Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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カウルと他の部品の干渉を確認します

2020-02-18 19:54:05 | Ferrari 312T Monaco GP No.2
本日の山陰は雪のち曇りです
結局昨夜の雪は15cmくらい積もりましたね〜
今期一番多いかな〜。
こんな雪の中ですが家内が買い物に・・・と言うので隣りの松江市まで出掛けてきました。
一番の目的は薫製用の豚バラ肉のブロックが欲しかったからなのです。
当店ではナポリタンをお出ししていますが自家製のベーコンを使っていますのでその在庫が心もとなくなってきたらしいのです(笑)
まあ使えば無くなりますから補給しておかなければなりません塩付けまでは家内の担当ですが薫製からは私の担当なので・・・
模型も作り厨房も担当し・・・その一環で薫製係も私です(笑)
まあ子供が小さい時から自宅で自家製の薫製を作っていましたから難しい事じゃないですけどね、今は時間が少ないのでなかなか大変かな〜
まあ薫製もポイントが有ります
肉の塩付けそして塩出しの具合(塩分が少なくてもダメだし強くてもダメです・・・肉質に依っても味が変わります)
櫻の種類によって香りも違います・・・。
香ばしくて良い香りの物も有りますし煙の焦げる様な匂いが強い物も有ります・・・なかなか難しい(笑)
最近は薫製用の櫻は皮を剥いで中心の赤い部分だけを使って薫製するのが好きかな〜。
実に香ばしい良い香りの薫製が出来上がる・・・様な気がするのは私だけでしょうか???
下は本日の中庭ですね、もう雪が溶けて芝が見えてきています。
家内はバラの剪定をしています、寒いのに無理しないで欲しいな〜。

カウルを塗装する前にやらなければならない事がもう一つありました
ロールバーからドライバーの左右の前側に補強が出ているのですがこれがまだでした。
この補強ですが実はカウルに干渉する場合が有りましてね、事前の確認は必須作業なのですよね。
前回のスーペリアではここでかなり苦戦しましたね(笑)
ダメだった所とか失敗した所はよく覚えていますね。
ただ今仮組中ですが取付け部分には補強のプレートが付けられています
これはキットに付属しているエッチングパーツですがさすがに精度が高くてそのまま付ける事が出来ます。

補強ですが下側を接着しました
上側はどうするのかって?
ハンダ付けします。
下がきちんと決まっていますけど上側はどうしても接着では隙間が出来てしまいますのでハンダしか無いのです。

接着剤が硬化するまで余り触りたく無いので・・・
ホイールのセンターロックを取付けました
と言ってもこれも接着なんですけど・・・この部分はピッタリ決まるので後でズレる事も有りません。

先ほどの補強ですが・・・
アッパーカウルを取付けますとこんな感じに・・・ギリギリですよね
でもまだこの部分に冷却水の通るパイプが来ます
通るのかな〜??って心配になりますね。

でもまあ冷却水のパイプはわからないけどロールバーの補強はカウルに干渉しないので補強の上側をハンダ付けしました
この時点でのハンダ付けは危険な作業と思われがちですが熱を回さない事飛び散ったフラックスをきちんとクリーニングする事が出来れば心配は余り無いと思います。

ノーズの部分とアッパーカウルの部分にサフを入れました
見える様な凹みには既にパテが入っていますがグレーのサフを塗りますとどうしても小さな凹みが見えてきてしまいます。
まあ仕方が無いのでこの後パテを盛って修正しましょう。

リアウイングを取付けました
この時点までまだリアウイングは取付けていなかったのですが、制作の作業が後半戦になりましたのでこの辺りでリアウイングを取付けましょう。
傾きに気を付ければ他は余り問題が無い様な気がします。

さてサフが硬化しましたのでここで中研ぎを入れましょう
塗った時のゴミとか付いていたり縁の部分によってしまった塗料を削り落とします。
小さい部品なので部品の保持が難しい形状をしております(笑)

次の確認事項はドライバーの左右に有る冷却水のパイプですね〜
これも先日のスーペリアのキットではかなり干渉をしましたね
いやキットが悪い訳では有りませんよ1/43のキットはそんな物なんです・・・作り手の技量に依る部分がかなり大きいのです、これが普通です(笑)
まずは片側ずつです
両方一緒にやってしまうとどこが干渉しているのかわからなくなります。

そして反対側も取付けます・・・と言っても置いて有るだけで接着はしていません
接着するのはこの後タコメーターケーブルとかを配線してからです。
この状態でカウルを載せて干渉をもう一度確認・・・付けたり外したりを何度と無く繰り返します。

一番厳しいクリアランスなのがロールバーの補強の側面を通過する部分ですね
カウルに多少逃げは取られていますが・・・やはりこの部分は干渉していました。
リューターを使ってさらに掘っておきましょう
塗料の厚みも有りますしね〜

実は実車もこの部分の干渉には苦労していたらしい・・・
MFHさんの312Tの資料本にこの写真を見つけた時には思わず笑ってしまいました
何故かって?この写真見て何か気が付きませんか?
ロールバーの補強の横を通る冷却水の配管が潰してありますよね〜何かで叩いたらしく傷もついています。
メカニックさんも困ってたという事かな〜(笑)

これで一応カウルを載せてみます・・・
あ〜僕の作品では冷却水の配管は叩いて潰していませんよ・・・カウルの方を削っています(笑)
叩かなくても干渉も無く巧く収まりそうですね〜。


さて明日も休みだけど・・・多分仕事をします(笑)
仕事が好きなんですよ・・・いや正確には好きな事を仕事にしていると言う事かな(爆!)

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