帰ろっと!
なんて言葉が言える訳もなく、ヒルクライムは続きました。
久しぶりの顔振峠(かあぶりとうげ)で小休止。
まだ紅葉はしていませんが、秋の絶景を楽しんでいると
脇から「にゃ~、にゃ~」と泣き声が・・・
都会ならいざ知らず、こんな峠でおなかを空かせた猫が、
私たちに食料をねだってくるなんて、ちょっと意外でした。
もちろん、野生動物にむやみに食料を与えてはいけないことは知っております。
それに私が持っている食料は羊かんが2本。
猫に与えたら虫歯になってしまいます。
あげたい気持ちをグッと抑えて、何もあげませんでした・・・・が!
この時、私のすぐ横におなかを空かせた人間が一匹いたことを後に知ることになりましたw
顔振峠から更にアップダウンを繰り返して、徐々に高度を上げていきました。
ただ、この頃ちょっと後悔することがありました。
それは顔振峠で水を補給しておかなかったこと。
走り始めてから「あ!水買うの忘れてた・・・」と思いましたが、途中で戻る訳にもいかず・・・
この日は涼しかったのでボトル一本できた事も後悔しました。
(ヒルクライムなので、できるだけ軽くしておきたかったので・・・)
途中、6月のヒルクライムで登れず、自転車を押して登ってきた高山不動の激坂を横目で見つつ
いくつかの峠を越えて、そして下って、やっと刈場坂峠に到着。
渾身のガッツポーズ!(撮影:かじさん)
ここでしばらく休憩。ボトルの水もすべて飲み尽くしました。
ここでぼ~っと空を眺めていると、あることを思い出しました。
それは6月8日にYabooさんと24weさんで走った山岳ライド。
8つ(本当は9つだった)の峠を越えたのですが、今回通った顔振峠、高山不動、刈場坂峠の3つが含まれています。
当時の登った順番は
3.刈場坂峠
8.高山不動
9.顔振峠
です。
これだったら4.5.6.7.を飛ばしてくれたら、あんな過酷な山岳ライドにならなかったんじゃないの?
と、そんなことを考えていると、Yabooさんがかなり遅れて刈場坂峠に到着されました。
本来なら、文句の1つも言いたかったのですが、
今日のYabooさんは本当に体調が悪そうです。
この話はまた後日、じっくりたっぷり話すこととして、今日は封印すると決めました。
ここからほんのちょっと進むと、この日の最高標高である大野峠に到着しました。
ここでYabooさんがハンガーノックになりかかっていることを知りました。
そこで猫にあげなかった羊かんをYabooさんにお渡ししました。
ハンガーノックは本当に怖い。
特にこのような山の中でハンガーノックになってしまうと、
深刻な状況に陥ってしまうことになりかねません。
Yabooさん、本当に注意して下さいよ!
私が猫に羊かんをやらなかったから、よかったものの、
もし猫に羊かんを与えていたらと思うと・・・←猫、猫、言い過ぎ!
その後、かなり長いダウンヒルを堪能して、やっと人里に戻ってきました。
そこには棚田が広がる美しい景色が広がっていました。
ここで10分ほど休憩をした後、秩父の市街地に移動しました。
食べれるまで30分ほど待つことになりましたが、待望の
わらじとんかつを食べることができましたw
それにしてもびっくりするくらいのボリュームです。
そしてボリューム以上に、驚くほど柔らかくておいしいw
写真を撮った時は「こんなに食べれないよ・・・」と思ったのですが
あまりのおいしさに、あっという間に食べてしまいました。
さすが、行列ができる店だと思った次第です。
実はここが今日の折り返し。
前半のようなキツイ登り坂はもう無いようですが、私の足に残った疲労を考えると
これからどんどんキツくなってくる予感がビンビン伝わってきました。
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先ほどスズカサーキットのコースを見てみると、一周でモテギの3倍近い登りがあることに愕然としております。
まあ、多少モテギよりも登るだろうなぁ・・・と思っていましたが、
あんなにアップダウンばかりのコースだったとは!(群馬CRCよりも酷いぞ)
一度はあのスズカサーキットを一度は走ってみたいと思っていたのですが、
あんなアップダウンばかりのコース、4時間も走れません。
ぬぬぬ、これはちょっと困ったぞ。
さて。前回からの続きです。
峠に向かう登り坂のスタート地点で短い休憩を取った後、
いよいよ本格的な登りが始まりました。
登りが始まれば、フロントは即インナーに落としました。
落とさないと登れないのはもちろんですが、今日は39Tで登れるかどうかを試しにきたのです。
しっかりとその感覚を感じ取らなければなりません。
登り始めてすぐ「あれ?意外と登れるなぁ・・・」と思ったのですが
やっぱり34Tに比べると重いです。
ガーミンの斜度は5~8%くらいだと、スプロケを1枚余らせて登れたのですが
10%になってくると当然28Tに落とします。一枚余らせるなんて余裕はなくなりました。
さらにまだ序盤であるにも関わらず、両大腿の筋肉が悲鳴をあげます。
それでもペダルを回し続けなければなりません。
軽快にヒルクライムをするかじさん。
あっという間に視界から消えてなくなります。
そしてよせばいいのに昨日、激坂を登ってきたYabooさんは、疲労からか遅れ始めました。
しばらくすると勾配は12%となっていました。
こうなると、もう止まってしまうギリギリの速度まで落ちました。
「これ以上勾配がキツくなるとまずい!」
元々激坂と言われるところはコンパクトクランクの34Tでも登れませんが
12%の勾配は、登っておかなければいけない数字です。
何故なら今後、山岳ライドが一切ダメになってしまいます。(12~15%の勾配は普通にありますからね)
とにかくギリギリのヒルクライムが開始されました。
今回のコースはアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度が上がるコースとなっていました。
このアップダウンを繰り返すのが本当にキツかった。
レースではないから自分のペースで走れるけど、群馬CRCを走っているような感じでした。
ただ、アウターからインナーの段差がコンパクトクランクに比べて緩やかなので
フロントのシフト変速は、思った以上にスムースにできることがわかりました。
そして私の脚力では、インナーローの39-28で、斜度12~14%が登坂できる限界値であることもわかりました。
今回、ガーミンで15%以上の数字は出ていませんが、
多分それ以上になると、私の脚力では登れないと思われます。
さて、今回のヒルクライムは「ノーマルクランク39Tでどこまで登れるか?」を試すために企画していただいたものです。
これさえわかってしまえば、もう山を登る必要はありません。
早々に下山しておうちに帰ろっと!
なんて言葉が言える訳もなく、ヒルクライムは続きました。
久しぶりの顔振峠(かあぶりとうげ)で小休止。
まだ紅葉はしていませんが、秋の絶景を楽しんでいると
脇から「にゃ~、にゃ~」と泣き声が・・・
都会ならいざ知らず、こんな峠でおなかを空かせた猫が、
私たちに食料をねだってくるなんて、ちょっと意外でした。
もちろん、野生動物にむやみに食料を与えてはいけないことは知っております。
それに私が持っている食料は羊かんが2本。
猫に与えたら虫歯になってしまいます。
あげたい気持ちをグッと抑えて、何もあげませんでした・・・・が!
この時、私のすぐ横におなかを空かせた人間が一匹いたことを後に知ることになりましたw
顔振峠から更にアップダウンを繰り返して、徐々に高度を上げていきました。
ただ、この頃ちょっと後悔することがありました。
それは顔振峠で水を補給しておかなかったこと。
走り始めてから「あ!水買うの忘れてた・・・」と思いましたが、途中で戻る訳にもいかず・・・
この日は涼しかったのでボトル一本できた事も後悔しました。
(ヒルクライムなので、できるだけ軽くしておきたかったので・・・)
途中、6月のヒルクライムで登れず、自転車を押して登ってきた高山不動の激坂を横目で見つつ
いくつかの峠を越えて、そして下って、やっと刈場坂峠に到着。
渾身のガッツポーズ!(撮影:かじさん)
ここでしばらく休憩。ボトルの水もすべて飲み尽くしました。
ここでぼ~っと空を眺めていると、あることを思い出しました。
それは6月8日にYabooさんと24weさんで走った山岳ライド。
8つ(本当は9つだった)の峠を越えたのですが、今回通った顔振峠、高山不動、刈場坂峠の3つが含まれています。
当時の登った順番は
3.刈場坂峠
8.高山不動
9.顔振峠
です。
これだったら4.5.6.7.を飛ばしてくれたら、あんな過酷な山岳ライドにならなかったんじゃないの?
と、そんなことを考えていると、Yabooさんがかなり遅れて刈場坂峠に到着されました。
本来なら、文句の1つも言いたかったのですが、
今日のYabooさんは本当に体調が悪そうです。
この話はまた後日、じっくりたっぷり話すこととして、今日は封印すると決めました。
ここからほんのちょっと進むと、この日の最高標高である大野峠に到着しました。
ここでYabooさんがハンガーノックになりかかっていることを知りました。
そこで猫にあげなかった羊かんをYabooさんにお渡ししました。
ハンガーノックは本当に怖い。
特にこのような山の中でハンガーノックになってしまうと、
深刻な状況に陥ってしまうことになりかねません。
Yabooさん、本当に注意して下さいよ!
私が猫に羊かんをやらなかったから、よかったものの、
もし猫に羊かんを与えていたらと思うと・・・←猫、猫、言い過ぎ!
その後、かなり長いダウンヒルを堪能して、やっと人里に戻ってきました。
そこには棚田が広がる美しい景色が広がっていました。
ここで10分ほど休憩をした後、秩父の市街地に移動しました。
食べれるまで30分ほど待つことになりましたが、待望の
わらじとんかつを食べることができましたw
それにしてもびっくりするくらいのボリュームです。
そしてボリューム以上に、驚くほど柔らかくておいしいw
写真を撮った時は「こんなに食べれないよ・・・」と思ったのですが
あまりのおいしさに、あっという間に食べてしまいました。
さすが、行列ができる店だと思った次第です。
実はここが今日の折り返し。
前半のようなキツイ登り坂はもう無いようですが、私の足に残った疲労を考えると
これからどんどんキツくなってくる予感がビンビン伝わってきました。
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3倍近い登りがあるってことは
3倍近い下りもあるってことですよん♪
苦あれば楽あり
楽しみましょwww
あんなにアップダウンがあるなんて、思ってもみませんでした。
いや、下りはいりません。
ですから登りは0mが理想なんですよ。
知ってるくせにw
猫よりも人間、仲間を優先した行為は、私が将来自伝を書くときに「あの羊羹が私を救ってくれた」と明記したいと思います。
が、そこには「名も知らぬミラノの人」は登場しますが、残念ながらtake-iさんのお名前は1mmも出ません。予めお断りしておきます。
てか、「絶妙の勾配設定」であったことが文章中からにじみ出ていますよ。先ず、そこを褒めて下さいっ!
あ、次回の記事で褒めてくれるんですねっ
期待しております。
鈴鹿と言えばあの鈴鹿峠を連想してしまうのですが、やはりアップダウンがあるんですね。
でもこれで山に行く目的ができたじゃないですか!
また行きましょうね~(^_^)v
最後の山伏峠は余計でした。
あれがなければ手放しで賞賛したかもしれません。
でも、裏山伏峠の勾配は絶妙だったと思いますw
山を登らなければ!と思ったのは、モテギサーキット攻略のためでした。
モテギがなければ、登れるようになりたいなんてきっと思わなかったと思います。
鈴鹿はそのモテギ以上なんですよねぇ・・・
ちょっと自分には荷が重い気がします。
少なくとも、来年までに準備ができると思えません・・・
がんばりますけどねw