何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

スペクトラムらしきものが現れてきた

2019-05-29 20:36:22 | 電子工作


2019/05/29(水曜日) 曇り


今日は前回と同じような実験だが機器と機器とをコネクタ付きのケーブルで接続してノイズが入らないようにしてみた。





恐る恐る電源を投入した。

おっ、検波出力が出ている!!!




今度はうまくいったみたいだ。
テストオシレータのダイヤルを回すと、検波出力の表示位置が変化する。
電源をOFFにすると出力は消える。
その消え方もスペアナみたいだ。
この出力はテストオシレータのものに違いない。

なーんだ、基本通りにテストオシレータで確認すれば良かったんだ。
やっぱり実験は基本が大切だ。

そんなテストの様子を動画でご覧ください。




やっとここまできた。
バリキャップによる同調回路の実験、鋸歯状波の発生回路の実験、10.7MHz中間周波増幅回路工作・・・
そのほか何だかんだ、試行錯誤を繰り返して1年ぐらい経つかな?
よく投げ出さずに来たもんだ。
さぁ、明日も頑張って実験するぞ・・・・

コメント (2)
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エアバンド、スキャン受信失敗の要因はこれかも???

2019-05-29 08:59:43 | 電子工作


2019/05/28(火曜日) 曇り


昨日、スイープVFOを局発(LOC)にしてローカルにある基地と自衛隊機の交信を受信してみた。
基地と自衛隊機の交信は何チャンネルかの周波数で行われている。
どのチャネルが使われているかは受信してみないとわからない。
そこでその周波数範囲をスキャンして電波の状況を見てみようとスキャナーもどきの受信機を作ってみようと実験を始めた。
そのスキャナーもどきができたので実際の電波をスキャンしてみた・・・・・

ところが電波は出ているのに受信機はスキャン検出しない。
どうしてだろう?

受信電波とVFO(LOC)の周波数関係で10.7MHzの信号が生成されれば検波っ出力が現れるはずだったが・・・


いろいろ試行錯誤したがエアバンド電波は受信(検出)できなかった。

そこで今日はテストオシレータの信号を使って確認してみた。
本来はこの実験を最初にしなくてはならないのにいきなり実際の電波で実験したのは大きな誤りだった。(反省・・・)



VFO(LOC)の周波数を調整するとテストオシレータの320MHz(750Hzの変調波)を受信した。



あれこれ実験しているとこんなノイズだらけの信号になってしまった。



アンテナの位置を変えると検波出力は大きく変化する。
こんな状況では正常な実験はできなかったのかもしれない。


その様子を動画でご覧ください。




今度は信号の伝達はケーブル(コード?)を使ってやってみよう。
ケーブルで接続すると入力オーバーになるかもしれないがやってみないとわからない。


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スイープ局発で実際の電波を受信してみたけど・・・・・・

2019-05-28 11:39:15 | 電子工作


2019/05/27(月曜日) 晴れ


鋸歯状波で発振周波数を変化させるVFOができあがった。
発振出力をSDRドングルで受信してHDSDR等でその波形を観測してみたが
これでうまく電波を受信できるかは実際の電波を受信してみなくてはわからない。
今日は月曜日だからローカルの基地と自衛隊機との交信が行われるはずだ。


こんな構成で受信実験してみた。



実験の様子。



この受信機は通常のLOCでは今までの実験で今日の実験受信するエアバンドは正常に聞こえた。
今日はそのLOCを鋸歯状波でスイープ発振させてある範囲内に電波をスイープして受信してみるというわけだ。
別の受信機(オールバンドのPCレシーバー)で電波の状態をワッチした。
やがて基地と自衛隊機との交信が始まった。
このチャンネルは自衛隊機をレーダで誘導しているときの交信みたいで結構長時間電波が放射される。
受信実験には都合がいい。
果たして受信結果は・・・・・・

ところが結果は残念、見事に失敗だった・・・・・
VFOを固定した電圧で発振させて局発(LOC)として周波数変換した場合は正常に受信できるが
鋸歯状波でスイープ発振させた局発では受信できない。

そんな実験の様子を動画でごらんください。




こんな難しい(オイらにとっては)実験がそう簡単にうまくいくはずがない。
受信機の検波出力だってノイズだらけ・・・
ちゃーんとテストオシレータを使って実験しなくっちゃダメだ。
もう一度やり直そう。


コメント (4)
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UHF・VFOをスイープ発振させてみた

2019-05-25 15:15:30 | 電子工作


2019/05/24(金曜日) 晴れ


鋸歯状波発生回路は何とか目的どおり動作するようになった。
そこでこの鋸歯状波をUHF・VFOのバリキャップに加えてスイープ発振をさせる実験をしてみた。
発振出力はSDRドングルで受信してHDSDRのスペクトラム表示窓で確認した。





鋸歯状波発生回路の設定はこんなものです。
バイアス電圧2V、ピーク電圧は4Vでスイープ範囲は270MHz~300MHzになる。(はずですが・・・)



HDSDRで表示されたスペクトラム。 
270MHz付近から飛び飛びのスペクトラムが表示された。(300MHz付近まで確認された。)



バイアス電圧を上げて高い周波数でスイープ発振させてみた。


その実験の様子を動画でごらんください。





実験では何となくスイープ発振らしい事象が確認できたが果たして本当にスイープ発振しているかどうかは
わからない。
実際にこのスイープ発振を局発(LOC)にして本物の電波をスイープ受信してみなくてはうまくいったか
どうかはわからない。




コメント (2)
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パルス発生回路を組み込み

2019-05-24 08:09:16 | 電子工作


2019/05/22(水曜日) 晴


やっと鋸歯状波を発生させることができた。
次はこの鋸歯状波をUHF/VFOのバリキャップに加えてスイープ発振させる実験だ。
でもその前にカウントパルス(クロックパルス)を組み込まなくっちゃ・・・

今までの実験は大分以前に工作した「PULSE GENERATOR」なんていうものを使って
カウントパルスを入力していたがちょっと大げさで狭い机の上が余計に狭くなってしまう。

今は“555”というICがあるので小形の周波数可変パルス発生器が簡単に工作できる。
それに値段も数十円で買えるほど安い。




工作した鋸歯状波発生器の空きスペースにパルス発生回路を組み込んだ。

回路はこんなもの。 
発振周波数範囲を広く変化させられるようにコンデンサを組み合わせるスイッチを設けた。


基板の空きスペースに取り付けたIC.


裏面の配線。


テスト。 今度はこの基板だけでテストできる。(図体の大きなパルスゼネレータは不要になった。)


さぁ、いよいよスイープ発振の実験だ。
最初は低目の周波数で、スイープ範囲も狭い方が良い。
いろいろ設定を変えてスイープ発振の実験に合う鋸歯状波を発生させてみた。




バリキャップの逆バイアス電圧-発振周波数グラフから大体280MHzから300MHzぐらいが
発振されるはずだ。
スイープ周期も1秒間に7回ぐらいと低目だ。




果たして思うとおりにスイープ発振してくれるだろうか?
それはやってみなくっちゃわからない・・・・・・



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