2018/05/05 (土曜日) 晴れ
昨日までの実験で一応水晶発振による100MHz(実際には若干低くなっているが)の
出力が確認できた。
後はフイルター工作に入ればいいのだが、やっぱり「ダブラー」というものを実験してみたい。
そこで今日はその実験をしてみた。
実験回路はこんなもの。
逓倍回路を取り外してダブラー回路を組んだ。
ところがこの3巻線コイルが難物だった。
二次側に現れる出力がアンバランスになってしまう。
出力が低い方のコイルの巻き数を増やしてみた。
出力が増えて前よりは良くなった。 もうちょっと巻き数を増やせばいいだろう・・・
ところが巻き数を増やしたら前よりも出力が減ってしまった。 巻き数をふやしたのに・・・・何でだろう?
何度も何度もコイルを巻きなおしたが単純に巻き数を増減させてもダメみたいだ。
巻き数の変更で同調周波数が変化するために出力も変化してしまうんだろう。
同調周波数の変化を少なくするために2次側の巻き数を少なくした。(今までは13回巻、今度は6回巻)
これ以上良くはできない。 もうこの辺が限度かもしれない。
コイルの端子の関係でブレッドボードの上の方に両波整流回路を組み込むようにした。
そのため、今まで上側に組んでいた回路を下側のエリヤに移し替えた。
ダブラー(両波整流回路)を組み込んでみた。
ダイオードは有り合わせのもの。(他の部品もほとんど有り合わせのものです)
両波整流回路の出力を見てみた。 100MHzが出力されていた。
ダブラーへの入力は約2V、整流回路出力は0.5Vだから1/4になってしまう。
出力は小さいけどスペアナで放射状況は確認できるのかな?
逓倍回路で得る100MHzのスペクトラムとの差はどんなものなんだろう?
それは明日のお楽しみにとっておこう。